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カテゴリ:学校
今年度の読み聞かせラストは見学でした。 読み聞かせは2年目に入り,違うメンバーとご一緒しましたが,とても風通しがよくお世話になりました。 しかし,自分は練習日に参加できずにそもそも練習したり相談する機会が限られていました。 選書では引き続き悩む場面が多く,正直途中で投げ出したくなりましたが,メンバーの皆さんのフォローのおかげで何とか読むに値する本を見つけるところまでいきました。 本当に現メンバーとご一緒できてよかったです。 1年の振り返りでは反応のズレの話をしました。 自分がいい本だと思って期待する反応を予想して読んでみたら,意外な反応が返ってくることが多かったからです。 意外に盛り上がることもあれば,予想外の反応を示すこともあったり,静かに聞いている様子だったりさまざまです。 この反応のずれは,子どもの受け取り方の違いをきっと反映していると思います。 そして,自分が読んでいる最中に感じたことと,見学者が反省会で述べてくれる反応とが違うこともしばしば。 そうやって第三者の視点からのよい反応をいただいて初めて読んでよかったと感じることができます。 読んでいる最中はモヤモヤした感じが残るし,反省会の後も同様の感覚が若干残ります。 であれば子どもたちが本心では何を感じているのかはわかりません。 そうやって大成功という明確な目標がなく,試行錯誤することの繰り返しが読み聞かせの難しいところでもあり醍醐味でもあるのかなと。 この読み手と聞き手と第三者の感じ方のずれを楽しむぐらいの感覚でこれからも自分の価値観を揺さぶられる体験を続けていくことが大事かと思いました。 以上のような話を前の晩なんとなく考えて当日しゃべりましたが,意図がちゃんと伝わったでしょうか。 これに対する感想は聞いていないので,本当のところ分かりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.17 00:00:12
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