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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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フランスワイン

2019年07月02日
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カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG4563.JPG

いよいよ7月も終わりが近づいてきましたが6月のリースリングと和食の会のワイン、続いてはフランス・アルザスのものになります。
リースリング・キュヴェ・テオ2017​。生産者ドメーヌ・ヴァインバックはその始まりを1612年まで遡ることが出来るという歴史ある作り手です。今では多くの新しい造り手も登場しているアルザスですが、ヴァインバックはヒューゲル、トリンバックとともに当地を代表する生産者と言えるでしょう。ただ、実は1998年からビオディナミを一部導入し、2005年には全面移行していたりも。
本ワインに付けられている「テオ」と言う名前は、ワイナリーの現所有者ファレール家の二代目で、ヴァインバックは勿論、アルザスワイン全体の向上に大きく貢献したテオ氏へのオマージュです。価格は4800円程度。

はしっかり黄色です。ツヤ感も少々。

香りはフルーティさしっかりで、青リンゴやリンゴ、白桃黄桃、軽い洋ナシやカリンといったものに、レモンやグレープフルーツ、微かなオレンジやレモンピールといった柑橘っぽさが加わります。また、蜜っぽさもあり甘いニュアンスをよく感じる華やかなものでした。ただ、勿論それだけではなく濡れた石的なミネラリーさを感じさせる要素や白コショウなどの乾いたスパイス、それに乾燥ハーブっぽさなども。

味わいは、結構しっかり果実味のインパクトがあります。ただ、そこは流石と言うべきかしっとり系も強さのある酸が入りバランスの良さを感じさせます。ボディはミディアム位ですが、硬質乍ら角ばる感じでは無い質感が、エキス分のあるボリューム感と相まって奥行きや深さ、スケール感と言ったものと丸さの双方を感じさせます。

会では、鮎の塩焼きの辺りから飲み始めました。
鮎との相性もまずまず。意外に、脂や香ばしさと言った部分よりも、身の旨みそのものとワインの果実味や酸が噛み合うような印象でした。
天ぷらとは、やはりズッキーニの甘みが好相性。そこに、揚げてあることでの香ばしさや油のコクが加わり、ワインのボリューム感とも馴染んでくれました。
その他、タコの土佐酢の旨みや、鰻の香ばしさと言ったものとも悪く無い感じで、存在感のあるワインですが和食との組み合わせも無難にこなしてくれました。

味わいのバランス、香りの華やかさ、そしてスケール感を感じさせる質感と、名門ドメーヌがワイナリーの歴史上の重要人物の名前を付けているだけの事はあるワインでした。
ただ、今回のものは2017ヴィンテージと言う事で勿論まだまだ若いです。現段階でも美味しく飲めますが、これが5年、10年…と熟成すると、またハチミツっぽさが強まるなど素晴らしいところを見せてくれそうです。

​​
リースリング キュヴェ テオ[2017]ドメーヌ ヴァインバック(750ml)白/フランス・アルザス同一ワイン12本以上で3%現金割引キャンペーン
楽天内にも投稿時時点で取り扱いがいくつかあります。こちらは4707円と少しお手頃。

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最終更新日  2019年07月27日 01時41分17秒
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2019年06月04日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG4525.JPG

今回の5月のワイン会のワインはフランス・アルザス地方の自然派な白です。
アリアンス2016​。生産者はマルク・テンペはアルザスの中心部付近の村にあるドメーヌで、ツェレンベルクなどの優良な畑も所有しています。ただ、ドメーヌ・マルク・テンペとしてのスタートは1993年と最近だったり。その後、3年をかけて自然農法へ転換、1996年からはビオディナミを実践しています。
セパージュはピノ・ブランとオーセロワ30%、シルヴァーナー25%、ゲヴュルツトラミナー20%、シャスラ10%、ピノ・グリ10%、リースリング5%。価格は、2700円程度です。

は麦わら系ですが割にツヤ感はあります。

香りはパイナップル、カリン、ミカンやライムと言った柑橘、それにゲヴュルツなどの影響かライチやマスカットと言った要素も感じられフルーティ。しかし、ハチミツやミード、オリエンタルスパイス、それに若干の還元的なニュアンスと言ったものもあり複雑です。加えて、時間経過で還元っぽさは大人しくなり、リンゴ的な雰囲気や黄色い花、ハーブなども現われました。

