カテゴリ:芸術的生活行為
郵便配達夫シュヴァルの理想宮 [ 岡谷 公二 ] 読了。 表現とは何か、人間とは何か、芸術とは・・、ととめどない問題提起の本だった。 シュバルの(シュヴァル)制作態度は全くの独りよがりであったため この作品?は崩壊の危機に瀕する。 それを救ったのは当時のフランスの文化大臣、アンドレ・モルローである。 彼は、 私の生活技術 (土曜文庫) [ アンドレ・モーロア ] 彼の文章をば、フランス語の授業の時、読ませられる。 まったく、成績の悪い学生であった。そんなこと、思い出した。 なかなかの人物であるということだ。 訳者の岡谷先生、 1990年に南仏を訪問している。あたしも!だったなあとか。。 画家のルソー、文筆家のルーセル、そしてシュヴァル。この3人の天才を論じて 憚ることなく心情を吐露しておられる。 ルソーの画集、ウチにあったはず。見てみようと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年08月17日 13時37分18秒
コメント(0) | コメントを書く
[芸術的生活行為] カテゴリの最新記事
|
|