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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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アメリカワイン

2019年06月12日
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カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG4533.JPG

今回で5月のワイン会のワインもついに最後。トリは熟成したアメリカワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨン・オールドヴァインズ2004。生産者ウッドワード・キャニオンはアメリカ・ワシントン州のワラ・ワラヴァレーに1981年設立のワイナリーです。現在では他にコロンビア・ヴァレーにも畑を有しており、カベルネ・ソーヴィニヨンを中心にシャルドネ、メルローと言った品種を栽培しています。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン87%、プティ・ヴェルド10%、シラー3%。オールドヴァインズの名前の通り、カベルネの樹齢は40年を超えているようです。価格は8300円程度。

は驚きの黒さ。ガーネットやレンガもかすかに見えますが、透明度も明確にゼロと言えるレベルです。

香りも驚きで、干しブドウやドライプルーン、レーズンバター、ラムレーズン、更にはラム酒そのものようなハードリカー系の雰囲気さえ感じられる芳醇さが際立つものでした。フルーツとしましては、他にプラムや青ベリー、黒ベリーもありますが、それらもジャムやコンポートと言ったより濃密なものです。その他、チョコやココア、黒土、トースト、レンコンやゴボウの揚げたものの様な香ばしい根菜感、紫の花と言ったものや、定番の茶色いスパイス、それに黒コショウなども感じられました。

味わいは、色合い、香りに似合った果実味の強いもの。メインの要素でガッツリ出ており、酸は乳酸系のものがありますが大人しいという事で果実味の印象の強さを際立たせます。また、渋みは勿論感じられはしますが、結構こなれており果実味に溶け込んでいるような感じです。ボディは紛れもなくフルボディ。ただ、質感の滑らかさやある種の柔らかさと言ったものはあったように思います。

これだけのインパクトのあるワインですので、つまみとはどうかなと思いましたが、ブルーチーズはいい相性でした。厚みのあるボディのおかげでブルーチーズの個性に負けず、その果実味がブルーの塩気や癖と噛み合いますし、香りの華やかさもその相性の良さを盛り立ててくれるといった所でした。
また、やはりこれも特徴のあるものですが、ガレットの熟成カマンベールともやはり良く馴染んでおり、チーズの香りをワインの芳醇さが上手く親しみやすいものにしてくれ、味わいの面ではチーズのクリーミーさがワインをまろやかにしつつ、ワインの果実味がチーズの塩気や旨みといい対比になりました。

ワシントンは冷涼な産地と言うイメージでしたので、この芳醇さやスケール感には驚かされました。やはり、この位の価格帯、それも熟成を経たものになるとまた一つ雰囲気が違ってきますね。個人的には結構好きで、今飲みたいワインとして今回飲んでみて良かったなと。いい経験になりました。

​​
■ウッドワード キャニオン カベルネ ソーヴィニヨン オールド ヴァインズ [2013]Woodward Canyon Cabernet Sauvignon Old Vines[2013]【出荷:7〜10日後】​​
楽天内に投稿時現在あるのは、大分新しい2013ヴィンテージです。2004年との比較は興味深いですが、まだまだ若いでしょうね。

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最終更新日  2019年07月07日 00時21分46秒
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2019年04月27日
カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG4421.JPG

先日行いました、台所山猫さんでの爽やかワインと和食の会のワイン、続いてはアメリカ、オレゴン州のワインです。
ピノ・ブラン2013​。生産者ケン・ライト・セラーズはアメリカ、オレゴン州のウィラメットヴァレーにあるワイナリーです。元々カリフォルニアでワイナリーを始めたそうですが、よりピノ・ノワール、そしてピノ・ブランに適した土地を求めオレゴンへ移りました。自身のワイナリーが整うまではドメーヌ・セリーヌのブドウ栽培、それもシングルヴィンヤードのトップキュヴェの畑を任されていたなど実力は折り紙付き。
セパージュはピノ・ブラン100%。ピノ・ノワールで高い評価を得る生産者ですが、オーナーはピノ・ブランもお気に入りの品種だそう。価格は4200円程度。

