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カテゴリ:病気・医療関連
記事には、中高年以上の世代で病気をせずに無病息災で健康に過ごすことは極めて難しいと書かれていますが、簡単でした。
また、生活習慣病になった医師の例が書かれていましたが、医師は病気治療のプロですが、健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないからでしょう。医師の約半数がすでに病人で、普通の国民と変らない残念な現実があります。 ・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査) ・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」 ・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒 ・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環 ・医師の4人に1人がアルコール依存 健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療費を激減するのは簡単でしたが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。 厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。 ・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学) ・国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず 日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位です。 健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。 世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。 個人的には超健康マニアになって29年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。 また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。 ・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。 ****************************【以下転載】**************************** 中高年以上の世代で、病気をせずに「無病息災」で健康に過ごすことは極めて難しい。しかし、生活習慣病などの経過を見守りながら、そこそこ元気に暮らす「一病息災」であれば十分可能だ。ただ、食事制限や運動に前向きに取り組む必要がある。 公益社団法人・生命科学振興会の渡辺昌理事長(74)は、国立がんセンター(現国立がん研究センター)研究所で疫学部長を務めていた1992年、糖尿病と診断された。空腹時の血糖値が260もあり、基準値の126を大きく上回っていた。「すぐに入院治療するレベルだった」と振り返る。 しかし、生活習慣の改善によるがん予防の重要性を説いていた渡辺氏は投薬主体の治療ではなく、それまでの不摂生を改めることで症状を改善しようと考えた。1日の摂取栄養量を1600キロカロリー以下に抑える、1日1万歩を歩く、週3回は泳ぐといったメニューを自分で考案して実行した。 この結果、1年で体重が78キロから65キロに落ち、血糖値も正常値に戻った。ついでに、肩こりや足の疲れなどもよくなったという。この経験をもとにして「糖尿病は薬なしで治せる」(角川書店)を執筆して2004年に刊行。その後も玄米中心の食生活を送るなどして健康を保っている。「一病息災とはこのことだ」と渡辺氏は笑う。 星ケ丘マタニティ病院(名古屋市)の近藤東臣理事長(75)は98年、職場の健康診断で初期の胃がんが見つかった。自覚症状はなかったものの、再発しやすいタイプだったので、手術による胃の全摘を余儀なくされた。3カ月にわたる入院生活で体重は70キロから49キロまで減った。ただ発病前に糖尿病、高血圧、高脂血症の気があったのに、なぜか3つの症状ともよくなったという。 近藤理事長は退院後、朝夕に30分から1時間歩く、消化のよいものを食べるといったリハビリで体力をつけた。現在も仕事を続け、月に2~3回はゴルフのプレーを楽しんでいる。05年からは同病院のウェブサイトで連載コラム「一病息災」を始めた。「無病息災はただ漠然と健康でいるだけ。一病息災は努力して健康を保っているというイメージがある」と近藤理事長は話す。 医師が専門知識を蓄えるとともに自分の身体の状態を熟知し、処方箋を編み出すのは極端な事例かもしれない。紹介した2人のケースが他の人にそのまま当てはまるかどうかも分からない。だが、一般の人でも飲み過ぎや食べ過ぎに気をつける、こまめに体重測定する、適度な運動をするといったごく当たり前の心がけを実践するのはさほど難しいことではない。 一病息災の語源は不明だが、すでに85年の厚生白書には「『無病息災』だけを健康として狭くとらえるのではなく、『一病息災』も健康として広くとらえる意識が定着していくことが望まれる」との記述がある。最近の厚生労働白書でもこの路線を踏襲しており、一病息災は健康行政の根幹をなしている。 実際に、厚労省の国民生活基礎調査の健康に関するデータを調べると、日本人の通院者率は3割前後で、高齢化を反映して年々高まっている。高血圧、腰痛、糖尿病が主な病気だ。しかし、自分の健康状態がよい、または普通だと考える人は合わせて8割前後と、高止まりしている。これが一病息災の現実だと思われる。 逆にいえば、自分が健康だと思っているのに、職場の健康診断などで高血圧などを指摘されて戸惑うケースは多い。複十字病院糖尿病・生活習慣病センター(東京都清瀬市)の及川真一センター長は「病気をネガティブにとらえずに、次の病気を予防するための好機ととらえてほしい」と訴える。 医療サービスも変わらざるをえない。無病息災が病気の完治を目指すモデルであるならば、完治が難しい生活習慣病には当てはまらないからだ。桜美林大学加齢・発達研究所(東京都町田市)の鈴木隆雄所長は「高齢者が病気と共存し、生活の質を維持改善する一病息災モデルを確立すべきだ」と指摘する。 50代後半の筆者は30年近く前に血液中の尿酸値が高く、痛風一歩手前の高尿酸血症と診断された。それ以来、投薬治療を受けている。2カ月に1回の通院で採血・採尿し、肝臓や腎臓の機能もチェックしており、今まで問題が起きたことはない。すこぶる健康だと感じており、一病息災を謳歌していると自分では考えているが、いかがだろうか。 ■ゲーム感覚 歩いて健康 チームで意欲高め、運動継続 立命館大学の野間春生教授らは昨年、文部科学省の科学研究費補助金による「一病息災を実現するヘルスツーリズム情報環境の研究」のもと、ゲーム感覚で歩行運動を継続してもらう社会実験を呼びかけた。スマートフォン(スマホ)や専用装置で歩数を記録。チームを組んで達成への意欲を高める狙いだ。 この呼びかけに呼応する形で、滋賀県長浜市は昨秋「ながはま健康ウォーク」を実施した。457人の市民が181のチームを構成し、10日で40キロ歩くことを目標にした。達成率は91%と非常に高く、「メンバーと励まし合うことが効果的だった」(野間教授)。今年も9月11日からチャレンジ期間の第1日程を実施し、189人が参加した。 同市は一病息災を後押しするため、特定保健指導で生活習慣病の恐れがあるメタボリック症候群など4項目のどれかにひっかかった対象者約500人をイベントに勧誘した。去年の参加者は23人にとどまったが、今年は11月の第3日程までに100人の参加を目指している。 (出典:日本経済新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/10/01 04:55:22 AM
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