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野菜ソムリエコミュニティおおさか会員の金子正美です。
7月30日(土)、大阪市立大学附属病院の安宅鈴香先生をお招きして、コミュニティ幹事の山川典子さんと、野菜ソムリエコミュニティおおさか主催「こころとカラダのバランスを整えよう」~脳科学と食事の関係性~講演会を開催いたしました。 野菜ソムリエコミュニティおおさかにとって、初めての医師による講演会に、26名の方が参加下さいました。 ![]() ![]() 安宅先生の専門分野である神経内科、その中でも、高齢化社会で増えつつある認知症の実態と医療の最新情報、食事が脳に与える影響や、野菜・果物の効用についてのお話を伺いました。 ![]() ![]() 「最近、もの忘れが気になる、と感じる人はいますか?」という先生の問いかけに、参加者の手があちこちから挙がりました。 現在、認知症患者は全国で462万人。高齢者の増加により2025年には700万人を超えると言われているそうです。 認知症の原因は様々ですが、ココロの状態、「うつ病」とも大きな関係があるそうです。 “カラダは食べたもので出来ている” 脳も同じです。 脳の神経伝達物質を作る栄養素が不足しないよう、日ごろから良いエネルギーを脳に与えることが大切です。 脳に良い習慣についてもお話し下さいました。 野菜に多く含まれるファイトケミカルは、強い抗酸化力を持ち、免疫力をアップしてくれます。 「一日5皿の野菜、皆さん摂れていますか?」との先生からの質問に、半数以上の挙手が。 さすが野菜ソムリエさん達です。 ここで、世界の野菜摂取量のグラフを見せて頂きました。日本は意外と高くない事に驚きました。 野菜は、ストレスに強いカラダを作るのに不可欠な食べ物だということです。 週三回の野菜ジュースにより、アルツハイマーのリスクが下がるという実験結果もあり、野菜多めで、お肉などのタンパク質も必要との事。 バランス良く、毎日楽しく、誰とどこで食べるか?も大切だそうです。 脂質の種類や、食べる順番にも気をつけましょうとの事でした。 他にも、和食・地中海食も認知症リスクを下げるそうです。 先生は、参加者と対話しながら、途中、長丁場で疲れた私たちのために、シンプルな呼吸法や、リラックスのためのゲームなどをして下さり、細やかな心遣いをしていただきました。 その後、質疑応答に。 参加者の皆様から、人工甘味料の摂りかたや安全性、野菜ジュース、酵素、脳が疲れた時の食べ物についてなど、ご質問がありました。 またご家族が認知症の方からも、病気に関する質問や、どの科を受診したら良いのか等の質問もありました。現役の臨床医からのアドバイスは大変ありがたいと喜んでおられました。 ![]() ![]() そしてお土産に、ゆうき農園さんの八尾枝豆300gを参加者全員にお持ち帰り頂きました。枝豆は、脳に良い食べ物との事です。 小腹がすいた時のおやつにも、枝豆をお勧めされていました。 医師の安宅先生のコメントも入った枝豆のレシピも皆様にお土産としてお配りいたしました。 コメントを参考に、意識して食べると栄養の吸収率も変わるそうです。 海外の研究結果など貴重な情報もお聞きできました。 主婦であり、お二人の子供さんのお母様でもある安宅先生ですので、食材にも詳しく、私たちが日ごろ取り組めそうなことを沢山教えていただきました。 スーパーフードの一つである、アロエベラの効用(老化防止・アンチエイジング等)についてもご紹介いただき、先生のご著書も大変な人気で完売し、会はお開きとなりました。 ![]() 最後になりましたが、ご講演賜りました安宅先生、ご参加下さいましたコミュニティおおさか会員の皆様、お世話になりました幹事の皆さま、貴重な機会を頂きありがとうございました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.08.12 09:14:41
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