カテゴリ:ジョグ&スケッチ
マグノリアの園_story(4162)2016.3.31 4/1(金)は花見のため1日中外ですので1日早くupします。毎日少しづつお読みください。
3.27(日) 京王多摩川駅北口前にある「京王フローラルガーデン アンジュ」開園14周年記念無料感謝祭に寄ってきた。新聞でマグノリア(モクレン、コブシなどの花木の総称)が満開であるという記事を読んでいたので、府中から西大島へいく途中、寄り道をした次第だ。この「京王フローラルガーデン アンジュ」、我々古い人間には、「京王百花園」のほうが覚えがよいが、「京王百草園駅」と紛らわしいため2002.3のリニューアルのときに洋式名に改名したようだ。園内はすっかり洋風のカタカナ名の植物ばかりで頭がクラクラする。なんとモクレンも30種類と多く、200本くらいが植わっている。3月の早咲きから5月の遅咲きかけていろんなマグノリアを楽しめる。一回500円であるが年間パスは2000円と安い。 ・マグノリア サヨラナ (Magnolia 'Sayonara')・・開花期 3月下旬~4月クリームホワイトの花を咲かせる品種。花は白く丸みを帯び、花弁の基部から淡くピンク色を帯びる。香りはハクモクレンよりも強い。多くのマグノリアの交配種を作り出した米国人ドッド・グレイシャム氏の代表作。1990年王立園芸協会から賞を贈られている。 絵の左上は、 ・M バレリーナ(Magnolia x loebneri 'Ballerina')・・開花期 3月下旬~4月コブシとシデコブシの交配種。多弁咲きで、咲き始めは淡桃色だが、次第に白色へと変わる。 この他に多種類のマグノレアが植わっていた。 ・M ワダスメモリ(Magnolia 'Memory')・・開花期 4月 コブシとタムシバ(コブシの近縁種)の自然交配種とされる。花はコブシに似るが、樹形はコブシのように樹冠が大きく張らず、幹が直立し円錐形に整っている。 ・M ウォーターリリー(Magnolia stellata 'Waterlily')・・開花期 3月下旬~4月シデコブシ(淡い紅色のコブシで希少な花木)の園芸品種。シデコブシに似た花が咲き、芳香がある。 ・M キンジュ 開花期 4月下旬~5月中旬 中村隆之氏により作出された日本初の黄花種。キモクレン(マグノリア"アクミナータ")の実生から生まれた遅咲きの品種。 ・M イエローバード 開花期 4月 キモクレン(マグノリア"アクミナータ")の交配種。黄色が鮮やかで、花びらが開ききる花姿が特徴。花の開花と同時に葉が展開する。 園内にはゆるキャラがいっぱい。調布のご当地キャラ「芝崎さきちゃん」もバースデーパティーということで来ていた。子供たちだけではなくお大人にも抱きつかれており圧倒的な人気。 調布のゆるキャラ・・いまや全国区だという。追いかけしている人もいるようである。 記事一覧 徒然の記1 輪廻転生と孫 徒然の記2 東高円寺までの40km run 徒然の記3 キャベツの芯 徒然の記4 フラジャイル 後日編 徒然の記5 東京マラソン新コース 徒然の記6 My Mapの作成・・OSM(Open Street Map)による道のトレース 徒然の記7 カミさんとの会話 徒然の記1 輪廻転生と孫 チベット仏教のリーダー ダライ・ラマの後継者は血縁や選挙ではなく、代々、輪廻転生を信じて選ばれるという。すなわち先代が亡くなると国内で生まれた赤ん坊のなかから生前のダライ・ラマのクセや発言を参考にして、生まれ変わった先を見つけるのだという。肉体は滅ぶが、魂は永遠という考え方である。孫を見ていてハタと気づいた。 3/11生まれの1歳の孫が3週間いて、帰っていった。 この間目覚ましい成長を遂げた。漸く歩けた姿はエリマキトカゲ。倒れるか倒れないかのぎりぎりの線で、寝床から駆け出してきた。 輪廻転生を信じるなら前世は3つ星和食レトランのシェフであったろうか。台所に置いてあった4Lもある焼酎の瓶2本をいつくしむように抱いていたのだ。倒したり抱いたりと余念がない。しかも棚にあったカツオダシの顆粒の容器を振ってはそのさらさら感を楽しんでいる。 台所がとにかく好きである。試しに昼の支度もその一部始終を説明しながら見せた。キャベツの切り方が”甘い”と文句を言っているように見えた。お喋りはまだできないのでもどかしいのだが、全部を、本当に全部をわかっているのではないかと。 おそらく人間、0(ゼロ)から生まれるのではなく、なにかのバイアス(初期値)を持って生まれてきているのではないか。人によって当然差があるが前世からの魂、あるいは贈り物。 野生動物など”育児本がないにのに”ちゃんと子育てができる。DNAと言ってしまえばそれまでだが、人間よりも前世を引き継ぐバイアス(或いは魂、贈り物)が多いのではないかと。こう考えていくと謎がとけていくのではないか。 さて、ピアノのチューナーが別室に隠してあった。それを目ざとく見つけ触り出した。