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テーマ:今日行ったコンサート(1209)
カテゴリ:クラシック
石橋メモリアルホール 15:00〜
2階 「にほんの歌を集めて」 武満徹:三月のうた、うたうだけ、昨日のしみ、めぐり逢い、ぽつねん、MI・YO・TA さくらさくら 早春賦 朧月夜 神田川 なごり雪 酒と泪と男と女 卒業写真 翼をください 時には昔の話を オリビアを聴きながら あの素晴しい愛をもう一度 秋桜 時代 花 <アンコール> 瑠璃色の地球 見上げてごらん夜の星を
カウンターテナー:藤木大地 ギター:荘村清志 東京・春・音楽祭。3/20から開催となっております。まぁ、このブログでもあれこれ書いていますが、ジェットコースターみたいなことになってますから、大変だろうとは思います。が、まぁ、それはそれとして、やるというので。加えて、この日は一都三県での緊急事態宣言最終日。この日を境にコンサートの類は原則として事実上制限が解けるので、今後は混むだろうなぁ、と思い、まだ収容人数に縛りのあるうちに行っておこうと思って買ったのでした。それもどうなの?って?まぁ、ねぇ.... で、あまり真面目に内容見ずに買って行ったのでした。「にほんの歌」をやるのね、まぁ、それもいいか、というくらいのノリで。当日しみじみと曲目見て、こういうのだったのね、と思いつつ。 曲目としては、1曲除いてほぼ前世紀のものばかりで、多分君同時代で聞いてたもの殆どないよね、という若さのカウンターテナーと、ガチでリアルタイムでしたよね、というギタリストの組み合わせ。まぁ正直荘村清志が出るというので何某か面白かろう、というつもりで行っていた面もあるのですが、しかし、この曲目だったのか....という。 しかしまぁ見事にこういう内容で、これはどうなの?というところですが、個人的には「そういうもの」であるのなら、とやかくいうものではないな、というところです。まぁ、この環境下でやるぞ、となって、ここに辿り着いてしまったものは、まぁそういうものとして聞く、といったところかなと。嫌なら聞かなきゃいいんだものね。 で、まぁ、それはいいんですが.....そうねぇ。暗譜で歌っているのだけれど、数曲歌詞を忘れちゃって、というのは、まぁ、御愛嬌とはちょっと言えないかな。なにしろ武満以外の曲で引っ掛かってて、それ、こっちは全部なんなら歌えるからね。それはちょっとどうなのという。 一方、演奏としてはまぁまぁ面白かったと思います。荘村清志はギターそのものもさりながら、ギター伴奏の編曲もなかなか面白く、この面ではなるほど期待通り。歌そのものは、まぁそれなりに歌ってるよね、というところで、カウンターテナーだからどうとかいうことはまぁないのだけれど、正直、この数日前に聞いていた新国の「ワルキューレ」に比べれば、歌としてはこちらの方がある意味よかったと思います。ダメ出しポイントも無いでは無いのですけれどね。でも、まぁ、それなりに楽しめるならたまにはこういうものもいいし、その意味では無駄に理屈捏ねて意味があるものだと価値を弁じてもしょうがない、という視点はありますからね。 それと、なまじっか歌えるだけに、なるほどそう歌うのか、という意味での面白さというか悔しさというか、まぁそいういうものもありますし。まぁ、そういう言い方するとカラオケ行って自分よりうまい奴がいる、というのとどう違うんだ、という話にもなりかねないのではあるけれども。 石橋メモリアルホールは実は初めてでしたが、それほど不便でも無い場所ではありますね。小ぶりのホール。響きとしては、聞いてるものがまたアレなので、なんとも言えませんが。終演後、上野公園の方は桜がほどほどに咲いていて、例によって宴会等禁止だったので、それはそれでよかったり。 静かな上野というのは、好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月07日 00時08分16秒
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