|
テーマ:生き方上手(664)
カテゴリ:クスリ・自己啓発
斎藤茂太(1995):「肯定的人生観のすすめ」KKベストセラーズ. 本書の最後には,若々しく生きるために心がけたいことが列挙されています。 世の中には幸福も不幸もない,幸福だと感じた人が幸福なのだ 1.何事に対しても旺盛な好奇心をもつこと 歳をとればとるほど,経験から結果が予想されて,なかなか好奇心を抱くことができなくなりがちだ。 好奇心こそが,いつまでも何事に対しても挑戦して前進するためのエネルギーだ。 2.できるだけ多くの人と積極的に付き合うこと ことに自分と異なる世代との付き合い,異性との付き合いを忘れないこと。 これは孤独にならないことを心がけることでもある。 3.新鮮な感動を得るような体験を得ること これは好奇心とも関連するが,常に新たなことを体験しようという意欲とともに,感動できるみずみずしい感受性を持ち続けたいものだ。 ただ感動をもつのではなく,積極的に自分の手で作り出し,自己暗示をかけることも大切である。 4.遊びや趣味をもつこと 仕事はしなければなrないことだが,遊びは好きでするものだ。 好きでやることがたくさんあるほど,人生は豊かになる。 5.いつもユーモアを心がけること ユーモアは,人間関係をよくしてくれる。 しかも,深刻になりがちな自分の気分もほぐしてくれる。 さらに,その場に応じたジョークを言おうとすれば,脳細胞を活発に働かせなければならない。 6.オシャレを心がける ベストドレッサーである条件は,勇気,積極性,判断力,適応性,バランス感覚,そしていい意味での自己顕示性である。 自分の服装に関心がなくなったら要注意だ。 適度な緊張があってはじめて,外向きの自分を演出することができる。 それは当然外の世界に対する関心と通じるものだ。 自分の服装に関心がなくなっているときというのは,外の世界に対しても無関心になっている時だ。 7.色気をもつこと いつまでも異性にもてたいという気持ちは持ち続けたいものだ。 もちろん,その気持ちが過剰になっても困るが,もてたいという気持ちは,自分の気持ちに張りをもたせ,また時にやせ我慢であっても無理しても,自分のいい面を出そうとするものである。 この色気がなくなったら,いわゆるオジン,オバンということになりかねない。 8.思いついたら,とりあえず始めてみる 思いつきをすぐに実行できるということは意欲的だということだ。 何かをやりたいと思っても,すぐにマイナス面ばかりあげて実行に移さなければ,いつまでたっても何もできない。 とにかく,こだわらずに始めてみることである。 9.変化のある生活を心がける マンネリに陥ると,気分的にも落ち込みやすい。 好奇心をもつこと,感動を求めることとも関連するが,意図的に変化をつけて,メリハリのある生活を心がけることが大切である。 10.適度なストレスを楽しむ ストレスから逃げるというよりも,ストレス自体を楽しむくらいの心の余裕をもつことである。 適度なストレスは,活力のもとになる。 ---------------------- 表題の幸福に関する文章はシェークスピアの言葉です。 人の一生はせいぜい100年です。 どうせ生きるなら人生を否定的にとらえるより,肯定的に。 不幸だと感じながら生きるより,つねに幸福を感じながら生きたいです。 だれもが望んでいることかもしれないですが,自分だけが不幸だと感じてしまう人が多いです。 現代社会には情報があふれて,ただでさえストレスの量が増えています。 それらをすべて真正面から受け止めていては身がもたないかも。 他人と競争する機会が多いと,他人に愚痴もこぼせなくなるかも。 どうやってやり過ごしたり,自分なりに受け止めるかが重要なのかもしれません。 仕事は仕事としてやりがい,生きがいをもたらしてくれます。 そのほかに時間は限られているのだということを意識しつつ,興味があるものにとりえず手を出してみればそれだけで人生は豊かになる。 幸福を感じる心のアンテナをみながもてますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|