はツヤのある黄色。そこまで濃いものではありませんが、明確に黄色は感じます。

香りは、開けたてはグレープフルーツ的なニュアンスにバターっぽさが加わるといった所。それが、時間と共に柑橘でもグレープフルーツに加えてミカンやオレンジ、それにキンカンと言ったものが現れ、他にもリンゴや洋ナシなどのフルーティさがよく出ます。また、蜜っぽさやオレンジの花、白コショウ的スパイスやレモンバームを思わせるハーブ、ミネラル、それに軽いホワイトチョコの様なニュアンスも。

味わいはやはりアメリカらしく相応のフルーティさを感じるものです。果実味のアタックがキッチリあります。ただ、それはキレイなもので、フレッシュで強さのある酸を伴いバランスも良好。ボディもミディアムライト程度でクリアーさやハリ、ミネラル感を感じるものです。

会では、お造りから椀物にかけてのところで飲みました。
お造りと合わせたのは、これまでのワインと比べて少しコクのあるこのワインが、サワラの叩きに合うのではないかと考えたから。結果としましては、その香ばしさや旨みに、アタックの面で割と噛み合ってはくれましたが、いかんせんグリューナーとサワラの相性が良過ぎて少し霞んでしまいました。
寧ろ、ヒラメの甘みやどこかミネラル感を感じるような旨みに対し、ワインの果実味がよく馴染んでくれたように思います。また、薬味で付けられていたミョウガとの相性は抜群で、ワインの中に似た香りの要素があるのかと思わせるほどでした。
椀物ともまずまずで、出汁のまったりした旨みにワインの質感や果実味が行けますし、ノドグロ饅頭の豊富な旨みにも負けません。

アメリカの白と言いますとやはりシャルドネ、次いでフュメ・ブランとも呼ばれるソーヴィニヨン・ブラン辺りが有名かもしれませんが、オレゴンのピノ・ブランも、その冷涼な気候を感じさせる見事なバランスのワインでした。
芳醇!というタイプでは確かにありませんが、アメリカ的エレガンスとでもいうべき雰囲気を感じさせてくれたように思います。


ケン・ライト・セラーズ  ピノ・ブラン2013 Ken Wright Cellars Pinot Blanc No.105103
楽天内ではこちらでのみ投稿時現在確認できました。価格は4212円。

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最終更新日  2019年04月28日 21時57分48秒
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2019年01月27日
カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG4133.JPG

年始に飲んだワインもこれで最後。今回はカリフォルニアのシャルドネです。
シャルドネ・ヘリテージ・リザーヴ2015。生産者デローチは1973年創業ですが、その後畑を大きく増やすなど経営を急拡大した結果破たん。その後ブルゴーニュのネゴシアンであるボワセ家が所有するに至ったそうです。デローチはロシアン・リヴァー・ヴァレーにある畑名だそうですが、ボワセ家は拡げた畑の選別を行い、更にビオディナミを導入するなどして注目を浴びているようです。
価格は2000円程度ですが楽天内に同一ヴィンテージは無いようです。

はしっかり黄色です。ツヤのある色合い。

香りはハチミツやミード、メープルシロップ、更に完熟南国フルーツやキンカンのシロップ漬けなども感じられ甘いニュアンスがしっかりあります。他に、ミカンやグレープフルーツ、果肉がオレンジ色のメロンといったフルーティさも。加えて、オリエンタルスパイスや少々の土っぽさ、根菜のような要素、ホワイトチョコやクリームといった気配も感じられました。

味わいは香りに似合った果実味のアタックがしっかり。ただ、それがべったりゴツイという感じではなく、しっとり系の酸を伴いながら柔らかく広がって消えると言った印象です。ミネラル感は割と感じ、塩気があると言えるほど。ボディはライトで、割とサラッとキレイ目、クリアーさすら感じるような質感でした。

個人的に、このタイプのシャルドネを食事に合わせるのは結構好きです。
やはり、しっかりした味わいのものに合うのは間違いなく、宅配ピザをつまんだところホワイトソースやチーズとの相性がバッチリ。ワインの甘いニュアンスがクリーミーさやコクによく馴染みます。
また、大トロなんかもよく合いまして、その脂のまろやかさにワインのコクが噛み合うのは勿論、トロの香りに対してワインの香り、特にスパイシーな部分が馴染む印象でした。その他、スモークサーモンや生ハムも、脂っ気は少ないもののそのしっかりした旨みと塩気のおかげでいいつまみになりました。
あと、意外だったのがネギと貝のヌタ。酢味噌で和えているわけですが、その酢味噌の甘さやコクに対してワインの果実味や酸、蜜っぽさが合いました。

