アローン・オン・ザ・ウォール、ベートーヴェン第九4楽章
Alone on the Wall、Beethoven No.9 4th movement complete explanation_ story (4419)2019.11.23 ALEX HONNOLD is a professional adventure rock climber whose audacious free-solo ascents of America’s biggest cliffs have made him one of the most recognized and followed climbers in the world.Alex “No Big Deal” Honnold is known as much for his humble, self-effacing attitude as he is for the dizzyingly tall cliffs he has climbed without a rope to protect him if he falls. By “Alone on the Wall.” Honnold is sponsored by The North Face, Black Diamond, La Sportiva, Goal Zero, Stride Health, and Maxim Ropes. He is the founder of the Honnold Foundation, an environmental non-profit. And to this day, he maintains his simple “dirtbag-climber” existence, living out of his van and traveling the world in search of the next great vertical adventure. スパイダーマンのような超人がヨセミテの岩峰に食らいついている。その名はアレックス・オノルド。愛用のバンで絶壁の近くにいつも待機している。 スポーツクライミングをやらしたら、確実に金メダルである。なにせ何の道具も使わず、てっぺんまで最速で駆け上がるのであるから。■今週の1枚 泪橋からの風景この道路は、旧日光街道で、都道464号線 言問橋南千住線。通称吉野通りである。この先は右にくの字に湾曲し、言問橋へ向かって南下する。安ホテルが林立この界隈は、かっての「山谷」である。 街にはこの名前は残っていない。二本堤2丁目の教会で月一回行っている「山谷ミニコンサート」ではギャラリーは全員南千住から歩いてくる。小生のみが三ノ輪から歩き、この交差点で待機する。この間に、今日演奏する曲のを楽譜を見ながら予習したりスケッチしたりして時を過ごす。交差点から一軍が見える。チェロを抱えた主宰者はその奥さん、フルートやヴァイオリンを持ったの人などで、遠目にもわかる。 こちらは電柱の影に身を潜める。わっと驚かすのが常である。月一回のお遊び。目次徒然の記その1 Viola Lesson徒然の記その2 オペラ鑑賞in シアタールーム徒然の記その3 Alex Honnold & David Roberts「Alone on the Wall」 徒然の記その4 ベートーヴェン「第九」 4楽章 全訳 徒然の記その1 Viola Lesson 2019.11.19(火)■11月1日に次ぐ11月度2回目の練習は、第九を中心に行った。4楽章Maestosoから。p(ピアノ)から始まる音符をどうしても大きく弾いてしまうクセが付いている。18回も第九を弾いているので頭が旋律を覚えているようであるが、あくまでも初心に戻り記譜通り正確に弾くことが求められる。♩=60 でin6(6つ振り)の4小節を暗譜で弾く。運指(うんし)をチェックされる。やはりバタバタとしているという。また位置が安定していないと。クライミングの時の3点位置決めに似て、どこか一定の場所を固定しておくのが望ましい。多くはE(ミ)に1の指(人差し指で)を置く。これを固定しながらA(ラ)を4の指(小指)を目いっぱい伸ばして押さえる。場合には他の弦への移動などを試みながら。 ミファラ→ドレドレミという音を、D線で123、G線で3#,4,3#,D線で01と取る場合、1を固定すべきであると。スラーではない部分であれば弓の上下の間隙で、3→3#を移弦しながら弾く。これを徹底的に行う。なかなか難しいものであるが次第に高速に出来るようになった。 続いて、Allegro ma non tanto 二分音符=120の速い個所を練習。弦ではViolaしか奏でない部分である。♪♪♪♪♪♪♪♪ D(レ)8個が6小節続く箇所。sempre pp(常にピアニッシモ)であるが、弓の位置は重心部分より2,3cm上。雑音がでなく、小気味よいスタッカート気味の、粒々。これがなかなか難しい。小生のは、ゲジゲジと雑音が含まれていると文句が出る。 一方先生のは、レレレレ・・と単音が透き通って鳴り響く。