厳しい"暑熱順化"、UDフォント_ story (4406)2019.8.10After the fall (the fall="one of 24 seasons", August 8th in this year), it is still continuing summer heat and tropical nights. I am a lack of sleep.
Open all windows of downstairs and let cool before putting in the cooler.
During the day, I am with towel wrapped around my neck including about 3 or 4 cold insulation agents.It has the effect of reducing the perceived temperature by a few degrees
When the breakfast is over, it is a garden work while it is cool. Align the height of the shrubs and improve ventilation.
立秋(2019年は8月8日)を過ぎ、早や残暑の季節になった。猛暑が続き連日の熱帯夜で寝不足気味である。クーラーを入れる前に階下の窓は全部開け放ち涼をいれる。
日中は保冷剤を3つほど入れたタオルを首に巻いて生活しているが、これは体温が2,3℃低くなる感じで涼しい。朝餉が終われば涼しいうちに庭仕事である。灌木の高さを揃え、風通しをよくしよう。
■今週の2枚
Jeju coast(済州島 中文海水浴場、中文観光団地 2019.7.23)
数多くのサーファーが砂浜に群れている。100段くらいの階段を下りて行くと浜辺にでる。
Hyatt Hotel 中庭からの景色。20mの断崖の上。柱状節理の岩肌がこの一帯に続く。ここは火山の島である。
目次
徒然の記その1 蜂 その後
徒然の記その2 暑熱順化-吉祥寺まで33km run
徒然の記その3 善福寺公園→吉祥寺
徒然の記その4 滝川クリステル
徒然の記その5 漢字検定のような小説「葬送」
徒然の記その6 文字フォント「UD」ー山追令さ
徒然の記その1 蜂 その後 2019.8.4(日)
■顔の腫れは4,5日で収まったがその猛烈なことと言ったらない。刺された場所を中心として腫れあがり、左右対称であるべき顔の左半分が、木枠に押し当てて型を取ったように四角くく張りが出てしまった。このまま皮膚組織が定着してしまうと、顔の輪郭が変わってしまうかもしれないという恐怖に苛(さいな)まれた。人は「日に当ててはいけない。蟄居すべきだ。」「二度目の蜂が危ない。外出すべきではない。」 口さがない。
日曜日に再度巣をみてみた。あろうことか、一匹がどこからか帰ってきていて、慈しむように、誰も棲んでいない巣を舐めるようにしてチェックしている。まだ残っている蛹を探しているのであろうか。さっそくカミさんに「注意!」というメールを送っておいた。
駅に迎えに来た風体は「バスタオルを被ったまま」のドライバーとなって現れた。「貴方も被りなさい。」とバスタオルを被せられる。家に着くとちゃんとその蜂は同じような動作をしながら巣から離れようとはしない。金曜日の午前中にスプレーをしたのであるが、タイミングが悪かったのではないかと。朝方は、出かけている蜂がいて難を逃れたのではないかと。夕刻の一家団欒のタイミングでスプレーをすべきではなかったとか。
夕刻、車を動かし、その巣の撤収にかかった。netでは専門業者の出番であるという。また友も役場の人にやってもらえと警告を発するが、10cm玉のアシナガバチの巣なので、大丈夫だろうと。長そで長ズボンという万全の態勢である。高枝専用の剪定ばさみでそれを落としビニールに包み込んだ。家に持ち帰ろうとしたら、蜂が出てくる可能性がある。というので玄関先に置いておくことにしてゴミ出しの日に片付けた。
