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2023年03月13日
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カテゴリ:情報的生活行為

太陽諸島 [ 多和田 葉子 ]

本書中、主役のhirukoが、「パンスカ語」を発明し、それを使用する。
Japan-Scandinavia の パン―スカ じゃないかしら、とか想像する。
あたしの留学時代の同じ日本からの留学生は、hiruko とアルファベットで1文字しか違わない。
hirukoの仲良しのクヌートはデンマーク人で、
一文字しか違わないあたしの同級生だった女の子の、東京時代(彼女は東京出身)の恋人と国も名前も同じ。
彼の事、よく話してくれた。デンマークに留学しようと思ったのは、彼が一つの大きな理由。あたしは、同国の家具デザインが世界で最前線に位置する、と認められているから、というのだった。
イタリアも良かったが、あたし自身は、デンマークの家具デザインの方が好きだった。
そして、ノラ、と言う人も登場するが、国は違うが、実際のノラは、スイス出身。この本では、名前だけが同じ。
そして、、インド人。級友の名前は、アショック、だけど、。本では、名前は少し違うが響きが似ている。(以上、実際の同級生)

主要登場人物の名前が重なる、場面設定が北欧を中心とした欧州。
もう、読み始めると止まらない。
国際的ではあるが、優れて言語的で、その流れが極めて自然、つまり、あたしの気持ちに寄り添ってくれる。ので、読み進めたい。
今回は(登場人物は、数冊前から変わらない、書名は変わる)、Hirukoが、無くなってしまったかもしれない日本を目指して、旅を始めるという設定。

数冊前から、Susanooという福井出身のアルルですし職人として働く男性もいて、彼が言葉を一切発しない一時期もあり、留学時代のそこで働く日本人男性の(寡黙さ)感じがよく出ているので、これとて、描写に唸っている。

小説を読むとき、映画にすればこの主人公はこのヒトだな、、とか想像しながら読むことがあるが、多和田さんの本は、全てあたしの記憶の世界からその画像が引き出されるのである。
耽溺する。





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最終更新日  2023年03月13日 07時53分28秒
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