|
デルフィニウム・ブルノニアヌム Celphinium brunonianum Royle このを花初めて見るひとはきっと『ブルーポピーだぁ』(Meconopsis horridula hook.f.et Thoms.)と感動するだろう。それほど美しい淡いブルー色が心にしみ入る。ナンパ・ラへ上がる風の強い昼下がり、ごく小さな花しか見れない高所の礫地に背丈が20cmぐらいの背の高い大きさが3cmから4cmはあったろう花が強風に負けじと弓なりになりつつ、頑張ってた。なんで、こんな場所で咲けるのか不思議だった。がく片が5枚、中に黒い花弁と金剛色の毛が輝いていた。グレート・ヒマラヤの山々でも多く見かけたが、最近では西ネパールの各地でも見つけることができた。イエティ探しのミヤグディマータ南東稜、ハイキャンプへ上がる雨に霞む岩稜上に風にゆられていた姿を見たときは素晴らしい花だと思った。その夕方、相方は『・・・?』を観た。ぼくはビデオを持って必死に撮らえようとしたが、なし得なかった。
シェー・スムド・ゴンパでテンジン・ヌルブが15~16歳のときに絵師でラマ だった親父さんと画いた四天王の壁画四点の内、最後がこの持国天です。 四天王:広目天、多聞天、増長天、コレ持国天 ムグからドルポへ 2009年7月5日(日)ゴラ・ラを越えてチィミマルコーラの台地でキャンプ ゴラ・ラ 5182m 午後2:00 急に天候悪化してガスが出てきた峠に立つ。ディディゴ(1)にとって、前回の2007年のトルボ訪問から、体調不良が重なり原因不明の病気が出て意識不明になった。はじめ君が電話で知らせてくれた。それから数日経って回復したときは『やった!』『よかった』と麺サーブと喜んだ。岳友が亡くなったりしたけど・・、何とか立ち直り、持病のリューマチも平地では調子悪いらしいが、自前の明るさとひたむきなトレーニングの成果を今回の参加で克服してみる。という意気を感じて参加『OK!』した経緯があった。まあ!それはともかく両手、片手挙げ過ぎるきらいがあるのが・・。 Chhimimaru Dada 5776,5869,5839m View toward SW Nagri Dada あれから、初めての5000mラインなので、やや顔面が腫れてはいるが大丈夫そう・・。 『やったぁ~』ほんとうに嬉しそうな声を発してた。雨がみぞれになって辛い下降が待ってたけど、今夜は4300mラインで睡眠をとらせる。やや下がり過ぎかも知れないけど、この辺りの方が休めるだろう。 ゴラ・ラを東に越える Corydalis thyrsiflora. Camp on the N29 40 41 E82 39 401 4331m Phokari. みぞれから豪雨となりずぶ濡れになって、Pm4:30 薄日射すポカリ(池)傍の凸凹の平地にキャンプを張った。東の空が明るくなりだして、やがて本日のご褒美、虹が遠くのタクラ・コーラの上に大きく出た。冷えたからだを心の底から温かくしてくれる。テントの中でガンガンガスストーブ炊いた。 『そのおかげですやん』と夢のない現実をいうディデイゴ(1)でありました。 ジャンカも少しコーフンしてたみたい。 温かいストーブはいいなあ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/12/19 11:31:03 AM
[From Mugu to Dolpo Exp.2009 Summer] カテゴリの最新記事
|