どこの国も特定の利益団体が圧力をかけて利益を誘導しています。
しかし、国民の健康に真剣に取り組んでいるアメリカ政府は、利益団体の圧力に屈しないようにして、魚と全粒穀物をもっと食べろと発表しました。
しかし、日本ではあまり知らされていませんが、
回遊魚の汚染は深刻です。食べるなら食物連鎖の低い甲殻類(小エビ、ロブスターなど)、貝、イワシ、ニシン、タラ、サケがおすすめです。
世界的に高く評価されている長寿食・伝統的日本食を捨て去った日本はこんなことはいってくれません。
国民の健康に真剣に取り組んでいない政府や病気予防されると困る利益団体、業界の情報操作ではないかと感じています。
どちらを信じるかは、あなたの自由ですが、たった1回の人生をどう生きるか、あなたの食事にかかわっているほど生きていくうえで、食べることは決定的に重要です。
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米国民の食事のガイドライン(指針)を改定する作業を進めている米連邦政府の諮問委員会が、魚食と全粒穀物(精白などをしていない穀物)でつくられた食品をもっと摂取する必要があると特定した。
現在のガイドラインは、2000年に作られたもので、その後の研究成果や、栄養に関する新しい見解や動向を考慮して、改定作業が進められている。
米国民に、何をどのくらい食べなさい、と勧告する同委員会の作業は、食品業界にとっても、今後の売上げなど命運にかかわる重要な関心事だ。ところが、審議には、大手食品企業の代表が傍聴し、圧力をかけているといわれている。こんな圧力により、最終結論が変らないように、前もって「魚」と「全粒穀物」を特定して別扱いにし、これだけは絶対増やすべき食事だと決定づけられた。
(出典:日経ヘルス)