この差は弓の違いにあるのではないかと計測を始めた。お互いに74g。重心の位置も双方で変わらない。弓はフランス製とドイツ製の違い。持った感じが全く違う。先生のは軽く感じる。Videoで両方の弓で弾いてもらい観察。年季の違いだろうか。ちょっとした所作の違いでこのような音との違いが出るのであろう。楽器の違いのせいにせず精進あるのみであると感じた。 難しいパッセージは多々あるが、どれも正しい運指で弾けば弾けるようになる。これも練習である。面白いことに開放弦(G線ソ、D線レ、A線ラ)を鳴らすときと、1弦さげて4の指で弾く(ソ、レ、ラ)のときとでは音程は同じでも、冷暖、澄濁、柔固、・・。幾多の違いがあり弾き分けないといけない部分も多い。 4楽章冒頭から116小節目のAllegro assai(二分音符=80)でViolaが出る部分は今までは開放弦多用でクリアな音を出していたのであるが、指揮者から「暖かく」という指示がでた。 これに伴いほとんど開放弦を使わず、4の指で優しく押さえながら弾くことにしたのだ。それも練習。なかなか勉強になった。第九本番まで4週間を切った。この辺りで、4楽章のすべてを合唱の部分の対訳を含めて下記に掲載することにした。参考あれ。徒然の記その2 オペラ鑑賞 in シアタールーム 2019.11.21(木)■9月のMETライブビューインが台風のための計画運休の煽りで聴けなかった人も多い。高校の同級生のマンションの共有スペース(シアタールーム)で音楽鑑賞会が開催された。そそくさと成城学園前まで出かけたしだい。 ヴェルディー(ジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi、1813-1901年))は生涯28曲ものオペラを出がけたが、その8作目(1853年作曲)で、人物描写 心理的描写が冴え渡っている。この後、オテロ アイーダ等 グランドオペラに向かって行く。本日の演目 椿姫(La traviata(ラ・トラヴィアータ:道を踏み外した女)"椿姫"と呼ぶのは日本だけであるらしい。原作の標題からきている。) 1992年12月 ベネチア ラ・フェニーチェ座管弦楽団 &合唱団 指揮 : カルロ・リッツ グルベローヴァ(ヴィオレッタ) シコフ(アルフレード) ザンカナーロ(ジェルモン)他。このDVDを鑑賞。とにかくコロラトゥーラ・ソプラノで最も高い人気を得ているグルヴェローヴァ(46歳 (1946- 2019.4 引退))と、ドラマチック・テナー、ニール・シコフ(・・2007 ウィーン国立歌劇場の総監督)の1992年代の「椿姫」。2人の最も脂の乗った時代の歌唱を堪能できた。このオペラの初演においてはヴィオレッタ役の歌手が余りに太っていたため不評だったと聞くが、ソプラノのグルヴェローヴァは軽快な声質でしかも、難しい役どころをほとんで出ずっぱりで歌い通した。最後なんて涙が止まらず泣きすぎて3kgくらい痩せたのではないかと。 グルヴェローヴァは今年引退するまで50年間も歌い続けたまさにNo1歌手である。 椿姫のDVDに次いで、運命の力 La forza del destino を歌うプラシド・ドミンゴなどのDVDも部分的に鑑賞。有名な乾杯の歌に関しては、バルセロナのオペラ劇場のこけら落としに多数のオペラ歌手が次々と歌っているDVDを見たりして合計4時間の鑑賞タイムを終えた。総勢8名。 多数のオペラのDVDを次から次へと観ていくなかで、気付いたのは、「新演出」でも独特の雰囲気があり、同じ音楽ながらときめくものが違うという感覚を味わったことだ。伝統の演出に固執するということ以外に、新演出にも目を向けていくべきではないかと思い始めた。そのためにはまず伝統的な演出を観てから、新演出の舞台を観るというような2つのステップを踏むべきではないかと。この領域もなかなか奥が深い。徒然の記その3 Alex Honnold & David Roberts「Alone on the Wall」 2019.11.22(金)■Alex Honnold アレックス・オノルド & David Robertsデイヴィッド・ロバーツ著「アローン・オン・ザ・ウォール」(2016 山と渓谷社)をボルダリングをやる息子から借りて読んだ。9月に観た映画「フリー・ソロ」の主人公がAlex Honnold アレックス・オノルドである。その時の感想は下記のように述べている。「アレックス・オノルドが、自分の手だけで、Yosemite National Parkヨセミテ国立公園にある「エル・キャピタンEl Capitan」という3000feet(975m)の垂直の断崖を登りきった。3時間56分の登攀は、さながらスパイダーマンである。ナショナルジオグラフィック・ドキュメンタリーフィルムズが撮影をした。 ロープやカラビナなどの落下防止の安全装備を一切持たず登りきるためには、事前の周到な準備が必要で、手や足を置く位置なども、事前確認をしているのだ。フリーソロの場合は、足を踏み外せば、即、死に繋がる。そいう意味で、このドキュメンタリーは彼の最後の姿を捉えていたかもしれない恐怖の映画である。 