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カテゴリ:戦記
本日は『陸軍記念日』なり。 2023/03/10開始
私がブログに掲載済みの「関東軍の死闘」本文構成に大いなる助けとなった一書「帝国陸軍の最後」があるが、これの著者・伊藤正徳氏はこう書いている。 「小学校の校長でも大学総長でも、およそ校長として牛島ほど似合う人はいないというほどの人柄であった。薩摩の産、自ら小西郷を以て任じたかどうかは知らないが、いかにもそれらしい風格があり、叱(しっ)せず、迫らず、悠然と構えたその自然の姿に対し、生意気の将校は不足を感じたが、大多数は尊敬の念を生じてその下(もと)で働くことを光栄に感じた」(『帝国陸軍の最後・特攻編』)。 私の父、故・村松博(旧姓名・佐野博。陸軍士官学校第五十八期)も、生前の元気な頃、「牛島閣下は、晩年に近い一時期、陸士の校長をしていてな、実に人格高潔な雰囲気があった」と語っていた。 またさらに父は、こうも言っていた。「陸軍、分けても陸士はリベラルな校風で、実に過ごしやすかった」。 私は海軍ばかりが高く評価されるのに疑問を持っていたし、例えば「総員起こし」の号令のあと、即座に起床してきちんと畳んだ生徒の夜具を上級生がわざと崩して、やり直しを命ずるいわゆる「江田島地震」の有名シーンに、不愉快でシラケる思いを禁じ得なかったことを思い出した。 牛島閣下は、沖縄防衛戦の総帥として、第32軍司令官となり、昭和20年6月、割腹自決を遂げられた。 ![]() 牛島満陸軍中将(戦死後、大将) 牛島満閣下・辞世 矢弾(やだま)尽き 天地(あめつち)染めて散るとても魂(たま)還り 魂還りつつ 皇国護らん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.10 03:06:24
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