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随筆の樺の木

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2008.08.26
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カテゴリ:映画
ふと、
誰かに呼ばれるように『ハプニング』(Mナイトシャマラン監督)を観に行った。

※以下ネタバレにご注意

映画が始まるまでに、我々はポップコーンを食べたり友人や恋人、そして家族と談笑している。こちらが映画を「観てやる」という意識で座している。
しかし、逆に映画がこちらを「観ている」ような胸騒ぎを感じる。
冒頭の雲が流れていく場面。
息苦しさのような時には嘲笑の表情さえ垣間見えるような無気味な雲である。

観客、とくに後ろにいた女子中学生2人は「え、もうはじまったん?」という感想をもらした後すぐに映画とはまったく方向の違う話題に向かってしまう。

依然として悠然と雲は流れていく。

そこに突如として、切り替わる公園の場面で、その公園に集うすべての人が足を止める。大勢の人がシンクロして、動く時はなぜか笑いを誘うけれど、その止まった姿勢のまま大勢の人は自殺をするのだ。

何かが彼らを襲った。その時、雲に退屈していた観客もドッキリしてしまう。

ある原因があってアメリカ東海岸に自殺をする人々が増加していく。

その原因は目に見えない。目に見えないものから、逃げる恐怖。

映画をみていてホラー映画に関わらずどうしてアメリカの映画は何かから逃げる映画がかくも多いのだろうと思った。

ハリケーンやアナコンダ、隕石、浸水、ロボット、恐竜、サメ、宇宙人、老い……。

立ち向かうのは、男と女のペアである。老いは男と女の闘いかもしれないけど。








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Last updated  2008.08.27 00:49:25
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