定年退職したばかりの先輩が腎臓ガンで闘病しています。
抗がん剤治療で、少しよくなったのですが、昨年末に腎臓摘出、その後、術後抗がん剤でボロボロにされていることがわかりました。
現代の闘病は情報戦だと指摘されています。
新たな薬や治療法の研究・開発はドンドン進んでいます。
医療先進国の情報、代替医療の情報などを知ることはむずかしくはありません。
セカンドオピニオン(主治医以外の医師の意見)も安心材料のひとつだと思います。
明日、浜松まで行って先輩に最善策についてお伝えいたします。
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がん治療に携わる医師らでつくる日本癌(がん)治療学会(理事長=北島政樹・慶応大医学部長)は、外科医や内科医らを対象に、抗がん剤を使う治療にたけた「がん治療専門医」の認定を来夏から始める。副作用が強い抗がん剤を、安全で効果的に使うには知識や経験が必要だが、専門知識の不十分な医師らによるミスが後を絶たない。今年度始まった国の「第3次対がん10か年総合戦略」でもうたわれるなど専門医の育成が急がれている。
癌治療学会の会員は約1万4000人で、外科医が7割を占める。抗がん剤は手術前や、術後に使うことが多いことから、学会は「切った後の治療」にも責任が持てる医師の養成を目指す。外科と内科のほか放射線科、婦人科なども含める。
がん治療の臨床試験の経験が5年以上あること、論文発表、学会の教育セミナー参加などを条件に認定試験を行う。資格は5年おきに更新する方針。初年度で約1千人の認定を見込んでいる。
さらに学会は併用してはいけない抗がん剤を一緒に使ったり、量を誤ったりするミスが相次いでいることから、ミスの報告制度を近く開始。データベースを作ってミス防止に役立てる一方、ミスが起きた時の適切な治療法の指導などを行う。
抗がん剤は、がんの種類や病状によって使い方や使う量が異なる。それを間違えたり、副作用への対応を誤ったりすると患者の命にかかわる。内科医らでつくる日本臨床腫瘍(しゅよう)学会(約2000人)も2年後をめどに専門医の認定を目指している。
北島さんは「がん治療を行う医師は化学療法を含めてトータルな治療ができるのが理想。国民が納得して治療を受けられるシステムを作りたい」と話す。
(出典:朝日新聞)
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