回想録 12.Lübeck(リューベック)→Hamburug(ハンブルグ) story(3961)2015.9.11
徒然の記 旅装・・最近山へ出かける時も長袖を着るようにしている。いや昔は粋がって半ズボンと半袖のシャツで通したが。理由は草むらにいるであろう害虫から身を守るためである。まぁ清潔感もあろうと言うものである。今回の旅でポーランドでは、長袖のrunnningシャツ(襟有り)の上に半袖のシャツを着ていた。その服装の状態でドイツの旅を続けたが7月に入った時点で半袖1枚と軽装化。
後で気づいたがこのように肌を沢山出す服装では汗が目立ちレストラン側としては嫌がるようである。冷遇の憂き目にもあう。少なくとも襟有りのlongシャツを羽織るなどして肌を露出しない服装か、半袖でも襟ありという準フォーマルなスタイルで臨むべきではなかったと。肌寒い北欧では特にこれをkeepすべきであった。
途中お腹を壊す事態もひょっとして半袖シャツ一枚で通したことが原因ではないかと。「フォーマルスタイルでレストラン」というように考えるようになったのはベルギー以西である。すこし気づくのが遅れた。
ただ洗濯物はロングのシャツ1枚が減り随分と楽になったが。
本文
ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅 回想録 12.Lübeck(リューベック)→Hamburug(ハンブルグ)
12_1 (mon) 29 Jun Lübeck(リューベック)からNeritz(ネリッツ)まで
スーパーが7時から開くというので7時前にHostelを出発。しかし件のスーパーは8時open。宿屋を信じて前の晩は食料品をgetしていないのである。玄関前で待ってもよいが1時間のロスは大きい。先に進むことにした。次に狙ったスーパーはなんと10:30open。話にならない。リューベック駅の近くにスーパーがあった。ここは7時openである。しこたま買い込んだので一気にリュックが重たくなったがライフラインを担いでいると思えば大したことはない。
75号線を西に向かうが途中川岸に下りてBad Oldesloe(バートオルデスロー)という観光都市へ向かう。町の中心はリューベックと同じように小さな島となっていて、旧市街を形成している。
月曜日の15時。通りはごったがえしている。若者グループは通路に並んだテーブルを囲みビールで気勢を上げたりしながらリュック姿の小生をいち早く凝視した。こちらもテント場まではまだ数キロもあるためコーラーを注文し道行く人を観察することにした。実に皆楽しそうである。「午後の紅茶」timeはゆっくりと流れていく。
予定地Neritz(ネリッツ)には、Google Mapによるとスーパーがある筈。大いに期待をしたのであるが、寂しい街道筋の一軒屋で、リンゴ農家が営むトタン屋根の雑貨店であった。家族で経営しているようで18時の店仕舞いをしている所であった。事情を説明しパン、サラミ、リンゴなど暗い店の中を駆けずり回りめぼしい食料品をget。レジで会計するついでに、
テントを張らせていただけないであろうかと持ちかけてみた。広いりんご農地に隣接する店なるが故のお願いである。
買物をした効果もあり快諾を得てりんご園の中にテントを張る。ついでに地元産のビール一本も仕入れる。サラミのラベルには怪しげな動物の絵が。翻訳すると「野生イノシシ、野生の鹿」の肉を使ったサラミであると。食事の度に3cmくらいを食していく。(下痢症状が4日も続いたのはおそらくこれが原因であろう。)
12_2(tue) 30 Jun Neritz(ネリッツ)からHamburug(ハンブルグ)
ドイツ最大の港湾都市に入った。胸躍るではないか。多少サラミ肉で腹を壊しているとはいえそれを上回る感動が込み上げてくる。エルベ川河口から東へ100kmも内陸を遡上した場所に港が開けている。クイーンエリザベス号は西から東へ入港。多数の運河や川の支流、波止場、Außenalster(外アルスター湖)がエルベ川に注ぐといったように、さながら水の都でありリゾート土地である。
12_3(wed) 1 Jul Hamburug(ハンブルグ)にて
この町の印象は、肉体労働者が多く働く町と映った。いままでのどの町よりも。教会修理工、道路工事作業員、港湾関連作業者、エルプ・フィルハーモニー建設にかかわる労働者、橋の付け替え工などが多く、もうあらゆる労働者のオンパレードである。昼からビールを飲んでいる人を見るよりづっと気持ちがよい。あぁドイツってこういう人々が担っているのだなぁと感心。ビジネス街は逆に男女が夏でもスーツを着こなして鼻高々に通り過ぎる。背の低い日本人のひがみでもあるが格好よすぎる。
12.Lübeck(リューベック)からHamburug(ハンブルグ)までのmap
77kmを1泊2日で。途中の泊はテント泊。
Hamburug(ハンブルグ)・サンクト・パウリ桟橋
(wed) 1 Jul 9:27
右側の波踊るような外観のビルがA埠頭に建設中のElbphilharmonie Hamburg ( 略称Elphi)
(エルプ・フィルハーモニー・ハンブルク)
音響設計は、ポーランド・Katowice(カトヴィツエ)同様、永田音響設計。
ハンブルグ・St.Michaeliskriche(聖ミヒャエル教会)
(wed) 1 Jul 9:57
ハンブルク港のレンガ造りの建物
(wed) 1 Jul 19:43
St. Pauli Elbtunnelなど長い建物の端にある。
右側の丸いドームは対岸との地下通路の出入り口 100年も前から地下通路はあった。
Photo:(tue) 30 Jun Neritz(ネリッツ)のリンゴ園からの眺め
(mon) 29 Jun 21:29
Photo:Neritz(ネリッツ)の朝靄
(tue) 30 Jun
Photo:ハンブルグ:Außenalster(外アルスター湖)
(tue) 30 Jun17:04
Photo:Binnenalster(内アルスター湖)
(tue) 30 Jun17:38
Photo:サンクト・パウリ桟橋へ向かう
(wed) 1 Jul 8:30
ユンクフェルシュテイン通り
Photo:聖ミヒャエル教会の尖塔より市街地眺望(アニメーション) ここをクリック
(wed) 1 Jul 10:51