この蜂騒動と似たような事件が3年前にも起こっている。ヨーロッパ長旅の10日ほど前の2016.7.28(木)16:30に事件が起きた。傑作なのがカミさんの保護者ぶり。小生を皮膚医院まで急行同行しているのだ。似ているシチュエーションで笑ってしまう。
https://plaza.rakuten.co.jp/turbo717/diary/201608050000/ 第4項目の「蜂の襲撃」がそれに当たる。
徒然の記その2 暑熱順化-吉祥寺まで33km run 2019.8.7(水)
■旧サラ文有志による夏の納涼大会をやろうと、「吉祥寺駅北口交番前に14時に集合。」のところこれを聞き違いし、13時に集まるものとして家を4時に出発。余った時間は井の頭公園の緑の湖畔の風景をスケッチという裁断である。
あくまでも計画のうちに、前夜は9時に就寝。2時半起床で、4時出発としたい。33kmを脱兎のごとく駆ければ5時間で到着できる。酷暑でも朝方到着と予定にすれば凌げるかもわからないと。
しかしその全てが甘かった。まず朝餉の準備と同時に洗濯に余計な時間がかかってしまった。カミさんも朝6時には出発と聞いていたので、まず室内干しの洗濯メニューを考えなくてはならない。普通に洗濯したあと、「風乾燥」を30分。
最新式の洗濯機ではないが、こういう機能があるため使わない手はない。1,2時間コースもあるが、分量が少ない場合は、最低の「30分」の設定で十分である。これを適用すると、部屋干しの段階でほとんど乾いた状態であるので匂いがつかいないのだ。
こういう準備のため出発が5時近くになってしまった。来年の五輪ではマラソンは朝6時スタートで8時ゴールという。沿道の応援が期待できるのかは疑問であるが、ビル影が、涼を誘い選手には都合が良いかもしれない。影が途切れる交差点など特定の場所は、横断幕でもよいので日陰を作ってあげたりミストを吹き付けるなどの工夫があれば助かる。車いすの場合は輻射熱が近いため、ミストの列で冷やしてあげてはどうだろうか。
本日のコース:
自宅→橋本駅近傍→小山内裏公園→南大沢→大栗川側道→聖蹟桜ヶ丘→多摩川関戸橋→読売新聞→多摩川べり→府中市郷土の森公園→是政交差点(府中街道交叉)→新小金井街道交叉→東郷寺通り(小田分道)→多摩霊園駅→玉川石材店→多摩墓地→人見街道→近藤勇生家跡→野川横断→東八道路交叉→天文台通り交叉→三鷹市役所→井の頭公園→吉祥寺駅北口-東口交番前と33kmくらい。
昨年は5日に武蔵公園までの途中でダウン。今回は、途中で睡眠をいれたりと余裕のスケジュールと、関戸橋から新しいルートである。
最初は日陰であったが、聖蹟桜ヶ丘(16km point)で8:00。すでに太陽はじりじりと照り付け限界状態。スターバックスでアイスコーヒーを注文し、外で20分ほど休憩。
■氷いれますか・・・庶民はここで悩む。氷を入れた分だけ、cocoaの本体が少なくなるのではないか、しかも氷の壁面にそれぞれcocoaが吸い付く分だけ本体を飲む量が減るのではないかと。氷が解ける分薄まるが多く飲めるという利点もあり逡巡する。「すいません氷なしでお願いします。」これでよかったのであろうか。
冷たいcocoaが五臓六腑に沁みわたるようだ。体のあらゆる器官がそれを待ち望んでいたかのように吸い込まれていく。これからの4kmが過酷な、日陰のない河川敷を走らねばならないため、あらゆる臓器がハンストを起こす態勢であることも知っている。しばし休憩し、駅へと急ぐ人の群れを観察。
気の急く人は、信号など待っていない。エスカレーターで2階にあがり、街道を跨いだペデストリアンデッキを渡り、再び地上に降りていく。信号待ちの場合は最長2分、上なら1分。さて皆さんはどちらを取る?
