テーマ:スケッチ(560)
カテゴリ:ジョグ&スケッチ
火焔富士、箱根、お台場
Flaming Fuji, Hakone, Odaiba _story(4574)2022.12.24 At the summit of Mt. Takao, where the temperature was a pleasant 17 degrees . Diamonds were only slightly visible, but the dreamy sight that followed was enchanting. The crowd cheered. 気温17℃という過ごしやすい高尾山山頂。午前中の雨を引きづって全くの雲の中。ダイヤモンドはわずかに見えたが、その後の夢のような光景にうっとり。歓声があがった。 ・ 軍備増強と原発稼働、もうめちゃくちゃだ。トマホークなど、湾岸戦争のお古であるし置き場所がない。南西諸島に戦艦ヤマト級の艦船を作らねばならないという。そのトマホーク、最新ジェット機よりも遅いという。報道からすべて漏れているのだ。おとなしい国民は何も言わないのか? ・ ■今週の1枚 (火焔富士――高尾山頂から 2022.12.22) 冬至の日に恒例の高尾登山。雨のち晴れの予報を信じて登ったものの富士山は見えず。だがしばらくすると黒い雲がとれ始めた。黄金のシルエット。雲間に燃える富士を堪能。 ・ 目次 徒然の記その1 箱根に遊ぶ 徒然の記その2 歩き塾―お台場 徒然の記その3 火焔富士 徒然の記その4 Covid-19世界・日本の状況 ・ 徒然の記その1 箱根に遊ぶ 2022.12.18-19(日・月) ■新宿区の保養施設「箱根つづじ荘」のリピータ客になってしまった。30回くらいスタンプを集めると粗品がもらえるらしい。なにせ新宿区民であれば一泊食事フルコース付きで5,700円(区民外は7,100円)とめちゃめちゃ安い。しかも強羅駅からのタクシーがタダである。まぁ、今回は来春(2023.3.31)に閉館になろうという「星の王子さまミュージアム」をターゲットにして家人達と旅行とあいなった。 寒い1日で、朝方は丹沢山系が雪で真っ白になっていたぐらいだ。防寒服に身をつつみというか、もうこれ以上着れないくらいに服を着たものだからころがったほうが早いくらいに丸くなったカミさん。ロマンスカー停車の町田で他の一人と合流すべく9時ころ家を経つ。 今回は箱根湯本からバスで仙石経由で、直接桃源台に行くバスに乗り、途中川向(星の王子さまミュージアム)で下車。このバス小田原から来ているので箱根湯本到着時点では超満員であり席はほとんど空いていない。1台やり過ごして次のバスに漸く潜り込む。 ■星の王子さまミュージアム・・「星の王子さま」の作者であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(1900-1944 代表作『夜間飛行』1931、『人間の土地』1939、『星の王子さま』1943 )の生誕100年を祝した世界的記念事業の一環として1999年6月29日に開業した。本館は鉄筋コンクリート造、2階建てで、建築面積1,205平米。 館内の展示ホールでは、写真や手紙、愛用品などの資料展示、1900年代の風景が再現されていて、サン=テグジュペリの生涯や『星の王子さま』が生まれた経緯が解説されている。 フランス・リヨン生まれのアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは飛行士として活躍しながら作家デビューを果たしている。第二次世界大戦中、『星の王子さま』執筆後、地中海コルシカ島から偵察飛行に飛び立ったまま消息をたった。だが1999になって彼の飛行機の残骸や身に着けていたものがマルセイユ沖の島で発見された。 メインゲートにはにはB 612(火星と木星の間にある小惑星で、1909年にトルコの天文学者が一夜だけ発見した惑星だが、1993年北見市で日本人によって正式に発見された。王子によると、彼の星(B 612)は彼の家より少し大きいくらいの大きさで、そこには3つの火山と、根を張って星を割いてしまいそうになるバオバブの芽と、よその星からやってきた種から咲いた1輪のバラの花があった)が 置かれ、アジサイの小径、ローズガーデン、クリスマスローズの花園、王さま通り、実業屋通り、サン=テグジュペリ教会、展示ホールの2階建ての館、飛行士通り、呑み助通りなどが続き物語を彷彿とさせる。ショップでは著作やもろもろのグッズで溢れ、いや楽しいミュージアムであった。