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カテゴリ:サッカーテクニック
先週の試合で、コーチが気になったのはパスのスピード。みんな、トラップがうまくない。強いパスを出すと、味方がトラップミスをするんじゃないかと心配。ついつい、パスが弱くなる。それでパスのスピードが遅くなる。
どんなボールが来ても、トラップできるように。トラップミスをしないように。「もっと強いパスを出せよ」と要求できるように。基礎からのトラップ講座。 まず大切なのは、ボールの正面に走り込むこと。脚を伸ばしてトラップするような横着をしない。ボールが体から離れれば離れるほど、トラップは難しくなる。ボールの正面に入れば、体のどこかに当たる。仮にグラウンドがボコボコで、ボールがイレギュラーにバウンドしたとしても。正面に入ってさえいれば、どこかに当たる。 次に大事なのは、ボールを止める方の脚の力を抜くこと。特に、膝から下の力を抜いて、ブラブラさせる感じ。ボールに当たった瞬間に、ボールの勢いに負けるイメージ。あえて足を引く必要はない。そのためには、軸脚を深く曲げることが大切。 ボールに当てる場所は、一つにはインサイドキックを打つポイントよりもやや下。キックを打つところよりも柔らかい場所。もう一つは親指。足の先にボールを当てることにより、足がボールに持っていかれる感じ。 次はボールの止め方。一つは、足を引いて止める。ボールの勢いを足で吸収する。もう一つは、ボールをカットする。上から下へ足を下ろすことで、ボールにバックスピンをかける。三つ目は、ジャンプして止める。ボールを止める直前にジャンプすると、全身の力が抜ける。力の抜けた状態でボールを止める。 大事なのは、次にボールを蹴りやすいところにボールを止めること。足のどこに当てるのか、どうやって止めるのか。右脚で蹴るのであれば、右脚の前にコントロールする。あまり足下に入ってしまうと、ボールが蹴れない。 次に練習したのは、蹴り足の外にボールをコントロールするやり方。中盤や密集した場所では使えないけれど。シュートを打つシーンやセンターバックでボールを回す際には使える技。どちらの脚で蹴るか、どちら側に出すかをを相手DFにわからせない。これは難しくて、まったくできない。トラップは、自分にとって最大の課題。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.23 12:57:27
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