■府中市郷土の森公園→是政交差点(府中街道交叉)→新小金井街道交叉→東郷寺通り(小田分道)→多摩霊園駅のコースはなかなか趣がある。緑道の道は昔は小川が流れていたのであろうか、暗渠にして木を植えたようで、"府中在住、在勤、通い50年"の歴史でも初めて通る道であった。googleの「経路」検索ではいつも想定外の新しい道を示してくれる。
小道が五差路のようになった場所からその一本を辿るというのはなかなか難しくコンパス必携となる。小さな公園もあるがベンチがないため休むわけにはいかない。緑陰に最適なベンチが欲しいところである。朝の9時をすぎれば30分置きに500mlの冷えたペットボトルを飲むという誘惑にかられる。真夏ではいたしかたない。
■多摩墓地へ通じる南参道は石材店が軒を連ねる。人見街道と斜めに交差する場所の角にあるのが、今フジTV日曜にやっている「オフサイド」のロケ地で毎週火曜日か水曜日の夜に撮影が入り大変な賑わいであるという。
■am10:00 この頃になると熱中症のリスクが高い。日陰を求めて民家の軒下を掠めるように走る。人見街道は舗道が少なく危ない、途中で三鷹市役所にかけこみ涼をとる。こういう公共施設では必ずベンチがあり助かる。あと3.3kmのpoint。ここからがジグザグなるも北向きに進路をとり狭い道を走る。12:45には到着しているのに交番前には誰もいない。炎天下のなかを昼食用の太巻きや野菜類を食す。
カンカン照りである。しばらく駅方向を眺めたが誰もこない。それもそのはず、集合時間が1時間 間違っていた。こんなことなら三鷹市役所でもっと休んでいればよかった。来年はもっと早く出て公園をスケッチしよう。
徒然の記その3 善福寺公園→吉祥寺 2019.8.7(水)
■やすらぎの刻(とき)~道の脚本家倉本聰(1934.12.31-)さんと旧サラ文のYさんは兄弟である。同じ敷地に家を建て住んでおられたが、一方は現在富良野に居を構え留守中である。100周年を迎えた東京女子大の裏手。昔は女子寮のふろ場があったという。善福寺の池側は10mくらいの崖となっており、2階からは夏場で茂る木々の向こうに湖面が見え隠れする。針葉樹林帯はメタセコイアだろうか。
この斜面に閑静な邸宅がS字状に池に沿って並び壮観である。かっては執筆に使用していたという部屋を見せてもらった。とにかくここで先ずシャワーを借りなければならないのだ。水シャワーが気持ちがよい。頭も洗ってさっぱりした様子で2階に上がっていったら丸テーブルを挟んで10人ほどがすでに談笑中であった。缶ビールという禁断のサービスを特別に受け、乾いたノドを少し潤す。
神田川源流である2つ河川、井の頭川と善福寺川や、それらが隅田川に注ぐこと。井の頭公園がいまやモネの絵のような緑滴る素敵な景観をなすこと。フランスでは実際にモネの庭園(ノルマンディーのジヴェルニー(Giverny))に行ったことがある・・など、key wordが次々と繰り出され話が回転していく様が面白い。
女性が多いためか、一瞬も停滞が無いのであるが、乗り遅れたら大変。
■さて場所を吉祥寺に移すべくバスで移動。ビアホ-ル「戎(えびす)」にどっと流れ込むも、店の人はキョトンとしている。予約されていないと言う。銀座のライオンに似たシックな感じのする地階の店であったが、そこをまたどっと「出て」、「天狗」に駆け込む。なんのことはない。予約した店を間違えていたのだ。
我々がいつも新宿で飲んでいる「天狗」と一緒のチェーン店である。味も代り映えしないが、盛んに杯を重ねる。小生酒で酔うと碌(正しくは「陸」)なことはないためお酒をすこし控える。
徒然の記その4 滝川クリステル 2019.8.7(水)
■居酒屋で騒いでいたらスマホにニュースが飛び込んできた。政治家の小泉進次郎氏(1981.4.14-、38歳)がこの日、首相官邸で安倍晋三首相と菅官房長官に結婚を報告し、その後報道陣の取材に応じた。
婚約を発表したその人は! 庶民には、おバカタレントの「滝沢カレン(父がウクライナ人で母が日本人 1992.5.13-、37歳)」かと思いきや、2013年の東京五輪誘致speechでの「お・も・て・な・し」宣言をした滝川クリステル(滝川 ラルドゥ・クリステル雅美 (Takigawa Lardux Christel Masami) 1977.10.1-、41歳)さんである。
父親がフランス人、母親が日本人のハーフである。抜群の知性をほこり2014年に動物保護・生物多様性保全を目的に一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルを設立。代表理事に就任している。年明けに出産という。びっくりする政治家がいたものだ。将来ファースト・レディーになるかも。
