嗚呼、懐かしの雑誌「少年」。
久しぶりにビデオを借りた。ただし、日本語吹き替え版が欲しいので、このごろは専らDVDを借りる。これの利点は、日本語を聞きながら字幕も読めることである。なお、新作は避ける習慣なので、とうに流行遅れになっているものが多い。今回は「ターミネーター3」・スティーブン・セガールの「撃鉄」・「ハルク」・「X-MEN」の四つである。光文社の月刊誌「少年」表紙。さて、懐かしい月刊誌のことをあれこれ書いていたら、さらに無性に懐かしさがこみ上げて来た。わずか二冊とってあるかつての購読誌「少年」を本棚から出して、次号予告ページを見たら、小学校時代がよみがえって来た。 「少年」の次号予告ページ(上下二冊分)。いずれものちに古本屋から1,2万円で買ったものである。実はほかに少女誌も買ってある。写真ページ掲載の「なかよし」以外にも、「少女フレンド」・「マーガレット」などを持っている。そして、今でもたまに「小学一年生」・「テレビマガジン」などを買って、付録を見て楽しむことがある。平成8年暮れ、神経を病んで近所の内科医院に二週間ほど入院した時は、両親に頼んで、おびただしい数の子供雑誌を買ってもらい、ベッドの上で、夢中になって組み立て付録を作って、退屈をしのいだ。作った付録は数十個にのぼる。退院後しばらくとっておいたが、「星のカービイ」と言っただろうか、これの組み立てゲーム一つを残して、すべて処分した。いい年してと思うが、組み立て付録を作っているさいちゅうは、確実に童心に帰れる。かつての「少年」が提供してくれたほど凝った仕組みのものはないが、懐かしい昔の組み立て付録の感触を思い出す助けにはなる。多分、今後も気が向くと、幼児雑誌などを買うことだろう。