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いつまでも…二人で

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2024.05.13
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テーマ:独り(31)
カテゴリ:思うこと

未明から強い雨が降って、朝には小雨になっていましたが
厚手のトレーナーを引きずり出して着ないといけないほど
とてもヒンヤリとした朝でした

昼からは、気温も上がってくるだろうと思っていたら
春物のコートがいるほど、気温が低く
夕方、バスに乗れば緩めの暖房が入っていて、心地よい暖かさにホッとしました

昨年は、これほど気温の乱高下は無かったように思います
気温が上がり出して、暑くなるのが早かったと思いますけれど

仕舞った春服を引っ張り出すようなことは無かったので
異常気象も年々、異常さが増しているのかもしれません




昨年の今日の写真です
華やかな母の日のカーネーションではなく
ピンクの可愛いスプレーカーネーションを多めに買って
お仏壇のお姑さんにお供えした後の、残りのお花をテーブルの片隅に飾ったのでした



もう、この写真の日から一年か…
とても早かったように思います

時間の感覚が、死別直後から変になっていて
未だに治らないようです

時間間隔の何が変なのかというと
昨年の事と一昨年の事が良く分からない事があります

時系列に並んでいる写真なんかを見ると、記憶の新旧がわかりやすいのですけれど
記憶だけが頼りの場合、去年のカーネーションと一昨年のカーネーションがどちらが先か分からなくなることがよくあります

夫との死別を経験してからの時間は
綺麗に一直線上に並んでいるのではなく

何年経っても、独りで生きている時間の全ての記憶が
大きな袋の中に投げ入れられているような…

経験した記憶がばらばらに、同じ袋の中に入っているので
想い出を一つとりだした時、その記憶は何時の物だったのか
瞬時に分からない…そんな気がしています

そうだとしたら

一人生活が始まってから私は
今までの夫と一緒に過ごしてきた時空とは別の時空で暮らしているのだはないでしょうか…
そんな気がしてきました

一生懸命に前へ一歩ずつ歩いているつもりでも
その軌跡は真っすぐではなく、丸い円を描いているので
いつまで経っても、丸い空間からは出られることなく

独りの空間の中でだけで暮らして行くのではないかな、なんて考えてしまいます


そのように考えれば、死別したときから急に
今までの暮らしていた現実世界とは別の世界のにおかれたような気がしていて

その、今までの世界からはじき出されたような感覚に強い違和感を感じていましたけれど
それが何かわかることができないでいて

やっと、丸二年を過ごしたころから
ボンヤリと、違和感の姿が見えてきたように思います

ポッカリと心の中に穴ができただけではなくて
歩いてきた道そのものが変更されて、全く別の道を歩いているのではないかな、とやっと気が付いてきたのです

そうだとすれば、日にち薬が効いてきたとしても
急に悲しさが襲ってきたり、急に涙が溢れてきたり…
何年経っても、情緒が安定しないのも、

死別したその瞬間の事は、だんだん過去になっていくのではなくて
何年経ってもいつまでも、同じ空間にプカプカと浮いているから
哀しさや辛さはいつまで経っても、同じだけの痛みを感じ続けるのでしょう

今日は、哀しさや辛さがなかなか和らがない理由に気が付くことができました

人それぞれなのだと思いますけれど
私の場合は、こういう事なので
死別の哀しみや辛さとはいつまでも共存していかないといけないのだと、今日思い知ることになりました

焦っても前に進めないのだと分かっただけで
ある意味でお腹が座りました

死別によって味わうことになった辛さや寂しさや絶望感から
人生を終えるその時まで、離れることはできないのだから
もう、無駄にあがくことをしないでおこうと思います

流れに身を任せて…
それが一番楽に生きる方法なのでしょうね




今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ






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最終更新日  2024.05.13 22:08:38
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