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いずれも血管の動脈硬化が原因です。
高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病は、死の四重奏といわれ、心筋梗塞発症リスクは、1つ:5.1倍、2つ:9.7倍、3つ以上:31.3倍にもなるそうです。 保険医療は、生体異物である薬物の生体反応を使って検査データを下げるだけで根本的な対策ではありません。 根本原因は、老化現象、ガン、脳卒中、心臓病などの生活習慣病は、身体が活性酸素との戦いに敗れた結果である。(発掘!あるある大辞典第5巻)と解明されています。 しかし、的を射た予防策が知られていないために、ほとんどの人が寿命前に活性酸素との戦いに敗れて倒れます。 健康に大変気を使っていた長嶋監督が脳梗塞で倒れたのが一例です。 老化やほとんどの死因・生活習慣病に打ち勝つ身体かどうかの栄養状態がその場で わかる革命的機器が発明され、先日チェックしてきました。 最高によい状態でしたので、日頃の健康管理が的を射ていると再確認できました。 ******************************************************************* ◆年齢・性別を問わず月曜日は脳卒中に要注意 鳥取県で17年間に発生した1万2529件にのぼる脳卒中発作の疫学研究から、脳卒中の発症パターンには、年間(季節)変動と曜日による変動という2つの周期性が見られることが明らかになった。 この調査結果を報告したのは、鳥取大学医学部保健学科教授の倉鋪桂子氏らの研究グループ。倉鋪氏らは、鳥取県が1985年に県の事業として開始した脳卒中登録事業で、1985年1月1日から2001年12月31日までに登録された1万7056人(初回発作の患者)のうち、40歳以上の1万2529人について分析を行った。これらの患者は、一般的な退職年齢を考慮して、40~59歳の若年群(2116人)と60歳以上の高齢者群(1万413人)に分け、性別、年齢群別に分析した。 まず曜日による変動では、年齢、性別を問わず月曜日の発症率が高く、日曜日には最低になる傾向が明らかに見られた。日曜日と月曜日の差は若年者でより大きく、仕事によるストレスの影響がうかがわれた。 特に若年群の女性では、日曜日の発症が約11.3%なのに対し、月曜日は約17.2%で、週明けにはいきなり脳卒中の発作リスクが日曜日の1.5倍強にまで跳ね上がった。若年群の男性でも、日曜日の約12.6%から月曜日には約17%と急上昇するが、火曜日には約14.3%まで再び減少、火~土曜日はほぼ14%前後で一定だった。 一方、高齢者群では、週内の変動幅は男性で約2%、女性で約3%と、若年群の半分程度だった。脳卒中の発症リスクは日曜日に最も低く、月曜日に急上昇する点は若年群と同様だが、なぜか男女とも木曜日にいったん急上昇し、3~4日というサイクルで変動していることも分かった。特に高齢男性では、月曜日よりも木曜日の発症率が高かった。 また季節による変動は、若年群、高齢群とも女性の方が強く影響を受けていた。若年男性は年間の変動幅が2%強なのに対して、若年女性は6%弱と3倍近い差があった。どの群でも夏が最低になり、冬の方が発症が多かったが、高年齢男性は冬よりも春の発症が多かった。 倉鋪氏らは脳卒中の種類別でも変動パターンを分析している。それによると、虚血性脳卒中はほとんど季節変動がないのに対して、脳内出血は高齢群で夏に対して春に1.52倍、くも膜下出血では若年群で冬に1.38倍と大きな変動があった。虚血性脳卒中は、若年群で日曜日に対して月曜日が1.53倍と、週内の変動が強く見られた。 今後さらに分析が進めば、月曜日には特に休憩時間を設けたり、フィットネスを奨励するなど、企業にも組織的な脳卒中予防のための活動が必要になるときが来るかも知れない。 ◆勤め人が月曜日に心筋梗塞を起こす危険性が高い 昨年、このようなショッキングな日本発の研究報告が、英国医師会出版部門(BMJ)グループが発行する「Heart」という権威ある循環器科の専門誌に掲載された)。 これは、大阪大学を中心とする25施設からなる大阪急性冠症候群研究会(OACIS)が行った調査の結果によるもの。1998~2001年の4年間に急性心筋梗塞を起こした人について、曜日別の発生件数を調べた。心筋梗塞の発生が月曜に多いという報告は、海外では20年ほど前からみられるが、日本でもそれが裏付けられたと言えそうだ。 ただ、調査結果では、男女全体でみると月曜日の発生数は確かに多かったが、統計的な差はなかった。さらに、男女別にみると、女性が心筋梗塞を起こす危険性は、土曜日が他の曜日に比べ、39%も高かった。勤めているかどうかでみると、明らかな差ではないが、働いていない女性の方が土曜日の心筋梗塞の発生数が多かった。 そもそも、心筋梗塞の曜日別の発症率の違いが注目されるようになったのは、心筋梗塞の発症が午前8時から11時の間に最も多く、日内変動があると指摘した報告がきっかけとなっている2)。これが生体リズムと関連していることから、曜日別でも発症率に違いがあると考えられるようになり、1980年代から海外では多くの論文が発表されてきた。 例えば、英国スコットランドでは、全住民の10年間の死亡統計を基に、心筋梗塞などで亡くなった人の曜日別の人数を調べた。その結果、月曜日には平均より3.1%多くの人が死亡していたという3)。さらに、以前冠動脈疾患にかかったことがなく、かつ病院以外の場所で死亡した人を対象に年齢別に分析すると、50歳未満の若い人では1週間の平均より約20%も、50~64歳では約10%、65歳以上では約5%多くの人が月曜日に亡くなっていることが明らかになった。 一方、ドイツでは、MONICA project(注)の一環として集められたデータを基に、5年間に起こった心筋梗塞発作の曜日別の発生数を解析した4)。その結果、月曜日に心筋梗塞を起こす危険性は、他の曜日より20%も高いことが分かった(ファクトシート参照)。さらに、それを勤労者とそうでない者に分けると、勤労者が心筋梗塞を起こす危険性はそうでない者より33%高く、その内訳は、体を動かす作業を主とするいわゆるブルーカラーの人で41%、事務作業に従事するホワイトカラーの人で18%だった。 こうした曜日ごとの違いがなぜ生じるのかについてまだ結論は出ていないが、生体リズムの変化や、ゆっくり過ごせた週末から、仕事によるストレスなどで緊張した状態へと変わるためではないか、などと考えられている。 なお、現在54施設が参加する東京都CCU(心疾患集中治療室)ネットワークでも、同様の調査を行っている5)。13年間に急性心筋梗塞で入院した患者を対象に、その月別の発生件数を調べたところ、12月、3月、1月の順に頻度が高く、時間別にみると、前述の海外の報告と同様に、午前8~10時の発生が最も多かった。著者らは、12月と3月に発生頻度が高いのは、年末および年度末のため、肉体的・精神的負担が大きくなるためだろうと推測している。 いずれにせよ、仕事のストレスが心筋梗塞を引き起こすきっかけになっていることは確かなようだ。 (出典:nikkei bp) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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