味わいはバランス型。以前飲んだ際は結構甘さに振れている感じでしたが、メインの要素ではあるものの大人しい果実味に、しっとりながら骨太な酸が加わるといった所。ボディはふっくらかつ滑らかなミディアムライトと言った印象ですが、軽くミネラル感もあったでしょうか。

会では、全体を通して飲んでみました。チーズプレートでは、レバーペーストとの相性の良さが光っており、レバーのコクや香りに対し、ワインの収斂味のある味わいや複雑な香りが馴染んでくれました。また、肝心のチーズとも悪く無く、中でもブルーチーズの香りや癖を無理なく受け止めてくれるところは他のワインにはない相性でした。
また、写真を撮り忘れましたカマンベールのガレットともバッチリ。熟成したカマンベールの強い旨みや香りの癖にこれまたぴったり馴染みます。加えて、ガレット生地の風味にもいけますね。

結構久々に飲みましたが、以前よりも辛口寄り、香りもより複雑な印象だったかなと。それでいて華やかさも健在と、参加者の方々の評判も上々な1本でした。個人的には、癖のある物との相性の良さが結構面白く、アジア料理や魚卵、塩辛系など色々合わせてみたいところです。


ドメーヌ マルク テンペ アリアンス  2016 白 フランス オーガニックワイン 自然派
投稿時現在、楽天内にも取り扱いがあります。こちらのお店では2786円でした。

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最終更新日  2019年07月02日 23時22分13秒
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2019年04月29日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG4422.JPG

先日行いました台所山猫さんでの爽やかワインと和食の会のワイン、続いてはフランスワインです。
サンセール・レ・モン・ダネ2015​。生産者ドメーヌ・ドゥラポルトはフランス・ロワール地方のワイナリーです。チーズのクロタン・ド・シャヴィニョールでお馴染みのシャヴィニョール村で17世紀からワイン造りを行っています。現在は2010年からワイン造りを行うマテュー氏のもと品質を大きく向上させている他、シレックス土壌が中心の自社畑に、マテュー氏の叔父から受け継いだコート・デ・モン・ダネのキンメリジャン土壌を含む幾つかの畑を加えています。
本ワインは、そんなキンメリジャン土壌であるモン・ダネのソーヴィニヨン・ブラン100%。価格は5000円程度です。

は青みがかった黄色。濃くはありませんが薄すぎるものでもなく、麦わら感もあります。

香りは青リンゴやハチミツがパッと薫る華やかなものです。また、そこに焼きイモや焼き栗など香ばしさを伴う甘いニュアンスも加わります。そこに、時間経過とともに、グレープフルーツやレモンといった柑橘っぽさや黄色いパプリカなどフレッシュなソーヴィニヨン・ブランの典型的な要素が現れてきました。また、白桃や洋ナシ、それに少々のキウイっぽさといったフルーティさや、緑のハーブ、白い石的なミネラルといったものも。

味わいはフルーティな香りに似合ったジューシーなもの。果実味のアタックが明確に最も強い要素として存在します。ただ、そこは流石フランスワイン、太く強い酸がしっかりあり、その果実味の背骨として感じられます。ボディもミディアムくらいはあり、エキス分やハリ、膨らみといったものを感じさせる質感です、滑らかながらしっかりした印象を受けました。

会では、椀物から焼き物の辺りで飲みました。
椀物との相性は問題なし、くらいで劇的なマリアージュとはいきませんでした。それでも、ワインのインパクトのある香りと味わいの後に、出汁の旨みと程よい塩気が加わることでほっと一息つける感じでした。
焼きものとの相性は良かったです。中でも、ミル貝の強い甘みと旨みに対してはワインの果実味や酸のしっかりした味わいがよく馴染んでくれました。また、香りの面でも、貝の特徴ある香りに対しワインのハーブや柑橘のニュアンスが噛み合います。