「たいせつなものは、目に見えない」キツネが王子さまに言った言葉であるが、ものごとは心で見なくてはいけないのだと砂漠のキツネが教える名言など、これを機会に再度「星の王子さま」を読んでみたくなった。幼児本や絵本などもあって全世界で読まれている(200ヵ国地域、総計1億5千万冊)。 ■観光・・「星の王子さまミュージアム」のあとは、桃源台→箱根ロープウエイ→大涌谷→早雲山→登山ケーブル→強羅と空中散歩。桃源台から富士山が見えるかと思いきや外輪山に阻まれ見えず。箱根ロープウエイで高度を上げていくに従い、次第に富士の峰が見え始め最終的には雄大な富士のすそ野を含め全山が眺望できた。これは見事。3,000年前に爆発をしたという大涌谷の荒々しい風景を少し鑑賞。ただし風が強すぎる。早々に退散し強羅に向かう。 ■強羅界隈running(16:00-17:00)・・標高差250mもある急坂の町。その界隈を走り回ったが、ある路地では11°の急坂(水平200mで高さ40mを登る角度)があり足が滑る感じ。 ■さて悲願の仙石原早朝13kmrunning。前回途中で頓挫した往復コースを今回、この極寒の箱根で深夜にチャレンジ。 真夜中runとなるためヘッドライト持参でやってきているのだ。 朝4:30出発。 コース:中強羅(標高676m)4:30→ひめしゃら林道入口(仙石原強羅停車場線)→下湯場(しもゆば)→ポーラ美術館3km-5:00→元湯温泉→(小塚山)→仙石原→すすき草原→仙石高原→5:30→箱根湿生花園(12/1-3/31は休園)→星槎大学箱根キャンパス5:58→すすき通り→仙郷楼6:06→復路→つつじ荘6:55 13km up349m down349m 見做し距離=18.9km 往路は真っ暗。まず人家がありそうな場所では200m間隔で街灯が点くが、それが300m、500mと山になるにしたがって間引かれていく。ヘッドライトの明かりも50ルーメンではほとんど機能しない。せめて300ルーメンは欲しかった。 足元に落ち葉があるのかもわからないくらいだ。ただ頭上には満天の星がきらめき幻想的。仙石高原は氷点下でかつ強風。耳がちぎれそうに痛い。ローソンで暖を取ろうかと思ったが、開店は7:00という。箱根湿生花園のほうに北に進路をとり大きく湿原を巻く。星槎大学のキャンパスがあるのには驚いた。すすき通りは広く気持ちがよい。仙郷楼に到着した頃には空が白みかけ復路の山道は日の出を窺うかのように遠く木立の間が赤く染まっていく。日の出の角度は120°とかなり南に寄っている。山深い所なので、頂上部に漸く日が射し始めるものの、地面は暗いままだ。ひめしゃら林道入口(標高:630m)に至ったころ漸く日が差す場所があり、ここで初めて太陽を拝んだくらいだ。(時刻:6:58)。 朝風呂に入り、8:00からの朝食(7:30と8:00を選択できるのだが、早朝マラソンがあったため遅い方に合わせてもらった。) 11時チェックアウトまでは部屋でゴロゴロ過ごす。12:00から始まる昼食を予約しておいたので、あとはタクシーで強羅まで向かい、登山鉄道の客となる。この登山鉄道、3回のスイッチバックがあり、スイスのサンモリッツ鉄道と提携しているほど傾斜が急な線路をを通る。ある個所では、2両編成でも車掌と運転手の間に2mの落差があるというくらい急坂である。渓谷側の景色を堪能したいのであれば進行方向左側に座るとよい。あとはロマンスカーで本厚木まで、厚木→海老名→橋本という経路で帰宅。所要は全部で3時間。まぁまぁ近傍の箱根となった。 ・ ・ ・ 徒然の記その2 歩き塾―お台場 2022.12.21(水) ■この時期の歩き塾はイルミネーション見物が定番であったがこのイベントはもうロートル(老人)には人気がない。寒いし、帰宅が遅くなるということで、昼間開催にしたらどっと人が集まった。総勢10名で高輪ゲートウェイ駅を出発した。 turbo717だけは1人、8.5kmの追加runを事前にやった上での参加。今回は、防衛省のある都営新宿線の曙橋駅から。 ■事前コース:曙橋駅A4出口7:10→荒木町→四谷坂町→四谷1丁目→本塩町南交差点→JR四ツ谷→迎賓館前→迎賓館東門→赤坂見附→赤坂3丁目→赤坂2丁目→ANAインターコンチネンタルホテル→六本木麻布通り(行合坂)→港区立麻布小学校→飯倉片町交差点→第一の橋交差点(麻布十番)→南麻布2丁目→三の橋交差点→魚籃(ぎょらん)坂→伊皿子(いさらこ)坂→泉岳寺交差点→高輪ゲートウェイ駅8.5km 8:45 ・ ■歩き塾コース:高輪ゲートウェイ駅10:05→高輪大木戸跡→R15→礼の辻交差点右折→三田警察署前交差点→渚橋→汐彩橋→レインボーブリッジ遊歩道サウスルート→港区立小中一貫校お台場学園港陽中学校前→お台場海浜公園→自由の女神像→実物大ユニコーンガンダム像→出会いの橋→テレポート駅前→夢の広場(バクの彫像)→台場フロンティアビル→サイゼ 7:5km 13:45→お台場海浜公園駅/東京テレポート駅 ・ ・ ・ 徒然の記その3 火焔富士 2022.12.22(木) ■気温17°、雨の冬至。 