撮影班も、全員クライマーでモニタなど事前に近くに貼り付けておいて遠隔操作で写したり、望遠レンズで捉えたりしながら、逐一追従しているので、自分が登っている感覚になる。 このアレックス(1985-)がこの映画(•2017、ヨセミテ– エルキャピタン、フリーソロ)の前に、様々な世界の壁に挑み続けた内容が、日記風に綴られ、それをデイヴィッド・ロバーツが多角的な資料で解説を加え補足している形の共著本となっている。 ボルダリングや、クライミングの専門用語で埋め尽くされているため、Excel表に記帳しながら読み進めた。項目は以上のような次第だ。「記載ページ、地域、場所、壁の名前、危険な場所、ルート、高さ、グレード、初登時期、方法、時間、登った人、注釈、用語」例えば、「14、ユタ州、ザイオン国立公園、ムーンライト・バットレス、サンク・ゴッド・レッジ、600m、5・12d、2008年4月1日、フリーソロ、1day、アレックス・オノルド、ランジ エッジをデッド、トップロープ、ムーブ、エイドで登る」「204、カリフォルニア州、ヨセミテ国立公園、エル・キャピタンのノーズ、ストーブ・レッグ、975m、5・12c、2012年6月17日、2時間23分46秒(世界記録)、アレックス・オノルド と ハンス・フローリン」「295、メキシコ、ポトレロ、エル・センデロ・ルミノソ、5・12d、2014年1-2月 、フリーソロ、2時間、アレックス・オノルド」といった具合だ。 この本からは屹立した垂直の岩を登る鼓動が伝わってくる。なにせ指をボルトのように岩の穴や割れ目にねじ込んで、自分を固定して登っていくフリーソロ。壁に接することなく宙に浮いている時間のほうが長いというまさに超人の技。指に握力がないとやっていけない究極の世界である。しかもヨセミテの岩壁を1日に3本制覇(・レインボー・ウォール、・プリンス・オブ・ダークネス、・ドリーム・オブ・ワイルド・ターキーッズ)するといった離れ技や、エル・キャピタンのノーズの速登り世界記録2時間23分46秒を打ち立てたりしている。現在もキャビンに寝泊まりしながら、全米いや世界中の岩壁を登り続けている。 おったまげたものだ。彼は今、クライミング風景を撮るために映画の撮影班が飛ばすドローンや撮影班自身の移動手段などが、地球環境を破壊しているのではないかと悩み始めている。そこでスポンサーなどから得た収入をオノルド基金に注入し、アフリカやナヴァホ居留地に太陽エネルギーを提供する活動を展開している。 彼をスパイダーマンとみなし、ドバイの1000mに近いビルや、台湾の101ビルの外壁を登らせる計画も浮上したくらいに、もうほとんど「蜘蛛男」である。酒とタバコを一切しないという禁欲。普通の人ではない。氏の公式HPは http://www.alexhonnold.com/#intro ドクターXの大門未知子ように「私 絶対失敗しないので」と言っているのとそっくり。今も元気に活躍中である。・・2018、ザ・ノーズ(VI 5.8 A2)、ヨセミテ、トミーコールドウェル1:58:07世界記録更新。・クライミングに関する用語集は・・https://www.climbing-net.com/→"用語解説"・・CLINBINGjoy雑誌2009年2月号 壁を登るということに関んしては、堰堤にボルダリング用の仕掛けを付け、登るというダムも登場しているぐらいで、今後広まりそうな感じである。・・(高知県宿毛市にある横瀬川ダムの堤体にクライミングルートが設定され、10月27日にプレオープンのイベントが開催された。) おったまげた世界だ。さっそく東京五輪のスポーツクライミングの種目(有明アーバンスポーツパーク)のチケットを予約した次第。徒然の記その4 ベートーヴェン「第九」 4楽章 全訳(永久保存版) 2019.11.23(土)■ベートーヴェン 交響曲第9番 第4楽章を少し解説(半角で6000字あります。)ドイツ詩人 シラーの『歓喜に寄す』が盛り込まれている。もう知り尽くされた内容であるが備忘録として記述した。バリトン独唱が入るまでの215小節間は管弦楽器のみ演奏である。この部分が、歓喜を表現するための音を捜している部分。1小節(Presto 付点二分=66)管楽器・・歓喜を表す内容はこれか? チェロとコントラバス・・いや 違う!この会話が連続して交わされた後、30小節(Allegro ma non troppo ♩=88 Tempo1 ritard.poco adagio) 第1楽章の響きに基づく再度の問いかけ・・・これか?チェロとコントラバス・・いや 違う!48小節(Vivace)第2楽章の主題による問いかけ・・いやまだ違うと応える。63小節(Tempo1 Adagio cantabile ) 第3楽章のテーマをもとにした問いかけ・・疑念のCes音を皮切りに徐々に否定で応える。77小節(Alegro assai Tempo1)第4楽章のテーマによる問いかけ・・ここでやっと「おおそれだ」と応えそうな返事。まだまだ。