爽やかなワインの代表的品種としてソーヴィニヨン・ブラン、それもあえてニュージーランドではなくフランス・ロワールで行ってみましたが、果実味の強さはニュージーランドのものにも負けないくらいの印象ありました。
勿論その果実味に似合った酸や香りがありバランスもよく、爽やかでありつつも力強さや奥深さを見せてくれたワインだったかと思います。


ドメーヌ・ドラポルト サンセール レ・モン・ダネ [2015]750ml
楽天内にも投稿時現在1件取り扱いがありました。価格は5076円。オールシーズン、明るいうちに食事と楽しむもよし、しっとりワインを主役に楽しむもよしなワインではないかなと。

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最終更新日  2019年04月30日 00時03分20秒
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2018年11月20日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG3865.JPG

と言う事で、今回からヴィノムオカヤマで飲んだワインです。先ずはフランス・アルザスのものです。
ピノ・グリ・レゼルヴ2013。生産者はジェラール・シュレールです。16世紀から栽培農家を続けていたそうですが、1958年にジェラールが自社での醸造を開始、現在はジェラールの息子であるブリューノ・シュレールが当主となっています。その自社醸造開始の頃から畑では有機無農薬栽培を実践、醸造時もフーダーでの醗酵・熟成が中心で酸化防止剤は極力抑えているそうです。
価格は5000円程度ですが楽天内には同ヴィンテージは既に無いようです。

はツヤのある黄色で、黄金と言っていいレベルかも知れませんが少々の濁りがあります。

香りは、メロンやリンゴ、軽いアプリコット、それにオレンジやキンカン、レモンと言った柑橘など、フルーツ香がしっかり出つつも、その中に軽い還元的なニュアンスや酵母っぽさ、穀物と言った気配も見えます。また、そこにシナモン的な微かなスパイシーさや生姜っぽさ、ハーブ、それにマリーゴールド的な黄色い花と言った要素も加わったでしょうか。

味わいは酸しっかりで、アタックにはメインの要素として出ます。明るく硬質さを感じるそれがビシッと感じられます。その背景に果実味が柔らかく広がりますが、それは弱いものではなく確かな存在感がありました。更に、後口にかけて軽い渋みも感じられました。ボディはミディアム程度で、クリアーさとグリス感のある質感でした。

イベント当日は鯖のコンフィと合わせました。鯖の旨みとの相性はまずまずと言った所でしたが、かかっているカボスの風味が合わさるとグッと馴染みます。やはり、ワインの柑橘香と噛み合いますし、ワインの酸ともいいようで、それが魚の旨みや塩気とも連続性を感じさせてくれました。
しっかりしたワインですので、鶏の丸ごとオーブン焼きに合わせても良かったかなと。鶏肉や豚肉など白い肉との相性は手堅そうですし、スパイスやハーブの利いたアジアンな料理にも面白そうです。

香りにはビオ感少々ありましたが、高いエネルギーを感じさせつつもバランスがいいところなどは流石だなあと。その香りも、しっかりフルーティさがありますし、決してとっつき肉と言う事は無かったかなと。前菜からメインまで、コースを1本で通せるようなワインだったように思います。

​​
ジェラール・シュレール・エ・フィス / ピノ・グリ・レゼルヴ [2016]【白ワイン】
楽天内には現時点で2016ヴィンテージが4828円でありました。今飲んでもいいでしょうが、もう数年寝かせればさらに輝くかもしれませんね。

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最終更新日  2018年11月22日 23時01分16秒
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2018年11月12日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG3883.JPG

先日のオレンジワイン飲み比べ会のワイン、続いてはフランス・アルザスのものになります。
シ・ローズ​。生産者はクリスチャン・ビネールです。フランス・アルザス地方で1770年からワイン造りを行っているという歴史あるワイナリーで、11ヘクタールの畑を持ち、家族経営を続けています。こちらも、畑では無農薬栽培を実践、SO2も不使用と言う自然派な造り手でもあります。
セパージュはゲヴュルツトラミナー65%、ピノ・グリ35%。両品種を8ヶ月醸した2016年と8日間醸した2017年のキュヴェを合せ、大樽でシュールリー熟成しているという変わり種です。価格は3500円程度。

