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テーマ:今日行ったコンサート(1209)
カテゴリ:クラシック
ミューザ川崎シンフォニーホール 14:00~
4階正面 (ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番) エルガー:交響曲第1番 <アンコール> エルガー:変奏曲「エニグマ」~ニムロッド ヴァイオリン:戸田弥生 東京交響楽団 指揮:尾高忠明 東響の名曲シリーズ。天気が悪くて道が混んで、前半はパス。後半のみ聞きました。まぁ、ブルッフはあまり惜しくはないかな......と思って......... そんなわけで後半のエルガーのみ。 エルガーの交響曲、あまり聞いた覚えがない曲です。少なくとも、生では確か初めてだった筈。 この曲、書かれたのは20世紀に入ってから。完成したのは1908年。ということは、マーラーの晩年の頃に当たるわけで、確かに後期ロマン派の交響曲、という感じではあります。 が、当然と言えば当然ですが、やはりエルガーにはエルガーらしさがあって。後期ロマン派と言っても、マーラーがおもちゃ箱をひっくり返したみたいにあれこれ突っ込んでたり、ブルックナーが構成感があるのかないのか分からないような繰り返しを延々続けるのに較べると、ある種の秩序を感じさせるのです。(というかこの二人が秩序無さ過ぎなのか(苦笑)) 秩序というのはちょっと違うか。端整さというか、背筋が伸びてる感じなのですね。どちらかというとマーラーみたいに色々入ってはいるのだけれど、あれほどグダグダにはならない、みたいな。 尾高指揮の東響はまぁ良かったです。このくらい聞ければ御の字。いつも硬くて閉口する東響だけれど、今日は程々の柔らかさで良かった。 どちらかというと、アンコールは蛇足。それほどには感心しなかったのは、曲の問題なのかしら。 アンコール前に、尾高がホールを褒めそやしていたけれど、まぁ確かに全方位型ホールとしてはいいかも知れないけど、それはサントリーとかを基準に考えるからですぜ......と思いながら帰途に就いたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月14日 10時53分00秒
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