樽香ガンガン!といった昔のカリフォルニアシャルドネとは違いますが、それでもフルーティさやある程度の樽香による蜜っぽさを感じられ、やはり他の産地とは違うな、と言う所を楽しめました。その中で、ちょっとキレイ目なところも見せるのはブルゴーニュの造り手によるロシアン・リヴァー・ヴァレーのシャルドネ故に、と言う所でしょうか。


[ワイン]24本まで同梱可☆デ・ローチ シャルドネ 白 750ml 1本 (カリフォルニア)【RCP】
楽天内では、ヴィンテージ未表記ですがこちらのお店で投稿時現在1673円。この価格はかなりのコスパかなと。

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最終更新日  2019年01月27日 23時14分35秒
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2018年11月02日
カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG3845.JPG

さて、岡山ワイン協会主催アメリカワイン会でのワインも今回で最後です。カリフォルニアのピノになります。
ランダー・ジェンキンス・ピノ・ノワール2013。生産者ラザフォード・ランチはナパ・ヴァレーのほか、ルシアン・リヴァー・ヴァレーやセントラル・コーストなどにも畑を持ち、サスティナブル=持続可能なワイン造りを行っています。このワインはアロヨ・セッコという砂利ローム土壌のピノ・ノワールになります。
価格は3000円程度のようです。

は赤黒系ですが赤みが強く、ガーネット感あります。

香りはベリー感しっかりで、フレッシュなブルーベリーや黒ベリー、それにドライ赤ベリーやベリータルトなんかも感じられました。そこに、茶色いスパイスやたばこっぽさ、それにキャラメルやチョコ、ココアと言った要素も加わります。また、軽い小豆っぽさや、ナッツっぽい気配もあったでしょうか。

味わいはやはり果実味のインパクトがドーンとあります。アタックは勿論、後口にかけても柔らかくふわりとですがきっちり残りますね。酸はその果実味の間からジワリと染み出すような感じ。乳酸系のしっとりした、しかし果実味の中にあってちゃんと存在感を見せるものです。渋みも、果実ほどの強さではありませんが酸と共にバランスを整えます。ボディはミディアムライトと言った所で、密度や滑らかさを感じる質感でした。

甲斐では終盤に飲んだという事でつまみはつまめず。ただ、これも生ハムなど肉感のある物との相性は良さそうでした。
これからの季節なら、クリスマスのローストチキンやターキー、ローストビーフ、お正月のお節の鴨なんかは合わせてみたい料理です。特に、和食系の甘さのある味付けにはワインの果実味が合いそうです。いっそ、焼き鳥(タレ)や照り焼きチキンでもいいかも。

ジューシーながら重すぎず、親しみやすいワインだったかなと。会の他の参加者の方々にも、幅広く人気だったようです。じっくり飲むもよし、パーティーなどで楽しく飲むもよしな、使い勝手のいいピノ・ノワールかなと思います。


【6本〜送料無料】ランダー ジェンキンス ピノ ノワール 2016 ラザフォード ワイン カンパニー 750ml [赤]Lander Jenkins Chardonnay Rutherford Wine Company
楽天内には投稿時時点ですでに2013ヴィンテージは無いようです。2016ヴィンテージが2991円でありました。

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最終更新日  2018年11月03日 01時16分39秒
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2018年10月31日
カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG3843.JPG

先日の岡山ワイン協会主催アメリカワインでのワイン、今回はジンファンデルです。
モットー・ジンファンデル2015​。生産者はサン・ミッシェル・ワインエステーツです。その名の通り、ワシントン州のシャトー・サン・ミッシェルの系列で、同社が2015年よりカリフォルニア州への進出を果たした際に誕生したのがこの「モットー」シリーズとなっています。カリフォルニア各地の産地のブドウを用いたワイン造りを行っており、このジンファンデルの他、カベルネ・ソーヴィニヨンと赤のブレンドがあるようです。
セパージュはジンファンデル97~8%に2~3%のカベルネ・ソーヴィニヨンとなっています。価格は2000円程度。

