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藻緯羅@ Re:焼き菓子(12/25) 教え子からの声かけは、教師冥利。
2015.06.23
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
八八の寺院を巡るあり方を決定づけた僧侶の案内記、貧困・病気・差別に苦しめられた巡礼者たちの記録、新聞記者による遍路道中記、バスや鉄道の登場がもたらした遍路道の変貌ー。本書は、近世以降の史料を掘り起こし、伝説と史実がないまぜになった四国遍路の実態を明らかにする。千数百キロの行程を歩く巡礼者と、彼らと相対し、お接待文化を育んだ地域住民。歩くだけでは見えてこない歴史の真実を浮かび上がらせる。

【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 巡礼とは/第1章 起源を探る/第2章 江戸時代の四国遍路/第3章 近代の巡礼者たち/第4章 貧困、差別、行き倒れ/第5章 近代化への道/終章 レジャー化する四国遍路

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
森正人(モリマサト)
1975年(昭和50)香川県生まれ。2003年関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了、関西学院大学博士(地理学)。三重大学助教授を経て、07年より同大学准教授。専門は文化地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



文化地理学者のこれまでの研究を新書にしたものです.
昨年,弘法大師が四国八十八カ所霊場を開創して1200年といわれ,メディアがこぞって四国遍路を特集しました.
しかし,あとがきにもあるように,四国遍路は空海が開創したという説は疑わしいといいます.
いつできたか,そもそも仏教や真言宗の巡礼とは呼び難い.
四国の人々にいつも温かく迎え入れたわけでもなく,政治的思惑の片棒を担いだこともありました.

四国遍路は,その時々の時代性を反映しつつ,過去,特に江戸時代以降の歴史的要素も踏まえながら,そのあり方をさまざまに変えてきたといえます.
それは四国遍路だけではなく,歴史性を帯びたものは少なからずそうした側面をもっているのではないかと思います.
したがって,現在の四国遍路がどう描かれているかできるだけ客観的に描き出すことが本質をとらえるうえでは重要だと感じます.





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最終更新日  2015.06.23 00:11:59
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