手のひらに合う大きさ。電源スイッチを器用にも覚えon,offしながらリズムを取って遊んでいる。指に相当の力が入るらしい。 下図は、台所に緊急に柵を設けたが、それを突き破る勢いで体当たりしている図である。 徒然の記2 東高円寺までの40km run 孫が東高円寺の官舎に戻るという。柵などを含み山のような荷物を車に積むため小生の座る席は無いという。荷物の運び入れに人手がいるかもしれない。そこで一案を講じた。運び入れ要員としてのrunning! 自宅から40km。朝8時に走り出せば14:00には到着予定。荷物部隊がまだ到着していない場合は公園で待つことにした。 なんとこのコース、家族のゆかりの土地を随分と通る。 南大沢→分倍河原→旧甲州街道→府中の森芸術劇場→人見街道→東京外大→野川公園→東八道路→再び人見街道→三鷹市牟礼→久我山→井の頭通り→五日市通り→青梅街道と。 郊外の主要街道を総なめである。府中の森芸術劇場など毎週オケの練習で通っている所である。牟礼はカミさんの学生時代の下宿先。五日市通りは、善福寺川と交差し、緑地公園があり桜が期待できる。ここは浪人時代の下宿先。 引っ越し名義のrunningも、当方からしてみればノスタルジーのrunningであった。 おやつ用にコンビニで時間を食っている間に、赤ちゃん付きの荷物部隊は到着をしていたようである。予定よりも2時間もはやい到着に面食らった。こちらが遅刻しているありさま。荷物の運び込みは佳境。遅れじとこちらもハッスル。赤ん坊はお眠り。 いろいろ手伝って帰り際。娘曰く「お父さん ジャージのままで帰るの? 丸の内線ではそういう人いない!」とのたまう。明るい黄緑色のウィンドブレーカーを羽織って帰宅。 カミさんはここでベビシッター代わりに一泊。この赤ん坊、シティーボーイのような感じで育てるようだ。ファッショナブルである。 徒然の記3 キャベツの芯 週一回の割で、キャベツの芯を抜き取る。大玉でも葉っぱ28枚くらいなので、2人で丁度キャベツ1玉を1週間で平らげる勘定だ。 まず生協から届くキャベツを裏返す。最初の葉っぱ2枚は乾燥を防ぐための蓋の役割をするので取っておく。残りの玉の芯を、出刃包丁で5角錘でくり抜くのだ。この儀式は火曜日の朝に行う。 最高に熟練を要する技術。5角錐に切り取ることをイメージして、包丁を斜めに立てる。ブスっと。72°毎にこれを5回繰り返すと、芯が抜ける。穴ぼこにはチッシュを水に浸して詰め込んでおく。3人の場合は3枚分を剥がして、それを千切りにして、中央に切り込みを入れ、食べやすくする。 これをかれこれを6年間は続けているだろうか。多種多様の健康法があるなか、食事の前の”キャベツ葉”はたしかにお腹にはよさそうである。 徒然の記4 フラジャイル 後日編 フラジャイルに後日編がある。「フラジャイル」そのものについては3/25のblog参照。病理医 岸京一郎のもとでこき使われていた検査技師 森井久志(演:野村周平)がなかなか機敏な行動を見せており興味深かった。医学部を密かに目指していたが、人助けがしたかったのだと悟り再び天才・病理医 岸京一郎のもとに戻るというストーリーであった。 この野村周平が、先日公開になった映画「ちはやふる -上の句-]百人一首を競う、高校部活で広瀬すず、真剣佑らと出ていいる。なかなかの演技派である。 この映画、撮影場所に府中市が随所に出てきて面白い。分梅町にある八雲神社など。他に相模原市にある相模女子高校はカルタの名門校であるが、その場所も出てきたりとなかなかおもしろい。 4月下旬に公開される第2部の[ちはやふる -下の句-]が楽しみである。府中と百人一首が好きな人、必見の映画。 徒然の記5 Violin-Viola Duo2016.3.28 2ヶ月に一回の割りでDuoをやってきたが長旅に伴う練習不足のあおりでなかなか開けなかったものを1月からは精力的に行うようになった。今年の2回目。 今回は盛りだくさん。ブラームスやチャイコの歌曲と・モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 K.364 終楽章の後半を仕上げ、足掛け2年かかったモーツァルトのDuo協奏曲がやっと満了した。 縦線が合ったり、リズムを刻む箇所以外は、双方違うリズムで時が進んでいくためどこかでずれが生じるとややこしいことが起こる。ただこれも何度も合わせよく相手を聞くようにしているとタイミングが分かってくるので面白い。 オケでも相当ゆっくり場合によって1音ずつ合わせていくなどの練習方法をとることがあるが、それと同じである。 今後は、本当の2重奏(ヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲 ト長調 K423、変ロ長調 K424 )などにチャレンジしていく。 徒然の記5 東京マラソン新コース 29日ビッグニュースが舞い込んできた。 