は赤さのあるガーネットと言った所で、結構透明度もあります。

香りはジンファンデルらしい土っぽさやオリエンタルスパイスのニュアンスがよく出ており、ちょっとほうじ茶やお香を思わせるような気配すらあります。そういった要素が最初にスッと出つつ、その後ろに赤ベリーやチェリー、それらのドライフルーツと言った赤いフルーツ香が拡がってます。その他、焼き栗やカラメルの要素も感じられました。

味わいは、やはりアタックにしっかり果実味があります。甘い印象を受けますが、割と切れのいい軽さのある果実味です。加えて、その果実の間からしっとり系の酸が結構豊富に感じられ、更に程よい渋みが後口にキュッと残り、ジューシーながらもバランスの良さ、落ち着きすら感じさせるバランスです。ボディがライトで、クリアーさとしなやかさを感じさせるものであることも大きいでしょうか。

会では、つまんでみました生ハムとの相性が良かったですね。旨み豊かな生ハムの味わい、肉感に対し、ワインのクリアーさ、果実味、程よい渋みがよく合いました。加えて、その独特な香りとハムの香りも噛み合います。
バランスがよく、単独でもスイスイ飲めてしまいましたが、食事に合わせるなら脂少な目の赤身肉、あるいは赤身の魚なんかが面白そうです。

カリフォルニアのジンファンデルと言えば、果実味たっぷり、パワフルで度数も高い、と言うようなイメージでしたが、このワインは確かに果実味の印象はしっかりあるものの、そのクリアーな雰囲気や、果実感だけではない香りの複雑味など、ちょっと他とは違う気配を持ったものだったように思います。
その辺は、やはりより冷涼なワシントン州のワイナリーとしての遺伝子のなせる業なのかもしれませんね。


シャトー・サンミッシェルモットー ジンファンデル [2015]Chateau Ste MichelleMotto Zinfandel
楽天内では、投稿時点で1782円が最安値のようです。このワインも、1本買って飲んでみたいワインでした。

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最終更新日  2018年11月01日 09時48分08秒
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2018年10月27日
カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG3839.JPG

先日の岡山ワイン協会主催アメリカワイン会でのワイン、続いてもやっぱりワシントンです。
​​コロンビアヴァレー・リースリング2017​。生産者はシャトー・サン・ミッシェル。前回前々回と記事にしましたスパークリングのワイナリーの母体でもあります。ワシントンでも最も古い造り手の一つで、その起源は1930年代まで遡れるようです。ヤキマヴァレーがワシントン州初のAVA=原産地呼称認定を受けたのが1983年ですので、それ以前から存在していますね。畑から瓶詰まで、一貫してサスティナブルなワイン造りを行っています。
セパージュは、コロンビアヴァレーのリースリング100%。価格は1500円前後のようです。

は極薄い黄色。淡い感じです。

香りは蜜入りリンゴや花の蜜と言ったものが出つつ、ミカンやレモン、グレープフルーツと言った黄色い柑橘、スイーティやライムといった緑の柑橘と、柑橘感もしっかり。そこに、ホワイトチョコ?的な甘いニュアンスや、白コショウ、それに若干のオリエンタルスパイス的な気配も感じられました。

味わいは果実味しっかり。やや辛口くらいの表現でいいくらいの甘みの印象はありました。そこに、じわりと、しかし柑橘的な明るい酸が後口にかけてのこれまた柑橘的な軽い苦みを伴って加わる、と言ったバランスでした。ボディは丸さや軽い膨らみ、まろやかさを感じる質感ですが基本的にライトです。

会では、そのフルーティさもあって特に何もつままずスイスイ飲んでしまいましたが、スイートチリソースの鶏のから揚げには合わせてみるべきだったなと。ワインの甘みとソースの甘みの相性は良さそうですし、香りの中にある軽いスパイシーさがこれまたチリに良さそうかなと。
甘味のある東南アジア系の料理や、西日本の砂糖を使うお寿司などとは合わせて面白そうですし、甘みに負けないコクや旨みを持つ鶏肉料理、煮魚などにも手堅そうです。

