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藻緯羅@ Re:焼き菓子(12/25) 教え子からの声かけは、教師冥利。
2015.07.05
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
明治から大正にかけ、一攫千金を夢みて遙か南の島々へ渡る日本人がいた。狙う獲物はアホウドリ。その羽毛が欧州諸国に高値で売れるのだ。密猟をかさね、鳥を絶滅の危機に追い込みながら、巨万の富を築く海千山千の男たち。南洋進出を目論む海軍や資本家らの思惑も絡んで「帝国」日本の拡大が始まる。知られざる日本近代史。

【目次】(「BOOK」データベースより)
プロローグ 絶海の無人島に、なぜ、日本人は進出したのか/第1章 アホウドリを追ってー「海の時代」の到来/第2章 鳥類輸出大国「帝国」日本と無人島獲得競争/第3章 糞を求めるアメリカ人・鳥を求める日本人/第4章 アホウドリからリン鉱へー肥料・マッチ・兵器の原料を求めて

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
平岡昭利(ヒラオカアキトシ)
1949年広島県呉市に生まれる。1978年関西大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、下関市立大学経済学部教授。専攻は人文地理学・歴史地理学(文学博士)。著書『アホウドリと「帝国」日本の拡大ー南洋の島々への進出から侵略へ』(明石書店、日本地理学会賞・人文地理学会賞・地理空間学会賞を受賞)、『離島研究1~4』(編著。海青社、3が地理空間学会賞を受賞)、『地図で読み解く日本の地域変貌』(編著、海青社、地理空間学会賞を受賞)、『地図でみる佐世保』(編著、芸文堂、親和銀行ふるさと振興基金を受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



データ入手が困難な事象を新聞記事や統計資料,個人史などを洗い出して検証しています。
アホウドリに一攫千金を狙った日本人たちの行動と帝国日本の南洋進出との関連性が描き出されています。
実際の国家領域は,当時の複雑な当事者間の行動と利害によって既成事実化していくものであることがわかりました。
そこには山師的な人間の強欲が目立っており,世間の目や時には政府の目も欺く形で私腹を肥やす姿がありました。

現在の島嶼は漁業水域が生ずる場所として,防衛拠点として,国境を接する国同士で領有権の主張がなされる場所になっています。
かつてどのような経緯でこれらの島々が誰によって利用されてきたのか,その史実を踏まえれば,島の領有における考え方も少し変わってきそうな気がします。





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最終更新日  2015.07.06 00:32:45
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