| | 高知を舞台に、余命わずかな少女の夢をかなえようと奮闘する人々の物語を溝端淳平主演で綴る。元恋人の香織の妹・さくらが難病を患っていることを知った新平。さくらと5年前に交わした“よさこいを一緒に踊る”約束を果たそうとするが……。
【ストーリー】
プロカメラマンを夢見て上京した新平(溝端淳平)は、久しぶりに故郷・高知へ戻ったとき、元恋人の香織(木南晴夏)の妹・さくら(大森絢音)が難病を患っていることを知る。さくらを支えているのは、5年前に新平と交わした「一緒に踊る」という約束。毎年8月に行われている躍動感溢れる本場よさこい祭り、真っ青な空に纏を舞わせる新平の勇姿を、さくらはずっと覚えていた。「最後の夏になってもいい、わたし、踊りたい」と香織は、親友の司(五十嵐隼士)らを巻き込み、解散していた伝説のチーム「いちむじん(高知の方言で一生懸命の意)」の再結成に走り出す。だが、カメラマンになる夢をあきらめかけていた新平に、プロ登竜門である賞を受賞したという連絡が届く。受賞式は、祭りの日。少女との約束か、自分の夢か。大舞台は、すぐそこまでやってきていた・・・。
【解説】
主人公の新平を熱演したのは、映画、ドラマ、舞台、CFなどで幅広く活動する溝端淳平。妹のために夢を封印する香織に、『20世紀少年』三部作の出演が話題となった木南晴夏。ふたりの親友・司に、ドラマ・映画『ROOKIES』の五十嵐隼士。今、最も注目されている若手俳優三人の共演は、早くも話題となっている。小児がんの一種・MRTKという難病を患う実在の少女をモデルにしたさくらには、『アマルフィ 女神の報酬』の天才子役、大森絢音が挑戦。他に、藤原竜也、DAIGO、高嶋政宏、宮崎美子、高島礼子ら、豪華共演陣が作品に深みを与えている。また、高知の美しい大自然の中でのロケーションや、クライマックスの演舞のシーンは圧巻!心を震わせる。一生懸命に夢を駆ける若者たちと少女の感動物語が、わたしたちに元気と笑顔を与えてくれる! |
実話が元になっているそうです。
ストーリーはかなりわかりやすく構成されています。
個人的には高知のロケ地選びがおもしろかったです。
踊り子探しのために旧友を訪ねに行きますが,高知の主だった職場へ出かけたり,練習するときに鏡川のそばに集まったり。
ひろめ市場や高知城なども当然出てきます。
桂浜での練習もありました。
お遍路で訪れるお寺は青龍寺でした。
さくらちゃんが入院する土佐中央病院は桂浜にある坂本竜馬記念館でした。
相当海際にあったのに中央病院という名前だったのが不自然な気がしましたが。
高知の魅力を伝えることもこの映画の目的の一つなのかと感じました。
この映画のロケ地めぐりのプランも企画されていました。
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