ワシントンはその冷涼さもありリースリングは結構良く作られている品種のようです。シャトー・サン・ミッシェルでも、これ以外にドイツのドクター・ローゼンとコラボレーションした銘柄などもリリースしています。
こちらは手頃なレンジですが、それでもフルーティで甘みと酸のバランスも、ドイツとはまた違った良さがあり、楽しめるワインでした。


【6本以上ご購入で通常配送無料】コロンビア ヴァレー リースリング[2017]シャトー サン ミッシェル(750ml)白同一ワイン12本以上で3%現金割引キャンペーン
楽天内では投稿時点で、かなり色々なお店で取り扱いがあります。こちらは1373円ですが、本当にコスパの高いワイナリーだなあと。

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最終更新日  2018年10月28日 01時23分55秒
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2018年07月31日
カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG3678.JPG

先月(と書けるのも今日までですね…)行いましたちょっと熟成したワインの会のワイン、前回はちょっとどころではない古酒でしたが、今回からまたタイトルに沿ったワインです。
スリーレッグド・レッド2004。生産者ダンハム・セラーズは1995年にアメリカ・ワシントン州のワラ・ワラ・ヴァレーに設立されました。ワラ・ワラとコロンビア・ヴァレーの畑の、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどのボルドー品種の他、シラー等の黒ブドウ、シャルドネやリースリングといった白ブドウを用いワイン造りを行っています。ラベルの3本足の犬はワイナリーの看板犬だったポートくんです。
セパージュは、シラーを中心にカベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ、メルロー、マルベックのアッサンブラージュです。価格は、楽天内で2500円程度でしたが既に完売のようです。

は黒さがあり透明度もほぼゼロと言っていいレベル。ただ、流石に紫は見えず、エッジにはルビー感がありました。

香りは、シラー主体の影響か、黒コショウやブラックオリーブ、茶色いスパイスの印象がよく出ています。そこに、サンジョヴェーゼ由来なのか軽いスミレっぽさも。そこに、プラムや赤ベリー、ダークチェリー、さらに赤ベリーのジャムやドライフルーツといったものが加わります。また、土や根菜、若干のココアやなめし革といったものも。ただ、それらの要素が突出することなく、落ち着きと一体感をもって感じられたのは14年の時間のなせる業かなと。

味わいも落ち着いた辛口といった所で、若い頃の雰囲気を忍ばせる果実味のアタックはありますが、それも繊細なもの。むしろしっとりとした酸がより強い要素としてあるくらいです。渋みも柔らかなアクセントと言った印象で、バランスの良さを感じました。ボディは流石のフル。滑らかさこそありますが、目の詰まった硬質さすら覚えるような質感でした。

会では、ラザニアのところで飲みましたがこれはもうバッチリ。
ミートソースのコク、酸味、甘みといったものに、ワインのスパイス感が合いますし、落ち着いた味わいも、チーズのまろやかさも相まってちょうどいいくらいでした。
このワイン、肉類にはもちろん合うでしょうが、落ち着きが出ていますので脂の強いものより赤身の、旨みとモチモチした食感を楽しむようなものと合わせたい感じでした。また、トマト系との相性も、ラザニアで感じられた通り間違いないように思います。

ワシントン州はやや北にあり比較的若いうちから落ち着きのあるワインが出来てはいますが、それでもやはりアメリカらしい果実味のあるものも多いのも確かかなと。ただ、そういったワインがある程度熟成しますと、その果実味が落ち着いてバランスの良さが出る、というのを是非参加者の方に体験して頂きたかったのですが、このワインはまさにその通りなワインでした。
アメリカワインは濃く甘い印象なので普段あまり召し上がらない、という方にも楽しんで頂けたようです。


ダンハム スリーレッグド レッド 2011 750ml赤 ワシントン州 コロンビア・ヴァレー DUNHUM THREE LEGED RED
楽天内では、大分若返りますが現在2011ヴィンテージが手に入るようです。

