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Washiroh その日その日

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2010.07.04
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カテゴリ:音楽音楽music!
 いま、すでに午後8時になろうとしている日曜日の晩だ。
 きょうはかみさんが旅行中で、蓮くんはバイト、陽くんはFJSの会合があるようで今夜は家にぼくひとり、そろそろご飯を炊くなりしなければならない。

 この2時間ほど、ぼくはひたすらジェシ・エド・デイヴィス(Jesse ed Davis)を聴いている。
 初めて聴くロックだ。
 上見さんが貸してくれたCDなのだが、彼は、最近ぼくがロックとブルースに傾倒していると知ってこれを持ってきてくれたのだろうか。
 このジェシ・エド・デイヴィス、聴き始めるなり「いい!」とか「イマイチだな」とかいう前に、聞き流すわけにはいかないぞという気持ちにさせられた。

 『ジェシ・デイヴィスの世界』というアルバムの「Tulsa County」をまず聴いて「これはたいへん、姿勢を正してちゃんと聴かねば!」と思わせられたわけである。

 その前にはジャズピアノを聴いていた。
 このところ再びレッド・ガーランドに入れ込んでいて、聴くときはもう、ほとんどため息をつきながら聴く。
 きょう聴いていたのは『All KInds of Weather』というアルバムで、演奏メンバーは Red Garland(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(d)。


 朝は、今朝も寝坊してしまい8時すぎまで寝ていた。
 起きてコーヒーとパンの朝食を済ませ、毎日新聞で毎週日曜日に掲載される気になるコラム「時代の風」を読んだ。浜矩子の執筆担当日だからだ。

 南アフリカW杯にからめて経済を語る語り口がいい。
 その上、中身がおもしろいのだから、毎週、読まずにはいられないのだ。

 少し引いておく。

 『「経済は難しい。経済は分からない。経済はつまらない」。このように言われることしばしばだ。だが、実はそのいずれもが当たらない。経済は実は恐ろしいのである。したがって、我々はそのカラクリをよく見抜いておく必要がある。

 思うことその二は、市民の力のすごさだ。暴力的な側面があったことも事実だが、それとは無縁の人々の勇気と粘りがなければ、今日の南アがないことは間違いない。』

 そしてエンディング。

 『「まさか」はやっぱり必ず起こる。そして不可能は可能になる。南アの脱アパルトヘイトの歴史ほど、これらのことを明快に示しているものはない。課題はまだ多々あるにせよ、W杯の競技場には、差別と紛争の影はない。せいぜい、ブブゼラのうるささを巡る小競り合いがあるくらいのものだ。このような日が来ると誰が思ったか。だが、その不可能が可能になった。くしくも、06年のW杯開催地ドイツも、また、ベルリンの壁崩壊という「まさか」の体験国だ。
 決勝に向けての選手たちの華麗なプレーに拍手しながら、歴史の中で不可能を可能にしてきた市民たちにもまた改めて喝采を送りたい。』(毎日新聞 2010年7月4日 東京朝刊)

 新聞を読み終え、思い立って木村翠さんへ電話をかけた。まだ10時前だが出かけるかも知れないからだ。
 電話に出た翠ちゃんは教会に出かけるところだった。
 ちゃんと教会へ行っていてえらい、などといったけれど彼女はクリスチャンなのだから教会へ行くのはえらいも何もないわけだ。案のじょう聞き流して受話器の向こうは無言のままだった。
 聞きたかったのは昨今の自由が丘情勢で、彼女はすぐに娘さんに訊ねていた。
 娘に聞いたけどね……。

 ありがとうといって電話を切ったが、1分だけといったにもかかわらずけっこう長く話していたことに気づく。

 陽くんが出かけるという。

 「そうか、どこへ?」
 「参宮橋」。
 「じゃあ、北野のアルプスで買い物をたのむ」
 「いいよ」
 「そりゃ助かる、たのむ」

 彼が出かけ、しばたくして洗濯機を回すなどし、着替えて図書館に向かった。
 バス停に着いて時計を見上げると10時48分だ。

 図書館では例によって本を返却し、本棚を見、本を選び、本を借り出す。
 日本時間だけど、きょうは米国独立記念日だと思い出し、その関連で川上高司著『アメリカ世界』(創成社 800円)を読んで見ようと思い借り足した。

 次いで階下の視聴覚コーナーへ行ってCDについて同じコトをくり返す。
 出るときに時計を見ると午後1時35分。

 けっこう長々と図書館にいたな。
 陽くんが北野の買い物を引き受けてくれたおかげだ。

 建物を出て左へ行き、来るときとは異なる道を通って京王八王子駅前のバス停に向かう。
 上の写真はそのときに撮った子安神社の風景。
 夏の子安神社は木陰にかくれ、わりと暗いのだと知った。





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最終更新日  2010.07.05 00:20:06
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