私は晩酌はしませんので大丈夫ですが、毎日飲む方には耳の痛い情報です。
量的にはそれほど多くはない量での障害報告です。
脳に障害が起きる前に、1週間に48時間飲まない時間を作られること、飲む量の自粛をおすすめいたします。
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毎日のように酒を飲んでいる人は、アルコール中毒で入院している患者と同程度に脳の働きに障害が起きているという報告があった。
米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校での研究。
研究者らは、新聞やちらしを使って募集した46人の慢性ヘビードリンカーと、52人の軽い飲酒者を対象に試験をした。
ヘビードリンカーは、1カ月に100杯以上アルコ-ルを飲む人とした。定義した1杯はワインならグラス1杯、ビールは小ボトル、または缶1本を目安とした。
被験者には、読むなど言語に関するテスト、情報処理のスピ-ド、バランス感覚、一般的記憶力、空間感覚、学習と記憶、など、いろいろな機能を計るテストを行い、さらに、MRI(核磁気共鳴映像法)を使って、脳の構造的変化を調べ、あるいは脳内の化学物質を調べて、脳の機能に異常がないか調べた。
その結果、ヘビードリンカーでは、はっきりと脳の機能に障害が起きており、この脳機能の異常はアルコール中毒で入院している患者と共通していたという。
(出典:日経ヘルス)
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