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テーマ:今日のニュース(1443)
カテゴリ:社会問題
スタ☆メンで「無党派ブーム」に突っ込みを入れていました。
都知事選だけがやけに取りざたされている統一地方選。 劇場型選挙が定着してしまったような感じがします。 石原慎太郎現都知事は3選を目指して,自民党の推薦を受けずに支援だけを要請しました。 浅野史郎前宮城県知事は民主,社民両党の推薦を受けずに支援だけを要請しました。 しかし政党の支援を受けつつも,表立って看板は掲げないそうです。 こうした隠れてこそこそ行動する態度を今回,丸山和也弁護士が批判しています。 無党派は党に関係なく立候補個人の意見に賛同する無党派層に訴えるために政党の支持をあえて受けません。 政党の推薦を受けると,政党の意思決定に縛られるという負のイメージがついてまわります。 本来,政党はまとまらない個人の意見をある程度代表させて円滑な議会運営を行うためのものではないのかなと思います。 しかし選挙のための資金集め,議会での発言権の獲得,票集めのためだけに政党の支持を受けるならば,本来の政党に属することの意義とかけ離れそうです。 政党も,自らの政策マニフェストを主張し切れていないかもしれません。 むしろ裏金や事務所費をはじめとする議員優遇の問題など政党の負のイメージが表に出てきています。 一方の無党派は,政策よりも個人の人気に影響されるところがあるので,政策と政策との戦いにはなりにくそうです。 またスタジオで出た意見として,無党派はどの政党にも属さないメリットを主張する点で共通していて,ひとつの政党のようになってしまっているという面もありそうです。 そこに無党派であればよいというような風潮が一人歩きしてしまっていないか。 有権者は短い期間で立候補者の主張を比べて,投票しなければならないことを考えると,単なる人気取りだけではなく,将来その地域をどうしたいかという具体的な政策を掲げて選挙に臨んで欲しいと思います。 日本の国民からすればむしろ,いつもの選挙と一緒でどうせ変わらないといった諦めにも似た感情のほうが大きいのかな。 僕は消去法で投票するにしても,立候補者に将来の行く末を希望をもって託していかなきゃと思っています。 ブログランキングに参加中。 毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.12 13:52:40
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