はオレンジカラーですがしっかりしたもので、夕焼け色ないしタマネギの皮といった感じ。

香りはライチやアロエヨーグルトのアロエのニュアンスが出ており流石はゲヴュルツだなと。そこに、チェリーやクランベリーと言った赤いフルーツのニュアンスやちょっとスイカっぽい雰囲気も加わりフルーティです。ただ、それだけではなく赤コショウやオリエンタルスパイス、ハーブっぽさや若干のカイワレ?のような気配、それに薔薇的な赤い花の要素と言ったものも感じられました。

味わいは渋みしっかり。赤ワインかと思うほどはっきりアタックから感じられ、後口にかけても印象を残します。果実味は柔らかく、しかし渋みの背後からじわじわと後口まで長く広がります。酸の印象はそこまでではありませんが、果実味や渋みを裏か支えると行った感じ。ボディはミディアムで、ハリのある、クリアーで滑らかな質感です。

会では、チーズプレートからサラダ辺りで抜栓しましたが、その強い渋みやフルーティさのおかげか、ウォッシュなど癖のある物にも合いました。中でも、ブルーチーズとの相性はバッチリで、青カビの部分にワインの渋味が嵌って旨みを感じさせますし、リモンチェッロで洗ってあることでの仄かなフルーティさや甘味に、ワインのフルーティな香りや果実味が馴染みました。
また、フラムクーヘンの生地の香ばしさに対しても中々。加えて、乗っているチーズとキッシュ的なソースの塩気やコクに対しても悪くありませんでした。
あと、少し残しておいてメインのカボチャの肉詰めにも合わせてみましたが、挽き肉の脂やコク、カボチャの甘み、それをまとめるチーズのミルキーさ、どれに対してもワインのフルーティさを伴う渋味が馴染んでくれました。

そのフルーティな香りの印象とは違った渋みのインパクトの強さが面白いワインでした。質感のクリアーさや色合い、香りと決して赤ワインではないのですが、その渋みは半端な赤ワインよりずっと存在感ありました。
その分、癖のあるチーズや肉カボチャの甘みとよく合ったのかなと。豚肉や焼き鳥など、白合せるか赤合せるか、と言う料理・食材に対して面白い選択肢なのではないかと思います。


[NV] "シ・ローズ" ヴァン・ド・フランス (クリスチャン・ビネール)Si Rose VDF (Christian Binner)
楽天内では、投稿時現在こちらのお店が3326円で最安値のようです。今回は岡山のお店で購入しており、上部の写真は購入店で後日撮らせて頂きました。

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最終更新日  2018年11月15日 09時55分19秒
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2018年10月19日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG3795.JPG

今回はかなり久々のフランス、ブルゴーニュの赤になります。
サントネー・アン・ヴィヴォー2014​。生産者ドメーヌ・バールは1982年創業のマルサネを本拠とするワイナリーです。同地の名門クレール・ダユのジョセフ・クレールを祖父に持つという造り手で、マルサネを中心にサントネーやフィサンのブドウを用いてワイン造りを行っています。鯖委ではリュット・レゾネを実践。サントネーの土壌はジュヴレ・シャンベルタンと同じ地層なのだそうです。
セパージュは勿論ピノ・ノワール100%。価格は楽天内で6480円です。

はダークルビー。ただ、暗さははっきり感じますが透明度は高いです。edgeにかけてはまだ少し紫も見えたでしょうか。

香りはラズベリーやクランベリーと言った赤ベリー、ブルーベリーと言ったベリーフルーツがよく出ています。また、それらのドライフルーツやコンポートと言ったものも感じられ、濃い雰囲気があります。加えて、少々の柿っぽさも。そこに、下草のニュアンスやシナモンなどのオリエンタルスパイス、黒蜜、赤い花、軽い桜のような気配と言ったものが加わります。

味わいも、勿論そこまで濃く強いものではありませんが、果実味のアタックをきっちり感じます。そして、じわっと広がるその果実味の奥から明るくしなやかな酸がグッと出て来てバランスをとります。しぶみもしっかりしており、こちらもアタックから印象を残します。ボディはミディアムで割に柔らかな印象。ふわっと膨らむ感じです。

