テーマ:オペラ座の怪人2005(445)
カテゴリ:オペラ座の怪人
ネットで検索したら最寄の駅からJR和歌山駅まで1時間37分。それに追加でバスの時間15分ほど。な~~んだ!意外と時間掛からへんやん!
と、机の上では感じたのですが・・・ 今朝9時出発。帰宅は5時半でした。ふ~~ その間、昼食を食べる時間は取れずで、JR和歌山駅で買ったおせんべいと、映画館で買ったコーヒーを入場までの時間にそそくさとお腹に治め、映画を見終えてから、バスの時間待ちにまたコーヒーとおせんべいを。 このバスがクセモノですね。 どうしても時間待ちができてしまうのです。 それに乗り込んでからも、途中に南海和歌山市駅を挟むものだから、そこで時間待ち。 結局、ストレートにいけば15分くらいのところが、25分ほど掛かりました。 さて、映画はどうだったか。。 ジストシネマ和歌山さまのサロンシネマ、、素晴らしくゴージャスなシアターです。 って、実は去年も書いておりましたね。^^; 映像がとても自然色できれい。音響は重低音の響きもド迫力なら、小さな音もきれいに拾って臨場感たっぷり。お墓のシーンでファントムの「I am your angel of music.Come to me angel of music..」のところで、ぐるぐると声が頭上を廻りました。 MOVIX橋本には及びませんが、こちらはゆったりと木の肘掛と小テーブルがついたサロンシート。 70席足らずなのに、180人くらいのシアターと同じくらいの大きさ。 ここのサロンシネマは特別上映専門のお部屋。そう、このシネコンではいつも何がしかの名画上映をしているようですね。 しかもお値段1000円。これが微妙に良い効果をあげています。 去年はここでもワンコインだったのですが、上映中に何かを食べる音に悩まされたように日記に書いていました。 が、1000円の今回は、確かに客数も去年に比べると半分くらいですが、静かです!! 最後の最後まで沢山残っておられました。 ワンコインも捨てがたいけれど、この客層も魅力的! 今日はずーっとジョエル監督のファントムへの愛を感じながら観ておりました。 ファントムは素顔を見られてから、クリスティーヌに対して自分でも度し難い純な心で接しています。 それまでは音楽の天使、父親代わり。ファントムにとっては距離を保ったコントロール可能な関係だったのに。 7歳でオペラ座に寄宿した少女と、現実社会から逃れて棲みついたファントムが通わせた心は、クリスにとっても、真実を知った当初こそ混乱と当惑があったものの、次第に心の淵を確かめるものとなりました。 墓場のシーンはそのファントムが側にいてくれない寂しさが露呈しているし、婚約したとはいえ、喜びよりも後悔が勝っているのをマスカレードのラウルとの会話で見てとれる。 「ドン・ファン」の舞台で囮になることを強制されたクリスは、ラウルには感づかれないように、ファントムの窮地を救おう必死です。 「生きていくために命を懸けなければならないの?」これはファントムを案じてつい口から出た言葉だったのですね。 そしてクリスの心の奥底の声を聞くときに、それは全く私の心。 今日も随所でキューンとなる胸を抱え、一体何度観ているのかと自分でも可笑しく感じながら、やっぱり涙を拭うのに忙しい後半でした。 和歌山ジストシネマの「オペラ座の怪人」超お薦めです。 ※写真は携帯で、しかも自席に座ったままで撮ったもの。ひどいですねぇ!^^;;; 一番下に白く見えるのは、木製の小さなテーブル。 ---- 今日の余禄 「Vフォー・ヴェンデッタ」の予告編を観ました。(笑) 映画の良さに比べて、予告編の魅力の乏しいこと!^^;; ロードショーの時に空いていた筈やねぇ。 Vもやっぱりサロンシネマだそうですよ~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[オペラ座の怪人] カテゴリの最新記事
ああ、うらやましいです、wakabaさん。