今年の冬至は12月22日。来年も再来年も12月22日である。「高尾冬至登山」はもう何年も続く。家からrun→大垂水峠→一丁平、高尾山頂→高尾山口駅までが通常コースであるが、今年は中沢バス停からJR高尾駅→イーアスショッピングセンターという変則的なルートで15km。七夕ではないが、年に一度だけピカピカの山ガールに会うという機会なのであるが、あと30年こんな調子で山を歩けるのだろうか? 小生の方がくたびれ果てるのは目に見えている。昨年は彼女に加え100名山踏破のご婦人も偶然高尾山頂で会っているが、不思議なことに高尾山口駅のトイレで消えた。長く入られていたのか、一瞬で出たのか、その後会えずじまいで1年が過ぎた。午前中はしっかり雨が降っていたので登頂を控えた人も多いが、天気予報では午後は晴れるといことであえて雨の中を高尾に向かったという人も少なからずいる。例年の1/10くらいの人が冬至の日の、ダイヤモンド富士を見たさに登頂を開始している。4杯くらいのコーヒーであればポットで十分だったのであるが、コンロと2Lの水を担いでいるため「峯の薬師登山口」(バス停は”中沢”)までバスで行くという妙案を思いついた。これなら6kmは節約できる。 ・ コース:中沢バス停→峰の薬師→榎窪山(えのくぼやま420m)→泰光寺山(474.9m)→中澤山(494m)→大洞山(536m)(関東ふれあいの道コースならびに首都圏自然歩道)→大垂水峠→一丁平(12:30-13:10 526m)→もみじ台(14:16)→高尾山山頂(14:25-16:40 599m)→高尾山口→高尾→イーアス(水平距離15.5km up771m、down766m 見做し距離=水平距離+up分x10+down分x7=28.6km) ■一丁平到着時12:30 北の方角で空が青くなって来た。降っていた雨も止み、雲間からぽっかりと富士山が顔を出した。手前の山々に雲がかかり、幻想的な光景。大雲海である。 ところが、高尾山に移動してみると、光景は一変。雲だらけの景色で富士山はおろか、近くの山さえ見えない。皆は諦めかけて帰り支度をする人も出る始末。こちらもコッヘルを片付け帰り支度をしていると16:13頃歓声があがった。ふと富士山をみると、雲間にそこだけダイヤモンドとなっているではないか。レンズ効果で、燭光のような光が雲を射抜いてダイヤモンドが見えたのだ。一瞬の幻想的な風景。 その後は薄い雲を通して富士山の稜線が見え隠れする。とにかく黒い雲が邪魔をしてすっきりとは全貌を見せてくれない。歓声とため息がしばらく続く。16:23 太陽が富士山山頂の向こう側に沈んでからがすごい。シルエットを浮かび上がらせ始めたのだ。富士の上にある雲の下側が金色に染まり始め上空が晴れだしたのだ。濃淡のある雲が富士に絡み、頂上の強風に舞う雪もハイライトで輝き出す。それが次第に金色となり辺縁が燃え始めた。富士がシルエットを残し、背景が金色の焔を上げている感じなので、山が燃えているように見える。まさに火焔富士となった。最後まで我慢強く待った人だけがこの光景に接した。およそ20名。 16:50ころ漸く暗くなりはじめたので下山。イーアスまで1時間を超高速で歩く。この女性今アルプスの山々を目指しているという。その鍛錬のために月1で高尾周辺や丹沢を日帰りで登っている。北岳や劔岳にもチャレンジする本格的山ガールに育っていくであろう。荷物はリュックを含めて6kgまでとし装備品は超軽量のgoodsを揃えるべきと女性アルピニストからコメントがあったという。重い荷物を背負ってアルプス縦走というのはもう古いスタイルであるらしい。昨年の100名山踏破のご婦人にも伝えなければなるまい。この方きまって山から帰ると腰痛に悩まされていると言っていた。 ・ ・ ・ 徒然の記その4 Covid-19世界・日本の状況 2022.12.24(土) ■新規感染者数と死者数の推移。(世界) 拡大図赤・・新規感染者、黒・・・死者 ・ ■ワクチン接種 情報源: ・NHK:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/ ・日経:https://vdata.nikkeicom/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/#cumulativeVaccinationsWorldwide ・朝日朝刊 ・ジョン・ホプキンズ大学デ-タ:https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/dashboards/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6 ・ 日本でのオミクロン株対応のワクチンは12/23現在4,096万人、1日75.4万人が接種をしている。