テーマ:暮らしを楽しむ(384354)
カテゴリ:日々の事
ミルッチ先生、またまたやってくれました。ミルッチです。静かに留守番中? 今日はお天気が悪かったので、家で洗濯したものをコインランドリーで乾燥機にかけている30分間、ちょっとだけミルッチをお散歩に連れ出しました。乾いた分を畳んでいる間、車の中で5分ほど留守番をさせていたんですけど、最初はワンワン吠えて騒いでるなあ、と思ってたら急に大人しくなって、「寝たのかな」と安心して車に戻りました。そうしたら、運転席にジャーキーの空き袋がポンと置いてあって・・・。どうやら奴は、この5分間にお散歩バッグの中のジャーキーを探し当て、一袋全部食べたようです。ゲップしていました。当然夕食は肉抜きのご飯と野菜のみの刑でした。
さて昨日のお出かけですが、三月下旬にふらりと出かけた一人ドライブで出会った作品展。詳しくはこちら そのパッチワーク作家さんがメッセージを下さって、ご自宅に誘ってくださいました。最初は社交辞令かと思ってたんですよ。(私はぜひお邪魔したかったけど、あまりにもずうずうしいかなって)そうしたら、着物手芸を習いに行く途中で携帯に電話が入りました。本当に遊びに行かせてもらえるみたい!陶芸姉さん二人も日程が合うので、一緒にお邪魔することにしました。 最初はパッチワーク作家さんのおうちへパッチワークだけじゃなく、ケーキ作家さんでもありました。近々自宅をカフェにする予定だそうです。毎月洋菓子を3種類組み合わせて1050円で配達するお仕事をされていて、そのメニューは人形作家さんのお嬢さん(プロの漫画家)が毎月描かれているとか。絵を見ただけでヨダレが出そうなほどリアルに美味しそうですが、徳島までは遠くて配達できないんですって。どなたか高松近辺で興味のある方は、頼んでみたらいかがですか?古い着物を使った作品の数々やお人形のコレクションを見せていただいているうちに、人形作家さんがいらっしゃいました。そしてランチ。人形作家さんはプロのパン作家さんでした。二人ともたくさんの顔を持つカリスマ主婦なんだもの、すごいです。北海道産の小麦粉を使ったパンはどちらも最高においしくて、「夫にも食べさせたい」って言ったらちゃんとお土産を準備してくれました。 下の2品はデザート。最初はタピオカかと思って食べたら、「バジルシード」なんですって。プチプチをうちに帰ってからも楽しめるようにと、徳島では見かけない珍しいバジルシードも頂いて帰りました。今月のケーキを持って、ご近所の人形作家さんのおうちへ移動。古伊万里の高級茶碗でコーヒーを頂きました。 ここのお宅も玄関からびっくり!ご主人の希望で広々と作ったという玄関はまるでギャラリーのよう。5月のお節句の設えになっています。下駄箱の上には金太郎さんと骨董たち。 和室にはあやめと藤の柄の着物がかけてあり、 藤の花の帯も横に並んでいます。飾り方もセンスが良くてため息ばかりが出てきます。 こちらの帯は兜の柄、伊豆の稲取で観たつるし雛が懐かしいですわ。こちらのお宅にも高級なお人形さんが可愛い着物を着て並んでいます。火事や地震があったら、かついで逃げないと。 人形作家さんが作られた戌箱(後)は手前の骨董品を参考に布で作ったのだそうです。私も陶器で作ってみたい。赤ちゃんのへその緒や安産のお守りなどを入れて、お雛様の時に対になった戌箱を飾る風習があるそうです。初めて聞きました。 最新作、七夕甚平さんバージョン 現代の布じゃなくて、すべて目玉が飛び出るくらい高級な古い江戸ちりめんなどの古布を使って作られているので、雰囲気が素敵で欲しくなりました。買えないけど。 ご兄弟が備前の陶芸家ということで、お家の中に備前焼が溢れています。備前ファンならよだれが出そうな、リビングが全部展示場状態。食器棚の3枚扉が、全部備前なんですよ。持って逃げるには重たすぎました。 他の食器棚は塗り物と骨董の伊万里でいっぱいだし、私が好きな物ばっかりある夢のようなお宅でした。恥ずかしくて「うちにも是非来てください」なんて口が裂けても言えませんでした。骨董のお雛さまを集めているそうで、来年の正月明けには勢ぞろいする所をぜひ見せていただきたいと思います。 カフェがオープンしたら、またお邪魔したいと思いますのでよろしくお願いしますね。 帰りの車内では、3人ともため息ばかりで感動に浸っていました。
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