カテゴリ:ゆっくりじっくり
![]() 早朝ではなく午前11時ごろ撮った。 なんだか、声をかけたくなった。 元NHKアナウンサーの杉山邦博さんは、散歩の途中で見かける植物にじっさいに声をかけて歩くそうだが、その気分がよく分かる。 夏にはあれだけ見事に生い茂る緑の葉がここまで何もなくなってしまうとは。 「寒いだろうが、もうじき春だ」と心底、思う。 この正月はねむいねむいといってばかりいる。 いつもはどうであったかと思い出す努力をするほど、妙な感覚だ。「ねむい」と口に出すだけでなく、じっさいに2時間ぐらい眠り込んでしまう。 きょうなんぞその典型例で、朝は8時ごろいったん起きるが、お茶を飲んでからは家の中を20分ほどうろうろし、またベッドに戻ってラジオを聴きながら寝てしまう。 12時ごろ、再び起床。 光り輝く天気に誘われるように洗濯を始め、干す。 で、食事のしたく。 餅を焼き、雑煮を温め、要するにきのうと同じ趣向でおせち料理を並べて、食う。 うまい。 餅がうまいので、このときは6個も食べてしまった。 おなかいっぱい。 寝るしかない。 一日中そんなことを繰り返していた。 夜になってからも食ってばかりいて、あとは寝るばかり。 起きている間は、陽次郎くんが大学入学手続きの書類に書き込むようすを見ていた。 しかしねむくてたまらず、テレビをつけてみた。 『万葉集への招待』という番組をやっていて、ねむい眼をこすりながら見ていると、これがたいへん面白い。 もっとも正直なところ、出演者の何人か、ことに名の知れた教授ふうのひげ男が気に入らず、途中で見るのをやめた。 何をしてもねむい。 何もしなくてもねむい。 休みはもう、あと1日だけとなった。 仕事が始まったら早寝早起きの毎日がずうっと続くので今夜は夜更かししたいのだが、ダメだ。 もう寝ます。 寝る前に、備忘録として書いておく。 昨日の夜だったか、おとといだったか、宇沢弘文東大名誉教授の出てくるラジオ番組があった。そこで宇沢名誉教授がいったことは「もののあわれ」という見方の重要性であり「助け合いの世の中を」ということだった。 人は、困っている人を見たら手をさしのべる存在で、米国型グローバリズムという経済の動きは、そういう本質を無視して走ってきた。 それが行き詰まったのげ現在で、ま、やがては「助け合いの世の中」になる、なたざるを得ない、という話であった。 以上、まぶた閉じつつ書いたメモ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.04 13:32:45
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