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最終更新日  2018年07月31日 22時40分08秒
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2018年06月01日
カテゴリ:アメリカワイン
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4月に行いました、日本と海外ワインの飲み比べ会のワインもこれで最後。タイトな日本のメルローと全く違うタイプをと言う事で、アメリカ・カリフォルニアのものになります。
マタンザス・クリーク・メルロー2013​。生産者はマタンザス・クリーク・ワイナリーです。カリフォルニアのソノマにある、ベネット・ヴァレーに1977年に設立されたワイナリーで、現在はケンダル・ジャクソンの傘下。ベネット・ヴァレーはソノマでも特に冷涼で、カベルネ・ソーヴィニヨンには向かない分メルローが盛んなのだそう。また、ペトリュスから切ってきた枝を植えて作られたペトリュスクローン100%の畑があり、このワインにもそのブドウが使われています。
セパージュは、メルロー98%にカベルネ・ソーヴィニヨンが2%。カリフォルニアらしく品種名100%ではなく少し他品種が使われています。価格は、4300円程度。

はしっかり黒く透明度も無し。ただ、エッジには少々ガーネットも見えます。

香りにも、黒蜜やバルサミコ、ココアといった黒いニュアンスが出ています。そこに、アメリカンチェリーやプラム、黒ベリー、それに赤ベリーのコンポートといったフルーツっぽさ、さらには少々のリキュールを使ったフルーツケーキといった甘い要素が加わります。勿論甘いだけではなく、茶色いスパイスや、タイム、ローリエなどの乾燥ハーブ、ブラックオリーブ、赤い花、それに微かな焼いた肉などの気配も。

味わいはやはり果実味のアタックがしっかりあります。ただ、それは柔らかな印象を受けるもので、真ん中にはビシッと明るい酸が入ります。渋みの印象はきっちりあり、舌触りにもタンニンを感じました。ボディは、膨らみや柔らかさを感じるもので、フルボディではあるでしょうがふわりとした感覚を覚えました。

会では、最後の鴨のローストのところで飲みましたが、相性は良好。ただ、合い方がリュードヴァンのメルローとは趣が違うのが面白いところ。
リューヴァンのメルローが、その酸や旨み、タイトさと肉の旨みや質感が噛み合うといった感じなのに対し、こちらは果実味や渋み、ボディの柔らかさが肉の味わいや食感を包み込むような感じ。一体感はある、しかし融合してしまう訳ではないといった印象でした。

果実味の濃さはある、しかし柔らかで酸もあり綺麗にまとまった、素性の良さを感じさせるワインでした。4000円を超えるワインですがコストパフォーマンスのいいものではないかなと。
味わいの傾向など、リューヴァンのメルローとは真逆と言っていいようなスタイルで、中々面白い飲み比べになったのではないかと思います。


マタンザス クリーク メルロー[2013]マタンザス クリーク(赤ワイン カリフォルニア)
このワインには上級レンジがあり、さらにはワイナリーとしてさらに上のところもあるとのことで、そちらも興味深いところ。濃さがありつつもエレガントなワインでした。

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最終更新日  2018年06月01日 22時35分07秒
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2018年03月23日
カテゴリ:アメリカワイン

ぼちぼち桜の季節ということで、今回はアメリカ・カリフォルニアのロゼです。
ジ・ユン・ロゼ2015。生産者はシャトー・イガイタカハです。仕事でカリフォルニアへ行き現地でワインに嵌ったという杉本夫妻が、2005年に、自分の娘たちの結婚式を自分たちのワインで祝いたい、という気持ちからスタートしたワイナリーです。ワインメーカーとしてグレッグ・ブリュワー氏やポール・ラト氏などの名だたる作り手の協力を得ており、主にサンタ・リタのブドウを用いてワイン造りが行われています。
本ワインは、シラーとグルナッシュを手がけるワイナリーであるトランセンデンスのケネス・ガミア氏に依頼、ハッピー・キャニオンのグルナッシュ100%で造られています。価格は、写真のお店で4320円。

は赤さを感じるピンクで、淡いバラ色といった印象。

香りは、グルナッシュらしくスパイシーさがあり、ピンクペッパーや甘草、ビャクダンなどのニュアンスが感じられます。そこに、ピンクグレープフルーツやイチゴなど各種赤ベリーやアメリカンチェリーなどの赤いフルーツ、軽いブラックベリーやプラムっぽさ等のより色の濃いフルーツといったものが加わります。また、乾燥ローズマリーなどのハーブっぽさや、と遠くですが軽くキャラメルのような気配もあったでしょうか。

