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カテゴリ:今日の一冊
遠縁の死刑囚・響子の身柄引受人に指名された香純と母は、刑の執行後、遺骨を受け取った。香純は、「約束は守ったよ、褒めて」という響子の最期の言葉の真意を探り始め…。『STORYBOX』連載を改題、大幅に加筆改稿。 吉沢香純と母の静江は、遠縁の死刑囚三原響子から身柄引受人に指名され、刑の執行後に東京拘置所で遺骨と遺品を受け取った。響子は十年前、我が子も含む女児二人を殺めたとされた。香純は、響子の遺骨を三原家の墓におさめてもらうため、菩提寺がある青森県相野町を単身訪れる。香純は、響子が最期に遺した言葉の真意を探るため、事件を知る関係者と面会を重ねてゆく。 本書は、秋田児童連続殺害事件をモチーフにした作品。女性死刑囚の心に迫る内容ではありますが、展開が淡々と描かれ、ラストもしっくりしない結末で物足りなさが残る作品でもありました。 【満足度】 ★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2023 07:12:48 PM
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