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東京今昔物語  (写真の世界 http://wakowphoto.world.coocan.jp/ より)

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2007.12.02
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カテゴリ:昭和
水元公園-19D 0711qtc
水元公園

和田堀公園-06D 0711qtc
和田堀公園

砧公園-03D 0711qtc
砧公園

水元公園は、東京では最も面積の広い公園でしょう。江戸川と中川に挟まれた、葛飾区東北端と埼玉県三郷市とが接する水郷地帯に造られた公園です。水元公園は、広くて長い遊水池を挟んで、対岸の三郷公園と一体となった公園ですから、尚のこと大きく見えます。

この遊水池は、徳川吉宗の時代(18世紀末)に江戸川や中川の洪水から江戸市内を守るため造られた溜池の一部で、水元小合溜と言われていました。この付近は、当時江戸市内への農作物の供給基地でしたから、平時には灌漑用水の溜池としても利用されたと思われます。

遊水池の周囲を一周するとハイキング気分を味わえる位の広さですから、水元公園は今まで取り上げた都市型公園とは異質の公園です。しかも、これだけの広さを持ちながら、公園の整備は良く行き届いており、大規模な花菖蒲の庭園、長い桜並木、メタセコイヤの森、フィールドアスレチックス、バードサンクチュアリーなど盛りだくさんの公園です。

和田堀公園のある一帯は、武蔵野段丘の段落するところで、井の頭池、三宝寺池、善福寺池と言う大きな湧水池があります。そして夫々の池を目玉にして、井の頭公園、石神井公園、善福寺公園と言う大きな公園があります。和田堀公園は、善福寺池から流れ出た善福寺川沿いに造られた小さな公園で、この付近では地味で特色のない公園です。

和田堀公園は、善福寺川を囲むように細長く伸びた公園ですから、この流れを公園に取り込んで、人々が川の流れに親しめるような公園造りをすれば、特色を出せるでしょう。この付近の川の水は綺麗です。川の両岸をコンクリートの壁で垂直に囲んでしまっては、誰も川の水に触れられません。今は洪水の危険も少なくなったようですから、公園の敷地を削ってでもカミソリ型の堤防は廃棄した方が良さそうです。

世田谷区にある砧公園は、戦前から都市計画で緑地として保護されていたところで、戦後のある時期まで都営ゴルフ場でした。そのため、郊外型公園の中でも面積の広さと大樹の多さでトップクラスの公園です。ゴルフ場跡だけあって、園内には適当な起伏あり流れありで、変化にも富んでいます。公園への足の便も良く、東名高速の東京インターの直ぐ傍で、環状8号線から見えるところにあります。

ファミリーパークと称される通り、家族向けに整備された公園です。芝生に寛いでも良いし、公園を周回する小径を歩いても良い、均整のとれた公園です。更に、公園の一廓に世田谷美術館があります。近現代美術を収集していますが、海外美術館とも提携した企画展も開催しています。「芸術と自然は密かに協力して人間を健全にする」がモットーの美術館です。

三つの郊外型公園の特色を示す写真を並べました。
(以上)





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Last updated  2007.12.02 21:28:10
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