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カテゴリ:産業(商業・経済・企業)
「システムの能力不足」孫社長が業務停止で陳謝
携帯電話大手のソフトバンクモバイルが、顧客情報システムのトラブルで契約切り替え業務を2日続けて停止した問題で、孫正義社長は30日、都内で会見し、「多くのお客様を待たせ、他社のお客様にも迷惑をかけしたことをお詫びする」と陳謝した。 業務停止で頭を下げる孫社長(左)と阿多専務執行役 トラブルの原因について、同席した阿多親市(あた・しんいち)専務執行役は「システムの能力不足と言わざるをえない」と述べた。 契約切り替え業務は同日午前に再開したが、孫社長は、3連休で処理件数が再び増える恐れがある11月1~5日の間、店頭での手続きを新規契約と契約切り替えに制限することを明らかにした。 システムの処理能力については「今回のトラブルで2倍に増強した」と述べ、当面はそれ以上の対応はしないという。ただ、NTTドコモ、KDDI(au)とデータを伝えるルートを改善し、システムの負荷を軽くしたとしている。 また、孫社長は会見で、ソフトバンクから他の携帯会社への通話料金が割高との指摘を踏まえ、通話定額プランでは、11月10日から他社との通話料を30秒あたり一律21円(税込み)にする計画を明らかにした。 一方、総務省は30日午前、ソフトバンクモバイルの阿多専務執行役を呼び、トラブルの原因究明と再発防止策の徹底を求めた。3連休中に申込件数が再び増える恐れがあるため、具体的な対応策を連休前に報告するよう求めたものだ。これに対し、阿多専務執行役は「事故を起こして大変申し訳ありません」と謝罪した。 うれしい悲鳴 ★ 産業総合(新事業・新商品など)ニュース ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月31日 23時49分44秒
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