92小節(Allegro assai 二分音符=80)チェロとコントラバスによる24小節、ヴィオラとファゴットによる24小節、・・楽器が次第に増えて行き、オーケストラ全体へと展開される。(→poco ritenente →poco adagio→Tempo1→Presto)216小節(Recitativo→recitant(朗唱)→Allegro assai待っていましたと バリトンが序奏部分を歌う。ベートベンの作詞の部分である。 O Freunde, nicht diese Toüne ! お-!、友よ! このような調べではない! (224小節)sondern lasst uns an-----genehmere anstimmen, und fre-----uden-vollere.そんな調べより、もっと心地よく歌い始めよう、喜びに満ちて。ここでも最初は否定される。バリトン:Freude(2回) コーラス(B)Freude(2回)交互に歌い出すが、すぐにバリトンのみが下記を歌う。 主題の提示・・シラーの『歓喜に寄す』8連の原詩の第1連の前半部分(バリトン)237小節( Allegro assai) **Freude**, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium, Wir betreten feuertrunken, Himmlische, dein Heiligtum!*Deine Zauber binden wieder, was die Mode streng geteilt; alle Menshen werden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt.* 歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、 エリジウム(楽土)から来た娘よ、 我等は炎のような情熱に酔って天空の彼方、 貴方の聖地に踏み入る! *貴方の御力により、 時の流れで容赦なく分け隔たれたものは、再び一つとなる。 全ての人々は貴方の柔らかな翼のもとで兄弟になる。*コーラス(B) 上記の**の部分はSoloと呼応。コーラス(A,T,B) 上記の* *の部分を歌い上げる。 269小節・・ 主題の変奏その1・・原詩の第2連の前半部分(Soli 4重奏)*以下コーラス(S,A,T,B)がrepeat Wem der große Wurf gelungen, eines Freundes Freund zu sein, Wer ein holdes Weib errungen, mische seinen Jubel ein!*Ja, wer auch nur eine Seele sein nennt auf dem Erdenrund! Und wer's nie gekonnt, der stehle weinend sich aus diesem Bund.* 一人の友人を得るという大きな賭けに成功した者よ、 一人の優しい妻を努めて得た者よ、その歓びの声を一つに混ぜよ。 *そうだ、この地上にただ一つの魂しか自分のものと呼ぶことが出来ない者も。 そして、それを出来なかった者は、この集いから泣きながら去れ!*285小節(場所E)コーラス(S,A,T,B) 上記の* *の部分を歌い上げる。最初の「Ja」はコーラス(B)と低弦が1拍早く出る。297小節(場所F)・・ 主題の変奏その2・・原詩の第3連の前半部分(Soli 3重奏)Kußeの箇所からSoli(Sがここから加わり4重唱となる) Freude trinken alle Wesen an den Brüsten der Natur, alle Guten, alle Bösen folgen ihrer Rosenspur.*Kuße gab sie uns und Reben, einen Freund, geprüfut im Tod; Wollust ward dem Wurm gegeben, und der Cherub *steht vor Gott!*全ての生物は、自然の乳房より歓喜を飲む。そして、善きもの、悪しきものも全て薔薇(ばら)色の跡を付けていく。*歓喜は我等に口づけと葡萄(ぶどう)、そして死の試練にある一人の友を与えた。官能的な快楽は虫けらに与えられ、そして天使ケルビム(Cherub:智天使)は 神の御前に立つ!*場所G(313小節)コーラス(S,A,T,B) 上記の* *の部分を歌い上げる。すべての言葉の最初はSf。 「und der Cherub *steht vor Gott!*」の部分(;そして天使ケルビム(Cherub:智天使)は 神の御前に立つ!)が繰り返され、さらに「steht vor Gott!」が繰り返される。(;神の御前に立つ!)最後のGott!が長い。)331小節(Allegroassai vivace 付点二分=84 、alla Marcia(マーチ風に))行進曲(トルコ軍楽隊・・ピッコロ、大太鼓、シンバル、トライアングル)とテノールのsolo。 