KEIRINグランプリ2012 結果
KEIRINグランプリ2012 結果4村上兄-3成田-8浅井友和、深谷、村上兄、武田で周回。赤板前から武田が上がり、赤板1Cで、前受けの友和を抑えたところでアクシデント発生。武田と友和が僅かに絡んだところで、友和が誘導員と接触。車体故障で、まさかの棄権という大波乱。武田が徐々にピッチを上げ、そのまま先行するかにも思えたが、鐘過ぎで深谷が一気に叩いて主導権。村上がこれに続いて、武田が4番手まで下げ切ったのが最終2角。武田が引いたとほぼ同時に、村上が捲り発進。目標を失った山崎も、自力にシフトチェンジして捲る。深谷の掛かりはイマイチで、浅井は番手捲りを打てず。村上が単騎で捲り切り、これを追うように捲った山崎に浅井が併せる。武田は結局仕掛けられず。村上、浅井、山崎後位から切り替えた成田での3人の争いに絞られる。もがく村上、インから浅井を弾いて踏む成田。ゴールは際どくなるも、僅かに村上が押し切ってGP初優勝。車番順に一人ずつ簡単に振り返ります。1武田豊樹/4着ちょっと展開を見過ぎた気がします。どうしても優勝を意識するのは仕方ないですが、この展開なら、先行していれば武田か長塚の優勝だったでしょう。先行しないにしても、4番手まで下げてしまっては間に合わない。村上を退かして、山崎に併せて捲れるくらいの仕上がりだったかも疑問です。2佐藤友和/事故棄権この大一番でやっちまいましたね・・・。勝負所で油断しすぎ。これは完全に友和の過失走行でしょう。失格を取られなかっただけ運が良いです。3成田和也/2着冷静でした。コース取りもほぼ完璧だったと思いますが、最後の浅井との一絡みが無ければ、優勝だったかも・・・。4村上義弘/1着本当に怪我人?骨折とか嘘じゃないの?疑いたくなるくらいの素晴らしいレースでした。思い切りの良い仕掛けには、さすが魂の走りと言わざるを得ない。「見事」の一言。5山崎芳仁/7着突然目標がいなくなり、パニックになったと思いますが、短い時間で切り替えて、見せ場を作った辺りはさすがと言うべきか。しかし、往年の力はもう無いんだな・・・と言うのも正直な印象。6長塚智広/5着前があれではどうしようもありません。7岡田征陽/6着同上。8浅井康太/3着あんな早くに、真後ろから仕掛けられては対応出来ないのは仕方無し。成田に絡まれたのも、展開なので仕方無いか。4角から縦に踏めてればってのはありますが、レバタラ言っても仕方無い。9深谷知広/8着悪いなりに自分のレースはしましたが、やはり仕上がりには不安があったようで、掛かりもイマイチでした。今年後半戦の落車が響いた結果と言えそうです。友和のアクシデントには、つい驚きの声が出てしまいました。社杯決勝の脇本もそうでしたが、注目度の高い、ましてや競輪界最高峰のレースでこんな失態をしていては、ファンは絶対に付いて来ません。アクシデントの瞬間、帰ってしまった人もいました。それにしても、村上兄は素晴らしすぎます。まさに満身創痍。力は年々衰え、今日に至っては援軍もいなく孤軍奮闘。それでいて、あの走りですよ。おそらく、競輪場で感動して泣きそうになった(泣いたかも)のは、初めてだったかもしれませんwどうにも最近は涙もろくなって来てるようで、いかんです。松阪競輪の廃止のニュースも飛び込んできて、これからますます厳しい時代になっていくのかなと感じます。期待の女子競輪も、話題先行でファンの心を掴むには至らず。選手、ファン、関係者も一丸となって盛り上げていかないことには、このままどんどん下降線を辿る一方だと思います。まぁ、何はともあれ、今年も1年間ありがとうございました!最後は恒例のあれで締め括りたいと思います。来年のGPが待ち遠しいです