食事にもよく合いましたが、結構しっかり目の味わいのものの方がよかった印象です。
最初、やはりピノには赤身魚かなと鮪の刺身を合わせたところ、臭みなどは出ず悪くはありませんでしたが、がちっとマリアージュする感じにはならず。
次に肉じゃがを合わせますと、これはバッチリで、甘辛い味わいや醤油ベースの香りにワインの果実味や渋み、黒っぽい香りのニュアンスがよく馴染みました。また、イカの煮ものなんかもいいつまみで、イカの旨みや食感に対しワインの果実味や酸、質感が合いますし、これまた醤油ベースの味わいと言う事で香りの相性も良かったです。
また、トリとキノコを赤味噌を混ぜつつお煮掛けにしたところ、これにも好相性。鶏肉やキノコの旨みは勿論、赤味噌のコクや香りに、ワインの果実味、スパイシーさが合うようでした。

しっかり目のピノですが、香りの要素の多さやバランスの良さなどはらしさを感じさせてくれるものでした。まだ若さすら感じるところがあったので、もう3年5年置いてみても面白いのかもしれません。また、醤油や赤味噌との相性の良さは興味深い点でした。やはりワインと食事の色で合わせるというのは良いアプローチだなと思います。


[2014]サントネー アン・ヴィヴォー / バール / ブルゴーニュ / フランス / 750ml / 赤
楽天内ではこちらのお店でのみ扱いがあるようです。スーパーセール半額で買えましたのでラッキーでした。

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最終更新日  2018年10月19日 23時20分02秒
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2018年09月17日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG3764.JPG

先日の中華料理とロゼワインの会のワイン、続きましてはフランス・ブルゴーニュのものになります。
マルサネ・ロゼ2007​。生産者ジョセフ・ロティはドメーヌとして10代以上続く歴史ある、ジュヴレ・シャンベルタン村のワイナリーです。その歴史に由来する古木を多く所有しており、リュットレゾネで栽培しています。厳しい収量制限を行う造り手は多いですが、ジョセフ・ロティはその先駆けでもあります。醸造時には1年近い樽熟を行い、長期熟成型のワインを造っています。
セパージュは勿論ピノ・ノワール100%。ロゼ用のアペラシオンのブドウを用いています。価格は、同ヴィンテージのものは楽天内で3888円。

は熟成の影響かもうオレンジと言っていいほどのもの。夕焼け色です。

香りにも、フルーティさはあり赤ベリーやチェリーのニュアンス、ピンクグレープフルーツっぽさを感じるものの、アンズや黄桃、それに梅っぽさといった要素が見え、タイムやローズマリーの乾燥ハーブの気配と共に熟成を感じさせます。加えて、バラの花や紅茶、それに微かな蜜っぽさと言った要素もあったでしょうか。

味わいは酸が基軸ですが、若いうちは強かったであろう雰囲気は持つものの、こなれて落ち着いたものとなっています。そこに、意外と存在感を見せる果実味が拡がってきます。旨みもあり、立体感・奥行きを感じます。ボディは一応ライトと言えるレベルですが、エキス分があります。

会では、紅茶漬け鴨肉の燻製のところで飲みましたが、まあ合わないわけがないという組み合わせですね。
鴨の旨みや塩気に対してワインの酸、果実味が合うのは勿論、肉の穏やかな燻製香とその奥に見え隠れする紅茶の気配に対しワインのフルーツ香や紅茶っぽさがドンピシャです。そのままでもいい相性ですし、添えてある味噌をつけても、その甘辛さがまたワインの果実感に馴染み、味噌有り味噌無しどちらもいい相性でした。

このロゼは評判も良かったという事で2005、2006ヴィンテージを飲んでいるのですが、それはもう7年も前の話。今飲む2007は当時のそれらとはやはり違いますね。ロゼも熟成するんだということ、そして、熟成したロゼの魅力をしっかり見せてくれるワインでした。


[2007] マルサネ ロゼ 750ml ジョセフ・ロティ Marsannay Rose / Joseph Roty
楽天内では現在2014、2015くらいが多いようですがこちらはこの2007ヴィンテージをまだお持ちです。値段は若いものより高いですが、その価値は十分あるのかなと。