375小節 主題変奏部(テノール独唱 (*)は2回繰り返す。Froh, froh, wie seine Sonnen, seine Sonnen fliegen, Froh, wie seine Sonnen fliegen durch des Himmels prächt'gen Plan,*laufet, Brüder, eure Bahn, freudig, (*)wie ein Held zum Siegen.(*)*(太陽が大空の広壮な平地を飛翔するように喜ばしく、 *兄弟よ、君達の道を走れ、勝利に向かう英雄のように。*)411小節コーラス(T1,T2,B) 上記の* *の部分を歌い上げる。Solo(T)が「freudig, (*)wie ein Held zum Sigen.(*)」を一緒に歌う。431小節(場所K)管弦楽・・sempre l'istesso tempo(拍子が変わっても同じテンポで)怒涛のようなオケ演奏二重フーガ 493小節(場所L)で変ロ長調からロ長調に変調。543小節(場所M) 下記*の箇所・・コーラス(S,A,T,B) *、(*)は繰り返し。ここからff(フォルテッシモ)でstart。 alleの箇所はff*Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium, Wir betreten feuertrunken, Himmlische, dein Heiligtum! (*)Deine Zauber binden wieder, was die Mode streng geteilt;alle Menshen werden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt.(*)*(*歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、 エリジウム(楽土)から来た娘よ、 我等は炎のような情熱に酔って天空の彼方、 貴方の聖地に踏み入る! (*)貴方の御力により、 時の流れで容赦なく分け隔たれたものは、再び一つとなる。 全ての人々は貴方の柔らかな翼のもとで兄弟になる。(*)*)595小節(Andante maestoso 二分音符=72) 荘厳賛歌の部分 コーラス(T,B→S,A,T,B(*)繰り返しの部分から加わる) (*)は繰り返し。(*)Seid umschlungen, Millionen ! Diesen Kuss der ganzen Welt !(*)(*)Brüder ! überm Sternenzelt muss ein lieber Vater wohnen.(*)(抱き合え、幾百万の人々よ! この接吻を全世界に! 兄弟よ!星空の上に愛する父なる神が住んでいるに違いない) 626小節・・627から(Adagio ma non troppo ma devito 二分音符=60) コーラス(S,A,T,B)(*)は繰り返し。「Welt」はff) Ihr stürzt nieder, Millionen ? Ahnest du den Schöpfer, Welt ?(*)Such ihn überm Sternenzelt ! Über Sternen mus er wohnen. (*)(君たちはひれ伏すか、幾百万の人々よ? 創造主を予感するか、世界よ? 星空のかなたに創造主を求めよ! 星々の創造主が住んでいるに違いない。) (このあとは、新しい詩は出てこない。 主題提示部と、荘厳賛歌の復唱となる。)655小節(Allegro energico,sempre ben marcato(アレグロ 精力的に、十分はっきりと) 付点二分音符=84 )同時進行(復唱の部分)・主題提示部(第一主題)・・コーラス(S)(*)は繰り返し。。繰り返すときコーラス(B)が加わる。さらにコーラス(A,T)が段階的に加わる。(*)Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium, (*)Wir betreten feuertrunken, Himmlische, dein Heiligtum!(*)(*)(歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、 エリジウム(楽土)から来た娘よ)(我等は炎のような情熱に酔って天空の彼方、 貴方の聖地に踏み入る!)・荘厳賛歌(第二主題)・・コーラス(A)(*)は繰り返し。繰り返すときコーラス(T)が加わる。さらにコーラス(S,B)、(A,T)が段階的に加わり、この部分に集約されて大合唱(der ganzen Welt !)で終わる。(*)Seid umschlungen, Millionen ! (*)Diesen Kuss (*)der ganzen Welt !