アルカイダに刺激されテロ計画した17人を逮捕
カナダ警察、アルカイダに刺激されテロ計画した17人を逮捕カナダ警察当局は3日、アルカイダに刺激され、オンタリオ州の人口密集地をターゲットに一連のテロ行為を計画していたとされる若者ら17人を逮捕したと発表した。6月3日、カナダ警察は、を逮捕したと発表。写真は、容疑者らを乗せた警察の車 当局者によると、容疑者グループは爆薬の原料となる硝酸アンモニウム3トンを所持していた。これは、168人の死者を出した1995年の米オクラホマ州オクラホマシティー連邦ビルの攻撃に使用された量の3倍に相当する。 また逮捕された17人のうち5人は18歳未満という。 警察当局がグループから押収した物品には、爆弾の材料とみられる化学肥料の袋や配線と共に箱に入った携帯電話のほか、コンピューターのハードドライブなどが含まれていた。 逮捕のテロリスト17人、カナダ議事堂爆破を計画か カナダ有力紙グローブ・アンド・メール(電子版)は5日、テロを計画したとして今月逮捕された17人の容疑者が、首都オタワの国会議事堂など同国のシンボル的存在の建物爆破を計画していたと報じた。 AP通信によると、カナダ当局は、17人が米、英など計6カ国のテロ組織関係者とかかわりがあったとみて捜査。カナダでテロの国際ネットワークづくりが進んでいた可能性が出てきた。 同紙によると、最大都市トロントを代表する観光名所「CNタワー」と、金融の中心「トロント証券取引所」も攻撃目標だったとされる。警察幹部は「現実的で深刻な脅威」があったと語った。 AP通信は米司法当局者の話として、捜査当局が米英、バングラデシュ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、デンマーク、スウェーデンのイスラム過激派組織と17人の関係を捜査中と伝えた。 17人は、燃料と混合すると爆発物として使用できる硝酸アンモニウム3トンの入手を図ったほか、トロント北方でテロ訓練キャンプを開いた疑いなどが持たれている。あぶないですね いたるところに火種が・・・★ 戦争・テロ・紛争 ニュース ★