チョコとモンとミルとマフィンとのひとしずくな毎日

みなさんお久しぶりです。無事生還いたしました。無事でもないけど。

ネットの繋がらない所へ行くって言ったら、「また海外に行くの？」と電話をくれた方もいたんですが・・・。入院していました。あっ、でも心配しないで下さい。病気じゃないんです。

骨折！しかも左足の小指。

だから時間が経てば治ります。その時間が問題ですよね、だって12月、主婦にとっては一年で一番忙しい時だって言うのに。

23日の昼12時、2階のパソコンで喪中ハガキの宛名を印刷していました。そうしたら下から「あっチョコレートみ～つけた～」と嬉しそうな夫の声。そう前日にロッテのアーモンドチョコレートがすごく安かったので、いっぱい買って冷蔵庫に隠してあったのを見つかりました。夫はすぐに一人で一箱食べちゃうので「ダメ～～～」と言って階段へ駆け出した途端、ガツンと柱の角に左足の小指をぶつけました。よくやりますよね、タンスの角とか。だからいつものことだと思って「イタタタタ～」と我慢してみたものの、全然痛みが治まりません。脱臼かなってその時は思っていました。

あきらめてタウンページで整形外科を探しましたが、なにせ祝日の午後なので、唯一やっていた病院へ行きましたが、そこは内科と脳外科の専門医。お見舞いに来てくれた友人が「なんでこんな病院にしたの？救急車呼べば大きい病院に連れて行ってくれたのに」と言いました。そうなんです、歩いていけるような近所に徳島大病院とか県立病院とかたくさんあるんですよ。ここは外観がかなりしょぼい田舎の病院風、でも先生は赤十字病院の脳外科部長だったらしく、中の設備は最新機械が揃っていました。脳外科だから首や腰の手術は慣れているそうですが足の小指は専門外だって言ってました。赤いところの辺りが折れています。折れてL字に曲がったので指が変な方向を向いてますね。最新CTの立体画像で見せてもらったらポッキリいってました。「すぐに手術して骨に穴を開け、ワイヤーで吊って3週間固定、そのあとギブスで全治3ヶ月」という診断でした。

手術は部分麻酔なので、やっていることが全部見えるし聞こえます。休日で人手が足りないのかレントゲン技師のおじさんまで手袋して手伝わされています。麻酔の注射を4ヶ所打つのが一番痛いぐらいでしたので、ブロガーとして手術室にカメラを持ち込まなかったのが悔やまれました。ドリルの回転数がなかなか上がらず「時々メンテナンスしないとあかんなぁ」とか、使おうと思ったギブスが硬くなっていて「業者に返品して交換じゃ」とか調度いい器具がないので「大は小を兼ねるからこれでいいじゃろ」とかいう先生の言葉を聞いてて「大丈夫か？この病院」と不安になっちゃいました。

看護師さんが「先生包帯が切れません、このハサミだめですわ」と言ったら「やっぱり１００均のハサミじゃあかんな」ですって。そして出来上がりは骨に穴を開けてワイヤーを入れ、ゴムでひっぱったまま3週間固定します。このハシゴが長くて不便この上なし。洋式トイレではドアが閉まりませんし、車に乗っても小型車だと足が車内に納まらない。ただでさえ長いのに。

膝下が長いのでギブス巻く時も包帯の長さが足りないと困っていました。

年末の主婦に入院は無理なので何度も交渉しましたが、意外とこの先生頑固者。夫を脅して「変なくっつき方をしたら一生普通に歩けなくなるぞ」と洗脳するんですよ。「俺メモしてくれたら入院に必要なものを持ってくるから、このまま入院しろ」と言うのですが「絶対ムリ！」とりあえずいったん自宅に戻り、週末までのチョコとミルのご飯を準備して急遽マーリエさんに預かってもらいました。ミルッチ先生はマイペースですが、チョコ姉さんはいつもの旅行の時とは違って夫が連れて行ったし、急だったので「何だかいつもと違う。」というのを察して不安だったようです。

2階までお尻でズルズルと階段を上り、着替えなど必要な物を準備。「ほら家でも大丈夫じゃん」と先生に見せてやりたいほど動けるんですよ。

でもしょうがないので23日夜から3週間の予定で入院。その様子は次回レポートします。

パソコンが2階にあるので、なかなか更新するのが大変ですが、いっぱい写真が溜まっているのでボチボチ更新します。