なんと東京ビッグサイトゴールが東京駅丸の内側に代わるという。加えて、両国など江戸風景満喫できるコースになるのだという。来年は落ちたときのリベンジマラソンも、当たっての正式マラソンも新コース。これはえらいことになった。 徒然の記6 My Mapの作成・・OSM(Open Street Map)による道のトレース My Mapの作成は、漸くリスボン(Lisboa)に到着した。ポルトガルの道は20泊となっている。大半がアルベルゲのない町で、消防署泊まりか野宿である。大丈夫? 困ったことが起こった。「Amazon co.uk(イギリス・アマゾン)」から英語のガイドbookを取り寄せたり、kindle版をダウンロードしようとしても、日本には送れないというメッセージが返ってくる。 例えば、「北の道」に関してCicerone社のガイドブック 「Walk the Northern Caminos with a Cicerone guide」をkindle版で買おうとすると、著作権の制約のため買えないというだ。 「this title is not available for you. Due to copyright restrictions,the Kindle title you're trying to purchase is not available in your coutry,Japan」 どうしても欲しい! さて。 徒然の記7 カミさんとの会話 僕を外で知る人たちは、皆がお喋りという。よって家でも喋りっぱなしではないかと。 いえいえ、さにあらず。朝の会話を翻案しながら記載する。ほとんど無音なのである。つまりよその人がみたらお通やの帰りではないかと。 朝食に眠たげのカミさんが起き出してくる。 卓上の準備物にさっと一瞥。このとき、スプーン。フォーク。ヨーグルト・・などの員数を確認しているのだ。一つでも足りないものがあるとすかさず「○○が無いわね。」と言うが、今朝は無時通過。 カミさん・・「城山の紅葉ホールのピアノは世界三大ピアノの一つ、べヒシュタインbechsteinなのよ。貴男に言ってみても始まらないし。因みに3大ピアノメーカーってスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイなの。さらにショパンが愛用した仏プレイエル製のはワルシャのショパン博物館に展示してあるの。世界にはいろいろなピアノがあるのよ。このベヒシュタインのピアノを弾きたくて予約を取ったらとれっちゃったの。誰か一緒に弾かないこと!と方々へメールしたら一人だけひかかったわ。」 「」は無言。小生の想像。 小生・・・「camino portugués 「巡礼路・ポルトガルの道」のMyMapを作っているのだ。まぁ遅々と進まないがやっとLisboa(リスボン)に到着したよ。昨日はSantarém(サンタレム)とAzambuja(アザンブジャ)の間のルートに、8km何もない畑道が続く場所がある。途中T字路などのランドマークが全くない区間なのだ。さて1.75cm 200m (1/11400)の縮写でMy Mapを作ってると日が暮れる。ここは1.75cm 1km(1/57,000)で作ろうと思う。」 この「」も無言。 カミさん・・「さて弾く曲は? ショパンやベートヴェンなど。いっぱい手提げで持って行こう。楽しみだわ。」 「」は無言。想像。 小生・・・「続いてリスボンからの南下ルートはGoogle Mapから歩行或いは自転車の最短ルート検索を使おう。目的地までは特急ルートとなる。ここではOSM(open street map)で自転車道を参考にしできる限り幹線ルートは避けたい。 この「」も無言。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このようにお互い無言のうちに食事が進んでいく。濃いコーヒはカミさんがすする。さ湯のように薄いコーヒは小生がすする。おたがいポロポロとパンクズを落としながらも干渉はしないのだ。床に落ちたパンクズを拾ったりと。 小生ちらりと相手のSpeedをチェック。パンを食べ終わったようである。油断をした。さきほどは1/3ほど残っていたのに。 急いで残りのパンを口に放り込みコーヒーを流し込んでリンゴに移る。食事の支度中に半分は食べているので相手4個、こちら2個。しめしめ。 と無言の朝食が終わりほぼ同時に「ごちそうさま。」という時間経過。こととも音がしない。 朝刊の1ページに踊っているタイトルなどを話題にすることが時々あるが、お互い趣味の世界に浸りきっている。あぁ、神様! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Mar 31, 2016 05:59:10 PM
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