そんな素敵なシアターでファントムに逢えたなんて!私もできることならご一緒したかったなあ。 それにしてもこんな素敵なシアターが家の近くにあって、毎月オペラ座上映してくださったら(毎日だと日常生活が破壊されるので一週間で十分^^;)、どんなに幸せなことでしょう。老後に移住しようかしら・・ 私もシューマッカー監督のことを考えながら映画を観ることがよくあります。監督にとってジェリーは「ファントム役を演じたクリスティーヌ」だったにちがいない、とか、「このシーンは監督の愛の表現だ。」とか。 監督もALW氏も決してむくわれることのない愛を抱えて年を重ねたファントムだったのかもしれませんね。 (November 26, 2006 10:04:31 PM)
マノンさん
ごめんなさい。見落としておりました。(泣) ステキな劇場で、ステキな観客に囲まれて・・・至福の時間です。 でも、その2時間半を手に入れるために、時に悲惨な一日を送ることがあるんですよね。 ああ、どうしてそれほどまでにして!!!(笑) そのサロンシネマですが、映画が始まってから、終わるまでに何度も係りの方がそっと入ってこられ、会場や画面の様子をチェックし、そっと出て行かれました。 何より嬉しいことでしたよ♪ >私もシューマッカー監督のことを考えながら映画を観ることがよくあります。監督にとってジェリーは「ファントム役を演じたクリスティーヌ」だったにちがいない、とか、「このシーンは監督の愛の表現だ。」とか。 不思議ですねぇ! もう初めて観た頃の印象は忘れてしまったのですが、 きっと私の感想をご覧になった新しいファントマーさまは「え?」と 思われることが多いでしょうね。 その上、映画を観て涙を流しながら、監督の愛を感じるなんてね。(笑) (November 27, 2006 10:46:19 AM)
出遅れましたが、和歌山レポありがとうございました。
椅子のショットからも伝わってくる劇場の優雅さ。 本当に素敵なシアターですね。 そんなところで鑑賞するPhatomにV。 ああ、想像するだけで眩暈と血圧上昇が。 今年のPhatomは倍額になった(笑)おかげで 良い鑑賞環境となってよかったですね。 ワンコインで多回数を観ることが出来ても、 ガサガサ環境で集中できない鑑賞が多いよりは たとえ回数が少しくらい(爆→少しがポイント)少なくなっても 静かに集中できる鑑賞が嬉しいような気がします。 追伸:私も某所で書きましたが(笑) Vのあの予告はいけません!人に誤解しか与えませんよ~(涙) (November 27, 2006 06:20:11 PM)
Marvinさん
おはようございます。 >本当に素敵なシアターですね。 施設だけが豪華なところは他にもあるかもしれませんが 映像や音響、それに係りの方の気配りも含めて こんなにステキなところはあまりないと思いますよね。 遠いのですが、やっぱり一日がかりで「V」にも会いに行ってまいります。 >Vのあの予告はいけません!人に誤解しか与えませんよ~(涙) Marvinさんも感じられましたか! 多分、ロードショーの時に、私も何度か観ていたと思うのですが 何も印象に残ってない! だから初めてVを観に行ったときも、他に観たいものもないし・・・ だったのです。 それでも観たのはわざわざ橿原のMOVIX、、なので これはやっぱり「偶然」ではないのですよね。(笑) (November 28, 2006 08:32:37 AM)
隣の席で携帯メールでも前後でポップコーンぱりぱりでもいいから近くで上映してくれないかな~。
和歌山の浜は初夏、美味しい「しらす」が揚がります。もうちょっとすると「みかん」。鯛に八朔、三宝柑、梅干し・・・(宿六の第二の故郷なのです。)次回はもうちょっとゆっくりなさって下さいませ♪ (あ、別に和歌山県観光局に知り合いはいませんよぉ) (November 28, 2006 08:21:41 PM)
Jem211さん
こんばんわ。 ほんとですね、上映のない地域が沢山あるのですから、 あれこれ贅沢を言ってはいけませんね。^^;; 来年はJemさんのご近所にも、ファントムが行きますように。。 >(宿六の第二の故郷なのです。)次回はもうちょっとゆっくりなさって下さいませ♪ あ、そうなんですか!随分遠くですよね。 和歌山、とても辺鄙なところですが、それだけに秘境の魅力たっぷりですね。(笑) 私は山も良いけれど、元はというと海が好き。 波の音が聞こえるところに住んでみたいのだけど、 困るのは、海の幸が苦手という変わった好み・・・^^;; (November 28, 2006 10:32:30 PM) |
|