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カテゴリ:食・栄養
おはようございます。
ツイてる スマートエイジング実践家・染谷光亨です。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 果糖は果物に多く含まれ、他の糖質より血糖値を上げにくいので歓迎される傾向がありましたが、果糖の過剰摂取は肥満や脂肪肝の原因になり、何よりブドウ糖の約100倍も糖化しやすく老化を促進するので適量にしたいものです。 果物は適量で済ませやすいですが、清涼飲料水などには大量に使われていますので、簡単に過剰摂取になりますね。 ・「ゼロ」カロリーなのに太る?!日本で知られていない、まさかのカラクリ ・野菜ジュースはむしろ健康に悪い?! 知るほど恐ろしい加工食品や飲料の製造工程 私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。 私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 ****************************【以下転載】**************************** 食後血糖値を上昇させない甘味料の成分として知られてきた果糖。最近、果糖のとりすぎに警告をうながす臨床研究が相次いでいる。果糖の過剰摂取は肥満や脂肪肝の原因になるという。 糖質が消化吸収された後、ブドウ糖はそのまま血中を流れ、エネルギー源として利用されるが、果糖はそのほとんどが肝臓で代謝されるため、血液中にはあまり見られない(イラスト:すべて平拓哉) 糖質(炭水化物)は、単糖類と呼ばれる最小単位の物質が複数つながった構造を持つ。食品総合研究所糖質素材ユニット長の徳安健さんは「ご飯などに含まれるデンプンや砂糖など主な糖質は、胃腸で分解され、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)など単糖類として吸収される」と話す。 糖質は三大栄養素の一つだが、近年、食後に血糖値の急上昇を招き、肥満や糖尿病の原因になることが問題になっている。そのため「食品科学の分野では、糖質の消化・吸収を穏やかにする成分が開発され、特定保健用食品などに利用されてきた」と徳安さん。 天然の甘味で食後血糖を上げない成分として注目されたのが果糖。果糖は果物などに豊富に含まれる。吸収されてすぐ血中に移行するブドウ糖に対し、果糖はほとんどが肝臓で代謝される。そのため甘いものが欲しいとき、果糖を中心にとれば血糖値は上がらず、肥満を防げるはずと考えられ、果糖を主成分にした健康食品も人気を集めた。 実はこの果糖も、とりすぎはリスクがあると分かってきた。帝京大学医学部の山内俊一さんは「血液中の糖は、エネルギーとして使われる一方、体のたんぱく質と結びついてAGEs(終末糖化産物)を作り出し、毛細血管を傷つけるなど“毒性”を持つ。果糖は体内のたんぱく質と結びつく力が理論上、ブドウ糖の約100倍であることが分かってきた」と話す。 果糖が健康食品に多く使われてきた理由 ・ 甘味料として味が優れている ・ 同じ甘さならブドウ糖より低カロリー ・ トウモロコシを原料に大量生産が可能 →清涼飲料水、菓子などに大量に用いられるように ・ 健康によいイメージの果物に豊富に含まれている ・ 小腸で吸収後、肝臓で代謝されるのでブドウ糖のように血糖値を上昇させない →果糖を中心に含んだ健康食品も登場(高果糖コーンシロップ、アガベシロップなど) 糖の吸収を穏やかにする一般的な6つの方法 1.食事の時間・方法を最適化する 一度に大量に食べず、1日3食を守るなど規則正しい食習慣に。 2.消化性が低下した食品を摂取する 冷やご飯のデンプンは、温かいものより消化に時間がかかる。 3.滞留性の高い食品を摂取 野菜から先に食べる方法などで、糖の胃から腸への移行を遅くする。 4.糖質分解酵素の活性を阻害 豆鼓エキスなどは、腸における糖質消化酵素の働きを抑制する。 5.糖の吸収活性を阻害 難消化性デキストリンなどは、ブドウ糖の吸収を阻害する。 6.インスリンの分泌を促進 積極的な運動習慣などで、インスリンの分泌能を維持するなど。 専門家は、果糖が肝臓で代謝されるのは、この“毒性”から体を守るためだと考え始めた。いわゆる砂糖(ショ糖)は、果糖とブドウ糖が半分ずつ。これに対し工業的に作られる高果糖のシロップなどを多く含む食品は、とりすぎると影響が強く出る。「一つは肝臓で代謝された果糖が中性脂肪を増やし、脂肪肝や肥満をもたらす点。また、果糖の一部は血中に流れ出しAGEsとなって『肌のくすみ』など加齢を促進する」と山内さん。 果物などを適量食べる程度なら問題はないが、果糖の多い飲み物とブドウ糖だけの飲み物での比較試験で、果糖のほうが内臓脂肪を増やすことが確認された。果糖のとりすぎにはご注意を。 過去5年ほどで果糖のデメリットが解明 ●果糖はブドウ糖よりたんぱく質と約100倍結合しやすく、血液中に存在するとAGEs(終末糖化たんぱく)を作り出す →メタボリックシンドロームの悪化、細胞や組織の老化につながる ●そのため人の体は、果糖を肝臓で分解するようになった →果糖をとっても食後血糖値が上がらないのは、“毒性”から身を守るためだったという説も ●果糖の摂取量が増えると、脂質代謝に異常をきたす →果糖のとりすぎで肥満や脂肪肝になる 清涼飲料水のがぶ飲みはしないで! 米国で施策 食品加工技術の進歩でトウモロコシから作られたブドウ糖を果糖に変えた高果糖コーンシロップが登場。甘味がさわやかでおいしいため、清涼飲料水などに広く用いられている。米国では、10年ほど前から清涼飲料水を大量に飲む人に、肥満など果糖の影響が出ているという議論が起こり、現在では大容量容器の中止など、飲み過ぎを避けるための施策も打ち出されている。 この人たちに聞きました 山内俊一さん 帝京大学医学部教授。「近年、果糖の研究が急速に進み、果糖による脂肪肝は肝臓がんを発生しやすいタイプになりやすいとの報告もあります」 徳安健さん 農研機構食品総合研究所、食品素材科学研究領域糖質素材ユニット、ユニット長。「いま食品科学の分野でも、メタボリックシンドロームの予防など健康づくりに適した糖質の研究開発が進められています」 (出典:日経ヘルス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/10/10 06:30:18 AM
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