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Washiroh その日その日

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2010.11.08
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カテゴリ:ゆっくりじっくり
 今朝は家を出るのがやや遅く、バス停に着いたら行列ができていた。
 ふだんは先頭から2番目なのだ。

 待っていた列のすぐ前にいた男が、ぼくがいつも座る前方左側の席についたのでぼくは前方右側に座る。バスが走り出すと当然ながらいつもとは異なる朝の景色が展開、これはこれでおもしろいものだなと思った。

 京王線では隣の席が空いて肘押し眼鏡がき、しきりに押してくる。
 応じず橋本治『リア家の人々』を読み耽っていた。

 オフィスに着くと青戸さんが「きのうの法事はどうでした?」と聞いてくれたので「ひとが多かったです。墓前礼拝というのは複数の遺族が集まるからでしょう」と答えた。
 じっさい、ずいぶんひとがいるなという印象が強かったのだ。国際基督教大学の教会だからなのだろうか。

 青戸さんとはさらに、いまぼくが読んでいる橋本治の話から東大闘争の話に、さらには三島由紀夫のことにまで広がる。
 山中湖に三島由紀夫記念館があることや健保がらみのレストランのことなど。

 家でかみさんと山中湖の話をしたのがついおとといのことではなかったか。
 そのときにも三島由紀夫記念館に行きたいのだといった覚えがある。

 業務は印字と転記。
 矢島さん、関口さん、一場さんと話す。

 帰りに高城さんと一緒になった。
 この間の「家にきてくれる」という約束の話から空想したことを話した。

 「婚約の申し入れだなと思ったんだよ」
 「ええっ? ああ、それできれいな場面のことをメイルに書いてくれたの?」
 「そう、その通り」
 「へぇえ、それはまた大胆な。でも、結婚はないよ」
 「あってもいいのにな」
 
 それからは陽くんの近況が話題になった。
 彼女は陽くんがファザリング・ジャパンの活動をしていることに感心してくれている。
 うれしいことである。





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最終更新日  2010.12.31 12:34:28
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