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カテゴリ:音楽・テレビ・映画・小説
台湾の歴史教科書があまりないなかで貴重な資料です。 特に先史時代や日本統治時代の台湾が置かれた状況については戒厳令の影響もあって活字にされることは少なかったようです。 このことが歴史認識や歴史研究の遅れにつながっています。 日本語については戦前は台湾研究が充実していましたが,戦後中華民国になってからは日本語での研究蓄積が少なくなってしまします。 中国語で教育を受けても,日本語ができなければ歴史研究ができません。 といっても歴史的経緯から日本語が学べる学科がある国立大学は少ないそうです。 そのために日本の大学で日本語の語学留学に来て,日本語を学ぶと同時に台湾の歴史研究を進めるケースが多いようです。 筆者の文章の書きっぷりはかなり感情的です。 史実をそのまま書き綴るわけではなく,筆者自身の歴史認識が如実に反映されています。 筆者自身の台湾人であるというアイデンティティを踏まえて読む必要があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.09.02 15:58:33
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