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![]() 午後4時半ごろ撮ったその写真。 懸念されていたとおり、イスラエル地上軍がガザ地区へ侵攻した。 英国ガーディアン紙は見出しに「強襲」(assault) ということばを使っている。よほどひどい破壊と殺戮(さつりく)が行われたのだろう。 気に入らない相手は軍事力で押しつぶすというやりかた。 アメリカがベトナムやアフガニスタンやイラクを襲ったときと同じ発想だ。 正月休みも最終日となった。 きょうは、わが家にお客がある。 大坂間さんがみえることになっているのだ。 6時に起き、早番シフトのかみさんを見送ったあとでパソコンを起動。まず海外紙サイトを見た。 昨夜もニュースサイトを見ていたかったのだが、どういうわけかインターネットのページ切り換えがものすごく重く、すっかりいやになってやめてしまったのだった。 奇妙だったのは、グーグル・マップでガザ地区を見ていたら画面がふっと消えてしまったこと。 いかにも突然のできごとで、じっさいはどうあれ、イスラエル政府のしわざだなと思わざるを得なかった。だいたいインターネット自体がアメリカ国防省が考え出した通信システムなんだろ? 昨夜のできごとは、じっさいはどうあれとまたいうが、グーグルを見ることさえ米軍がらみのシステムに乗っかっているんだと実感させられるものだった。 今朝も、昨夜ほどではないが重い。 重いのをがまんしてイスラエルのガザ侵入に関する記事を探すと、同じガーディアン紙に「子ども6人を含む12人が殺された」とある。 1月4日付けの記事に「きのうの」とあるから3日午後のことだろう。 その午後、ベイト・ラヒヤ(Beit Lahiya)の街のモスクは「いつになくあわただしい状態」だったという。なぜなら、街の人々は夜になるとイスラエル軍の攻撃がくると考え、夕方の祈祷をあきらめていたからだった。 午後の祈祷を終え、急いで帰宅しようとしていると砲弾の炸裂が始まった。少なくとも12人が殺され、うち6人は子どもたちだった。 (But as the townspeople left the mosque at dusk, the explosions began, killing at least 12 people, six of whom were children. ) 何の理由もなく、ただパレスチナ人であるということだけで殺されたわけだ。 かつてナチスがユダヤ人たちを、ユダヤ人であるというだけの理由で殺したのとどこが違うのだ。 イスラエルの国民はナチの迫害を知っているにもかかわらず、自分たちがナチと同じ理不尽をやってもかまわないと思っているらしい。 朝は軽くヨーグルトとリンゴで済ませ、昼めしは食べるのをやめた。ぽっこり腹が苦しくなってきているからだが、時間がたつとやはり何か食べたくなる。 あ、ヨーグルトを食べたのはことしになって初めてだ。 妙だな、仕事に出かけるときはいつも朝食にヨーグルトを欠かさないのに、休みのあいだは食べないのか。 餅を焼きたくてたまらない。 そこをこらえて寝転がった。 この正月、ホントにひるねばかりしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.04 16:23:04
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