徒然の記その5 漢字検定のような小説「葬送」 2019.8.8(木)
■この日記に度々登場している平野啓一郎氏の小説は芥川受賞の「日蝕」から始まって難解な漢字が出てくる小説ばかりである。今回「葬送」(新潮文庫 2005)を読みながら難読漢字をメモしておいた。300単語ほどが抽出できたので意味や、同義語などを昇順に列記してみた。
小生のHPに記載してある。「 http://turbo717.ciao.jp/190808_hiranokeichiro.html 」
例えば「錬稠(れんちゅう)」などnetで調べても意味すらでてこない。「はげしく練る」なんて意味になるのであろうか。錬・・ねる。稠・・込み合っている様。濃い。
顴骨(かんこつ)・・ほおの上部、目の斜め下に左右一個ずつある骨。ほおぼね
怯懦(きょうだ)・・臆病で気が弱いこと。いくじのないこと。 また、そのさま。
韜晦(とうかい)・・自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。
囹圄(れいご)・・こんな漢字を見たことがない・・囚人を捕らえて閉じこめておく所。牢屋 (ろうや) 。
截然(さいぜん)・・物事の区別がはっきりしていること。
滌除(てきじょ)・・抵当権を消滅させること
駐箚(ちゅうさつ)・・外交官などが任務のためにしばらく外国に滞在すること。
などなど。
漢字検定1,2級レベルかもわからないが、あまりお目にかからない難しい意味や、普段はひらがなのものが漢字になってでてくるものだから大変。
齷齪(あくせく)する、 翳(かざ)す、拗(こじ)らせる、 手を拱(こまぬ、こまね)く、齎(もたら)す、擡(もた)げる、踠(もが)く、漲(みなぎ)る、弁(わきま)える・・などなど。これほど語彙が多い「動詞」にあまり接したことがないくらいだ。
なかなか書けない字でもある。
一級なんか、四字熟語で「尸位素餐(しいそさん:位にありながらなんの責務も果たさないこと。)」が読めて、解読されねばならないとしたら、こんなものではないかもしれない。
平野文学は谷崎文学に影響を受けていることも多く、単語も共通している事も多いが、しかし漢字のすべてを知り尽くしている感で、その知悉(ちしつ)の深いことは驚くべきものがある。国語辞書と漢和辞書のすべての語彙が頭にあるような著者である。
逆を言えば、われわれが余りにもそういう世界から遠ざかっているからであろう。パソコンやタブレットが容易に漢字に変換してくれるため楽をしすぎている。昔のように辞書に埋没していなくてはならないのだろうか。
徒然の記その6 文字フォント「UD」山追令さ 2019.(木)
■netで「山追令さ」を"画像"で引くと800万画像もhitする恐ろしい事態となっている。特別な熟語ではなく、書体の例を見比べるのに都合がよい文字を並べている。このほか顕著なのがa,b,p,dであろう。
大阪市の書体メーカー「モリサワ」が作り出したというユニバーサルデザイン・フォント(UD)が話題を攫(さら)っている。
このフォントの作者は『デジタル教科書をはじめとしたICT教育の現場に効果的なユニバーサルデザイン書体である。学習指導要領に準拠し、書き方の方向や点・ハライの形状を保ちながらも、太さの強弱を抑え、ロービジョン(弱視)、ディスレクシア(読み書き障害)に配慮したデザインで、読みやすさについてのエビデンスも取得した。今回のアップグレードでは、英語学習教材に適した欧文書体「UDデジタル教科書体 欧文」と、教材制作に必要な「UDデジタル教科書体 学習記号」も同時に提供。』という。
教育現場ではちょっとした革命である。この文字にしたとたん正解率が14%も向上したという。下の図のようにMS明朝体などと比べてみると格段に読みやすく、書き方、書き順も正しく反映していることが分かる。
いままで教育現場にいてこれを意識していなかったことが恥ずかしい。今では薬の能書きやバス停の表示もこのUDフォントに移行しているという。下記R,Kも最新の「新欧文フォント」では交点は一か所になっていてもっと改良されているということらしい。
(編集後記)
その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。ヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、絵日記blog、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。
http://turbo717.ciao.jp