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2022年01月18日
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ブルースだってただの唄 (ちくま文庫 ふー54-1) [ 藤本 和子 ]​​

塩を食う女たち 聞書・北米の黒人女性 [ 藤本 和子 ]

聞き書き、という手法で、多くの黒人女性の人生を語っている。
まるで、読者(あたしのこと)が、その場に居て、その人の話を聞いているような感じで読んだ。話し言葉の癖とか、言い回し方や、言葉の選び方など、話を聞く人によって違うので、
映像化されているように読み進んだ。すごい筆力と思う。

読了。

「塩・・」の後書きに、著者は、このレポートについて書いている。
いっとき、「思想の科学」に連載された中身である、と。。

フェミニズムの歴史的文脈についての一つの大きな問題(人種間の人類学的考察から比較文化学的にフェミニズムを捉えること)について、とっても勉強になったこの2冊であるが、「思想の科学」に掲載された、、というので、あたしは、、
1980年代に、「思想の科学」を読む、日本の女性は、一体何人くらいであったか、、と思った。
(少ないという感想を持った)
この文章は、、
例えば、暮らしの手帳とか、(ひょっとして?)世界、とか、論座、とかに掲載されていたら、、と考えた。時すでに遅し。
でも、遅くても読む、ことを通じて、触れることが出来たのだ。

文庫でなく、ハードカバー、もしくは、大きな字の本があればいいのに。。

この2冊は、セットで読んで、よかった。

朝焼けと、夕焼けの景色が読後感として浮かんだ。

「塩・・」の方が、先に出版されてあるのだが、こちらは、夕焼け。
「ブルース・・」の方が後で出ているが、こちらは朝焼け。
要するに、、予定調和のエンディング、とは違う感じ。なんだか怖い感じ。
最近のBLMの問題も併せて思うと、本当に奥深い問題だなと勉強になった。
感謝である。

(引用をしないで、自分の言葉で書いてごらん。と、
著者が言ったように思ったので、。)





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最終更新日  2022年01月18日 09時13分12秒
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