(*)(*)(*)(抱き合え、幾百万の人々よ! この接吻を全世界に!)730小節(番号R)・・コーラス(B→T→A→allと加わっていく)(B)Ihr stürzt nieder, Millionen ? (T)Ahnest du den Schöpfer, Welt ? (A)Such ihn überm Sternenzelt ! (all)Such ihn überm Sternenzelt !(*)Brüder ! (*) Über Sternen zelt muss ein lieber Vater wohnen ein(Va Cis→ C) lieber Vater wohnen--(pp)(君たちはひれ伏すか、幾百万の人々よ? 創造主を予感するか、世界よ? 星空のかなたに創造主を求めよ! 星々の創造主が住んでいるに違いない。)763小節(Allegro ma non tanto(アレグロ あまり速くなく) 二分音符=120)・・Soli(*)は繰り返し。(*) Freude Tochter aus Elysium(*), (*)Tochter Tochter aus Elysium,(*)(歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、 エリジウム(楽土)から来た娘よ)782小節・・Soliとコーラス、810小節 Poco Adagio→Tempo 、 Deine Zauber、Deine Zauber (*)Deine Zauber binden wieder, was die Mode streng geteilt; Alle Menshen werden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt.(*) (貴方の御力により、 時の流れで容赦なく分け隔たれたものは、再び一つとなる。 全ての人々は貴方の柔らかな翼のもとで兄弟になる。)827小節・・コーラス Alle Menshen(3回) werden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt.(全ての人々は貴方の柔らかな翼のもとで兄弟になる。)(pからcresc.ですぐff--sf-- Alleの箇所がff)830小節・・Soli 832 Poco Adagio→Tempo Alle Menshen,alle alle Menschen werden Brüder, wo dein sanf---ter Flügel weilt.dein sanf---ter Flügel weilt !----。(全ての人々は貴方の柔らかな翼のもとで兄弟になる。)(Soliはここで歌い終わる。)843小節 Poco Allegro,stringendo il tempo,sempre più Allegro(すこし速く、全てのテンポを急いで、引き続き少し速く)851小節 Presto 二分音符=132・・コーラス(S,A,T,B) 忘年会の終わり方のようにどんちゃん騒ぎ。 舞い上がって終わる。 Seid umschlungen, Millionen ! Diesen Kuss der ganzen Welt ! Brüder ! überm Sternenzelt muss ein lieber Vater 、ein lieber Vater、wohnen.(君たちはひれ伏すか、幾百万の人々よ? 創造主を予感するか、世界よ? 星空のかなたに創造主を求めよ! 星々の創造主が住んでいるに違いない) Seid umschlungen,Seid umschlungen, Diesen Kuss der ganzen Welt ! der ganzen Welt ! Diesen Kuss der ganzen Welt ! der gan---zen Welt !(君たちはひれ伏すか、君たちはひれ伏すか、 創造主を予感するか、 創造主を予感するか) Freude,Freude, schöner Götterfunken,schöner Götterfunken(歓喜よ、歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、ゞ)915小節(Maestoso(荘厳に) ♩=60)・・・・コーラス(S,A,T,B) Tochter aus Elysium, Freude,Freude, schöner Götter--(エリジウム(楽土)から来た娘よ、歓喜よ、美しき神々の煌めきよ)920小節 二分音符=200くらい、Presissimoto(出来るだけ速く)--funken.終わり。(編集後記)その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。ヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、絵日記blog、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。http://turbo717.ciao.jp