カテゴリ:文化的生活行為
来月の末ごろに、ばーちゃん4人でライブをする。
全員ヴォーカル、なので、バックバンド付き。 4人の合計年齢303歳。 自主ライブは、人に手間をお願いするのではなく、全て自分たちで企画運営する。 短期決戦である。 会合を重ね、と言っても数回ではあるが、参加者は有難いことに全員その自覚がある、ということ。 たった4人が、何もない地平に前向いて立ち、歩きはじめる。ライブ、という目的に向かって・・。 その4人は、ひと前で歌いたいのである。ケッサクである。 さて、気になる予算。(費用の事) 入場料を取る、つまりチケット販売をして、費用を賄う場合は、これは商売。 赤字だか、黒地だか、じゃなくて、黒字だかに結果は導かれるが、あたしたちは、 お金を出し合い、総予算を決める。当り前。 来て頂くだけでありがたいので、入場は無料である。 出費と、4人の出したお金の合計が、トントンになるのが、理想。 というか、費用を4等分するわけ。 何も足さない何も引かない、あっさりしたものだ。 飲み会と変わりない。 今回、ちょっと異業種、、というか、あたしには今までご縁のないシャンソンを 歌われるメンバーとするので、ライブ作り上げ事業として自分が思い描いてきて、実行してきた方法とは、かなり違う事もある。 良い機会だ。 考えがかけ離れていると、強く感じたことがあった。 それは、舞台衣装に関して。 今回のライブではない、もう少し先のことが会合時の雑談で出た時だった。 (つまりひょっとして次回?) いいねえ、やろうか、、何着ようか?と、開口一番ふさんは言った。 歌でしょう?何歌おうか?と言うのが本来じゃないの?何着ようかって・・。と、思った。 付随的に衣装はもちろん、考えないといけない要素ではあるが、 第一義的、では断じてない。 ついでに言うと、観客数も、考えないといけない要素ではあるが、 第一義的、では断じてない。 とは言え、そういう風潮(衣装第一)がある事は知っているが・・。 歌を歌う、ってのは、何より歌う本人の呼吸訓練、発声練習、音楽の勉強、歌唱法の研究、などの、テクニックの修練が必須である。 これは、高齢になればなるほど、健康法とも繋がって来る。楽しく、リハビリが出来る、ということ。歌が好きなら、丁度よい。渡りに船、とはこのことである。 考えてもごらんなさい。香り立つ色気、若さ、美しさ、そんなものが、何にもない、ただのしわくちゃのばーさんが、声張り上げて音楽、のようなものを、声を出しマイクで!発声するんです。一体だれが、聴かなくちゃ!と思って下さるのでしょう。 歌えるだけ、幸運、と、実際、思います。 ![]() 歌の本 歌の好きな人と歌が苦手なあなたに [ 國土 潤一 ] 著者は言う。 身体に入れて下さい。と。 何か、ほんの少しでも聴いてくださる方に届けることが出来れば、とは思う。がこれがホンマ、難しいのである。 前回のヴォーカルレッスンの時に、先生は、こう言われた。 プロのようなアマチュア、アマチュアのようなプロ、があるけど、 断然、前者を目指しましょう!と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月27日 20時12分15秒
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