味わいは、やはりカリフォルニアの温暖さを感じさせてくれる果実味の豊かさがあります。また、アルコールのアタックも少々。ただ、しっかり太めの酸がその果実味の内側でビシッと存在感を見せており、トータルとしてはジューシーといった印象です。ボディはミディアムで、透明感がありしなやかでパリッとした質感でした。

ロゼには豚肉と言う事で、焼き豚をつまみましたがこれは当たりでした。肉の旨みや食感、しっかりつけられた甘辛の味わいに対し、ワインのボリューム感や果実味、クリアーな質感とよく噛み合いましたし、焼き豚に使われているスパイスとワイン香りに共通項が感じられ、より華やかに馴染んでくれました。
また、やはりトマトとの相性もよく、鶏肉のトマト煮も良かったですね。トマトの甘みや酸味とワインの果実感はやはりよく嵌りますし、具として入れたパプリカの甘みや香りともいいです。また、イルドコリンヌさんで頂いたものを真似てショウガを少し加えてみましたがその辺も良かったのかも。そういったトマトや野菜との相性の良さが、肉の旨みや脂とワインの相性を更に盛り立ててくれているような感じでした。

ボリューム感と華やかさのあるロゼでした。グルナッシュのロゼと言いますとフランスのもの等をよく口にしましたが、やはり大分趣が違いますね。勿論気軽に楽しく飲める良さもありますが、ロゼワインも品種や産地、造り手の個性も結構出るので色々飲んでみると楽しいです。

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最終更新日  2018年03月23日 23時59分20秒
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2018年03月11日
カテゴリ:アメリカワイン

今回はカリフォルニアのシャルドネです。比較的手頃なレンジのものになります。
スモーキング・ルーン・シャルドネ2015。生産者ドン・セバスチャーニ&サンズは、その名の通り、カリフォルニア・ソノマの地で100年の歴史を持つというセバスチャーニ・ワイナリーの3代目が、息子2人と始めたというワイナリーです。品質は重視しつつも、スクリューキャップの導入などを行い、価格的にも抑えめのレンジとし、若い世代へのアピールを行っているようです。
セパージュは、とりあえずシャルドネと言う事は確かですが、アメリカのワイン法はその品種が全体の75%以上使われていれば品種名を表記できますので、これが100%かどうかは不明です。価格は、写真のお店で1598円。

は黄色。黄金と言った所までは行きませんが、薄い感じではありません。

香りはしっかりフレンチオーク樽熟成されているという事でか、バニラや、名前に似合ったタバコやスモーキーなニュアンスが感じられました。また、ナッツやハチミツ、若干の大根のはちみつ漬けと言った要素や、少々のカスタードっぽさも。勿論フルーツ感もしっかりあり、ミカンやグレープフルーツ、ライムといった柑橘っぽさが結構出ており、加えて洋ナシ、メロンなども感じられました。

味わいは、香りの印象に似合った果実味のインパクトのあるものですが、そこにしっかりした明るい酸が入るのでバランスは取れています。ジューシーさがありますね。また、後口にかけて塩味を思わせるようなミネラル感も。ボディはライトですが、目の詰まった印象はありました。

取り敢えず、パック寿司つまんでみましたが、ブリやサーモンと言った脂の乗ったものとの方がやはり噛み合いやすいです。また、煮アナゴの甘みや、エビの強い味わいなどとも悪くない感じ。
ただ、これにはやはり肉ですね。鶏肉はやはり相性がよく、焼き鳥(塩)のモモは肉の旨みや塩気に対し、ワインの果実味やミネラル感が合いますし、目の詰まった質感と肉の繊維の食感ともいけます。
また、焼き豚もつまんでみましたが、豚の肉の部分の旨みや食感がいいのは勿論、やはりワインのインパクトに脂がいいですね。甘辛い味付けやスパイシーな香りとも、果実味や華やかなワインの香りがよく合いました。

1600円程度と言う価格帯ですが、カリフォルニアらしいインパクトの強さがありつつも味わいのバランスが取れていたのが嬉しいところでした。
甘辛系の味わいや白い肉との相性もよく、割と日常の食卓で楽しめるワインだったのかなと思います。

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最終更新日  2018年03月11日 23時27分48秒
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