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最終更新日  2018年09月17日 23時27分43秒
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2018年08月20日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG3703.JPG

今回は、やっぱり暑い時期には白ワインと言う事で、フランス・アルザスのリースリングです。
アルザス・リースリング・キュヴェ・レゼルヴ2015​。生産者はテュルクハイム葡萄栽培者組合です。その名の通りアルザス地方のテュルクハイムにある組合で、伝統産地フランスですが歴史自体は1955年設立と新しいものです。230名の組合員が居り、その畑の総面積は500haに上ります。グランクリュも7つ保有しており、最近では栽培にリュットレゾネを導入しているようです。
価格は、写真のお店では1922円です。

は青みがかった麦わらと言った所。

香りはガムシロップ、オリーブオイル的な軽いオイリーさ、黄色い花、ミネラルや緑のハーブ、それに少々の蜜っぽさ等がありつつも、やはりフルーティさが出ています。ミカンやオレンジ、スイーティやライムなどの黄色いや緑の柑橘が感じられ、さらに、リンゴ、南国フルーツ、軽い柿っぽさと言ったものもあったでしょうか。

味わいは、アタックには果実味が柔らかく広がりますが、太く量も多い酸がその後から追いかけてきて前に出ます。どっしりした印象で、後口にかけてその酸が支配的となりますね。また、後口には苦味もキュッと。ボディはミディアムライトで、柔らかさと膨らみを感じる質感でした。

食事との相性では、お寿司なども良かったですが、サラダビーンズ+アボカド+トマトを岩塩とオリーブオイルで和えただけのシンプルなつまみを作ったところこれがバッチリ。
豆の旨みやトマトの酸味甘味旨みに対してワインの辛口な味わいが合いますし、アボカドのまろやかさやコクに対しても、ワインの力強い酸がいい対比になります。それらをオリーブオイルのまろやかさと香りが纏め、岩塩の味わいがアクセントになる、と言った感じでした。
また、上記つまみには加えていないのですが、サラダチキンのハーブ風味なんかもいいつまみでした。

酸のバランスや香りのフンに機などアルザスリースリングのらしさを感じられ、中々コスパ高いワインだったかなと。スーパーで購入したのですが、こういったものが手軽に買えるというのは有難いところです。因みに、つまみの食材も同じスーパーで購入しています^^


敬老の日 ギフト テュルクハイム葡萄栽培者組合  アルザス リースリング・キュヴェ・レゼルヴ 白ワイン 辛口 フランス
こちらは購入したスーパーと同じ系列のお店です。値段も同じでした。楽天内では、1つ後の2016ヴィンテージならもう少し安く見つかるようです。

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最終更新日  2018年08月20日 22時40分09秒
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2018年08月04日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG3680.JPG

さて、6月のちょっと熟成したワインの会のワインもこれでついに最後です。ボルドーの赤になります。
シャトー・ラ・ジラード1996。AOC・ボルドー・シュペリュールになります。タイエという家が、数世代にわたりブドウ畑を所有しているとの事。コルドンヴェール輸入と言う事で、イオンでの扱いとなります。
セパージュは、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨン。価格は、2462円でした。

はガーネットカラーですが黒さのあるものではあり、透明度も低めです。

香りは、黒コショウっぽさがはっきり出ており、更に各種茶色いスパイスの雰囲気も。また、キノコっぽさや腐葉土的な湿ったニュアンスも微かに。それでいて、フルーツっぽさもちゃんとあり、赤ベリーやチェリー、軽いオレンジピール、ベリーのドライフルーツといったものも。その他、若干のカカオやココアっぽさも。

味わいは、こなれた果実味がアタックに広がります。そこに、穏やかで優しい酸と軽い渋みが加わってバランスの良さを感じさせます。ボディは流石にミディアムと言った所で、柔らかくしなやかな印象でした。