第1回目から第5回目の接種者は累積3億6717万人。人口比291%。 ・ ■日本 グラフ1:日本の新規感染者数、死者の推移: 100万人当たり22.5万人。累積値ながらほぼ5人に1人、205ヵ国地域で56位(先週62位)である。死者は448人で116位(先週117位)。新規感染者数も死者も順位は悪くなっている。 日本の新規感染者の推移 第8波のpeakはまだ見えない。鰻上りが続く。感染者世界一は10/29から続く。 死者数の推移新聞によると死者は過去最高の375人という。NHKの発表と46人も食い違っているものの。増加傾向にあることは変わらない。 ・ グラフ2:日本のデ-タ(新規感染者の推移) 人口比10万人1w平均で岐阜1,124(1,006 )人、先週比(1.12)、福岡1,117(845)(1.32)、愛知935(888)(1.05)、全国平均で886(798)(1.11)。まだまだ増加が続くが少し鈍化。 ・ 東京都のデ-タ・・高い値が続く。新規感染者数発生勾配は、第7波が1,666人/1日に対し、第8波が287人/日で上昇中。死者も12/23(金)に24名を記録する。第8波が0.4人/日で推移中。 ・ ■世界分析グラフ・・(ジョン・ホプキンズ大学デ-タ2022.12/23(金)21:22のデ-タに基づく) 地域ごとのデータ ・ ■世界の感染者は 2022/12/23には累積の感染者数は6億5,600万人を突破した。先週比1.02倍。韓国、日本、ニュージランド、台湾増加。 累積の死亡者数は12/21に667万人を超えた。新規死者数は先週の1.9倍と増加。 地域毎の死亡率(死亡者/感染者累計)は全世界1%。南米2.1%、bottomがオセアニアの0.2である。アジアは0.7%。 ・ グラフ3世界の感染者数 直近の2w,1wの比率で1以上の国・地域(1週間の新規感染者数が前週のそれより増えている国・地域)は54/205で先週比-9。アフリカ55ヵ国のうち5ヵ国(先週比-1)、南米では11ヵ国のち7ヵ国(+1)、中米では23ヵ国のち6ヵ国(-3)が「1」以上である。 ・ 現状で1日新規感染者数(1w平均) 1位 日本16.0万人(先週比1.11)、米6.8(1.03)、韓国6.7(1.04)、仏4,7(0.8)、ブラジル4.4(1.1)、独伊3.3(1.05)。急上昇の台湾は8位ながら増加は2.6倍。 ・欧州の新規感染者100万人規模での比較。2022.6.1からのグラフ。 ・ ・アジアの新規感染者 韓国、日本、台湾が100人単位でみたとき近傍の値を示す傾向。 ・ グラフ4地域別感染者数推移と死者数の推移(地域別人口100万人グラフ) 感染者累計でTop2はヨ-ロッパ、オセアニア。 死者累計でTop3は南米、北米、ヨ-ロッパである。 ロシアNISの諸国はロシアの他に、ウクライナ、モルドバ、アルメニア、カザフスタン、アゼルバイジャン、キルギス、ジョ-ジア、ベラル-シ、ウズベキスタン、タジギスタン、トルクメスタン が含まれる。チェチェン共和国はデ-タとして入っていない。 オセアニアの諸国は、オ-ストラリア、ニュ-ジランド、パプアニュ-ギニア、フィジ-、クック諸島、ミクロネシア、キリバス、マ-シャル諸島、ナウル、ニウエ、パラオ、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバル、バヌアツが含まれる。 ・ (編集後記)・・毎週土曜日午後に発行している絵日記blogです。 その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。トップペ-ジからヨ-ロッパ6700kmの記録、巡礼デ-タベ-ス、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。 http://turbo717.ciao.jp
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 24, 2022 05:46:56 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ジョグ&スケッチ] カテゴリの最新記事
|
|