Major Cimes 6 #100 Conspiracy Theory: Part 3
記念すべき100話めが、こういう展開とはなあ。事件の方はかなり見えてきたように思います。精密検査の結果、シャロンの病状は思ったよりも悪いという。トーレス医師は、小型除細動器を埋め込んで症状をモニターし、さらに心臓移植の待ちリストの上部に入れるという。埋め込む手術は簡単だが、行動は厳しく規制される。それでもシャロンは捜査から一歩も引こうとしない。ボニーは「タックルズ」全店舗を訪れ、レイプ被害者を探していたが、訴訟関係者で被害を認める者は一人もいない。それほど熱心に関わっていたということは、息子のスタンが知らないのも変だ、ということで、改めてスタンに「SA」と記された3人について情報提供するよう求める。スタンはボニーがカバンの中に秘密を隠す場所を持っていたと言い、フェイスブックのアカウントにも証人や依頼人の情報を残している事を思い出す。その結果「インディアナポリス」は使い捨て携帯のため連絡が取れず、「ラスベガス」こと、マキーシャ・セルビーは2ヶ月前に携帯電話を解約していることがわかった。「サンディエゴ」はシェリー・コインで、レイプ被害についてははっきりせず警察への協力を拒んでいる。サンチェスは知り合いがいるラスベガスに情報を求めると言い、プロベンザはノーランとペイジをサンディエゴへ送る。シェリーは高級車に乗り優雅な生活をしているようだ。LAPDの問いかけを無視しようとするが、「クレイグにレイプされたのか」と言われて顔色を変える。自分は誰も訴える気はないし、何もかも忘れたいという。刑事たちはシェリーを監視することにする。シェリーは一晩のうちに金持ち男性数人と会っていた。自宅や車は自分で購入したようだが、ノーランらが接触した直後にクレイグに電話をしていた。サンチェスはカンファレンスで親しくなった性犯罪課のシャベス刑事から、マキーシャの情報を手に入れる。シャベスによると、大量の薬物を所持して逮捕され60日間以上勾留されているという。逮捕された時はハイでふらふらで、重大犯罪課はラスベガスでの嫌疑を取り下げて、LAで事情を聞く手はずを求める。マキーシャはボニーが刑務所に面会に来て、レイプ被害について質問したと認める。犯人については、名前を言ったところラスベガス署で逮捕されたので、警察は信用できないと口をつぐむ。実はドラッグを盛られてレイプされ、開放されてすぐに警察に駆け込んだのだが、全く取り合ってもらえず逆に逮捕されてしまったという。ホッブス検事補は、例え名前を明かしたところで、州が違うので訴追免除することはできず、マキーシャ自身がネバダ州の裁判で勝てるとも思えないという。プロベンザはフリンからシャロンの病状を聞き、頼むから休みを取って病気を治してほしいという。シャロンはこの病気は患いながらも仕事をしている人が多いときかない。説得の末、マキーシャは犯人はランドン博士だと答える。クレイグからランドンのセミナーを受けるようにチケットを受け取り、声をかけられると飲み物に薬を入れられ、縛られてレイプされたという。被害者たちがレイプされた時期と、その土地でランドンがセミナーを行った日が近いが、ホッブスは状況証拠にすぎないという。シャロンはランドン本人から聞くためセミナー会場で逮捕することにする。ランドンは、ウェイトレスの一人と間違いを犯したとは認めるが、合意の上だったという。逆に自分は利用されたと言い、自分の顧客たちもその女性から同じ目にあっているという。「インディアナポリス」の被害者は2週間前に自殺していた。殺された女性や被害者の写真を見せても動じることはない。メイソン副本部長はランドン逮捕を公表したことに反対する。いずれランドンは警察を名誉毀損で訴え、金をむしり取ろうとするだろう。シャロンは、被害者は他にもいるはずなので取り下げないと、一歩も引かない。シェリーは本部でランドンすれ違いショックを受ける。シェリーは、レイプや殺人などの犯人を証言してほしいと求められても、世間に知られたくない、今あるものを手放したくないと拒否する。ランドンの犯行を裏付ける2種類の弾丸を家宅捜査で見つけなければならないが、情報公開したせいで被害者が通報を始めた。被害者はいずれもタックルズの従業員で、クレイグのアリバイは成り立たなくなってきた。共犯関係かと考えられる。その時、マルホランド・ドライブでランドンが車の中で射殺されているのが発見された。助手席側の窓を下ろした状態で、顔に2発、胴体に2発。しかし、ボニーの時よりは荒っぽい感じだ。クレイグはハリウッド店にその時間帯いたという。現場に出たシャロンは、トーレス医師からの電話で今すぐ救急車を呼び病院に来るよう言われる。シャロンは意識を失い倒れる。移植待機者リストに載る人が最前線で指揮を執るって、これは並々ならぬ覚悟があるのでしょう。何が何でも、女性たちを苦しめた犯人を捕まえて正義を行いたいという信念、副本部長への反発。それをフリンは黙って支えている。これはまるで「バトルスター・ギャラクティカ」の再現だなと思ってしまいました。何としても、助かって欲しいなあ。クレイグが従業員をランドンに差し出しているかどうかは不明ですが、極悪非道のレイプ犯はランドンということで良いのですね。殺す動機のある人物は、これまで名前の上がっていない被害者かもしれないが、ランドンの身内の可能性もある。息子がシェリーを見て「あの女は何?」と言っているところも怪しい。夫の裏の面を知った妻の犯行とも見える。でもボニーを殺害した犯人とは別人だとすると、また話が複雑になりますね。サンチェスが実は出張で良いことがあって、過去の暗いイメージが払拭されそうですね。彼には少しは幸せになってほしいです。ガスはよほどモテるのですね。ラスティの事を諦められないと、つきまとう情熱があるのなら、何でこれまで放っておいたのでしょうね。別れたのだから好きにすれば良いと言っているのに、君を愛しているからデートしないという押し付けがましさに、ラスティは結局押し切られてしまうのでしょうか。