会では、やはりラザニアと最後の焼きチーズのところで飲みました。
ラザニアとの相性は上々で、やはりトマトっぽさにワインのベリー感が馴染みます。また、肉のコクに対してはスパイシーさや湿ったニュアンスがいいですし、ソースの甘みとワインの果実感が香りの相性もあってかよく噛み合いました。
焼きチーズは流石のニュートラルさと言うべきか、つまみとしては満点でした。
こなれてきていますし、赤ベリーのニュアンスもありますから、肉料理には合うでしょうがあまり濃厚、あるいは脂の強いものではなく、ローストビーフや鴨のローストなど、赤身系のものが良さそうです。

22年の熟成を経ていてこの値段ですし、正直そこまで期待はしていなかったのですが、これがどうして、スケール感こそ値段なりですが、「熟成したボルドー」のらしさをしっかり感じさせてくれました。
コルドンヴェールはイオンとやまやの共同出資で造られたインポーターですが、やはり目利きしっかりされているんだなと脱帽です。

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最終更新日  2018年08月04日 22時35分01秒
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2018年05月28日
カテゴリ:フランスワイン
  • KIMG3441.JPG

先日の日本と海外ワインの飲み比べ会のワイン、日本のシャルドネ2種と来まして、次はフランス・ブルゴーニュのシャルドネです。
ブルゴーニュ・シャルドネ2015​。生産者はシャントレーヴです。日本人醸造家の栗山朋子さんが、パートナーのギヨーム・ボットさんと一緒に始めた、2010年ヴィンテージが初リリースのネゴシアンです。栗山さんは、元々ガイゼンハイムをご卒業後ラインガウのワイナリーで醸造責任者をされていたそうですが、シャルドネをやりたいとお考えになり、どうせならとブルゴーニュへ参入されました。そこで、シモン・ビーズで醸造をしているボットさんと協力して、ネゴシアン、それも果汁、若しくはブドウの段階で購入しワインを造るスタイルで開業されました。
セパージュは勿論シャルドネ100%。オート・コート・ド・ボーヌのものになるようです。価格は、2700円弱程度。

はツヤのある黄色。

香りは、開けたては白い花や石灰的ミネラル、ナッツっぽさといったものが強く、そこに少々の柑橘が加わる程度。それが、時間とともに一気に開き、石灰っぽさが弱まりつつ、ミツ、完熟リンゴ、アプリコット、パイナップル、更には若干の焼きイモといった華やかさが出て、柑橘香もグレープフルーツ感がよりはっきりしてきます。そこに、若干の乾燥ハーブっぽさも。ただ、ナッツっぽさは開いてからも健在です。

味わいは、特に開いてからですが果実味の印象はあります。割とトーンの低いものでした。勿論酸もしっかりありますが、しっとりした太い印象を受けるもので、果実味の中心に芯の様に1本通っているような感じでした。ボディはミディアム。エキス分やミネラル感のある、ハリを感じるものでした。

会では、やはり豚の冷製3種の辺りで飲みましたがやはりどれも相性がいいですね。
テット・ド・フロマージュやパテとは、他のシャルドネ2種と同じように、質感と食感、果実味と旨みや塩気がよく馴染みます。特に、開いてからのよりしっかりした果実味の印象と華やかな香りは、豚の味わいによかったです。ブータンノワールのテリーヌとも、特にリンゴソースがやはり相性がよく、味全体に一体感が出ました。
一方、マンガリッツァ豚とは、肉とワインの相性は悪く無いですが奥出雲シャルドネほどでは無し。香りや味わいの濃さが、逆に肉から浮いた感じになりました。ただ、そこに添えてあったゴボウのローストを加えると一変。ゴボウの香りとワインの香りが噛み合い、そこに豚の風味やソースが加わり華やかさが出ます。また、ゴボウの食感が加わったことでワインの量感と豚肉の柔らかな質感の間を取り持ってくれる感じに。

一度飲んでみたかったワインでしたが、ようやく飲むことが出来ました。開くまでは少々時間を要しましたが、華やかさと果実味の濃さを感じられました。日本の2種類とはやはり香りに似た要素などもありますが趣は違いますね。マンガリッツァ豚との相性の差などは興味深いところでした。


白:[2015] ブルゴーニュ シャルドネ (シャントレーヴ)Bourgogne Chardonnay (Chantereves)
楽天内にもありました。上のキュヴェも興味深いところ。

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最終更新日  2018年05月28日 22時41分58秒
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