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2011.08.28
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カテゴリ:目に余ることども
 ハリケーンのアイリーンは勢力を弱め熱帯低気圧と変ってニューヨークに上陸したようだ。

 写真はきょう日曜日のマンハッタン、8月28日付ニューヨーク・タイムズ紙ウェブ版に掲載されているものをお借りした。

 公共交通機関が運転を見合わせてしまい、帰宅できないひとが鉄道駅などで夜を過ごしているらしい。一見、東京の場合と同じだなと思えるけれどもニューヨーク市が数十万人の市民に避難指示を出すほどのハリケーンに見舞われるのは100余年ぶりのことという。
 先日は東海岸一帯にマグニチュード5レベルの大地震が起きたそうで、ニューヨーカーたちは大騒ぎしていたらしい。

 そこから遠く離れた東京で、ぼくは朝5時に起きた。
 新聞を読んだりパソコンでニュースサイトを見たりしているとかみさんが起きてきた。
 起きて来るなり冷凍庫を開け、きのうからとりかかっているアイスクリーム作りをつづける。
 見ていると生クリームなどの材料が入った25×10×8(深さ)センチぐらいの容器をかき回し始めた。
 3時にも4時にも起きてかき回していたそうだ。
 アイスクリームを食べるのはぼくだけなので、これはたいへんありがたいこと。
 大いに感謝した。

 朝食はふかふか食パンとスペイン生ハム、生玉葱、卵の目玉焼き。
 バターをぬったパンに生ハムを乗せ、さらに生玉葱をどっさり載せてかぶりつく。生ハムの濃い味が生玉葱の甘みとからみ合い、まことにうまい。
 生玉葱はまた、少しだけ塩をふった目玉焼きにも乗せて喰うわけで、これもうまい。
 近江の川島民親くんが丹精をこめて育てた玉葱で、やはり感謝だ。

 かみさんが仕事に出かけたあと、テレビ『サンデー・モーニング』を見る。
 見始めるなり、しまった(!)と思った。
 きょうの討論番組は何を見ても民主党代表選挙がトップで、5人の立候補者があれこれしゃべる様子に付き合わされると決まっているのだ。
 それを忘れて、日曜日の朝8時にはTBSテレビを見る習慣のままにスウィッチを入れてしまったのだ。
 しまった(!)と思った瞬間に消せばよいとも思うけれど、扱われる内容は代表選だけではないのでそうもいかない。

 要するにテレビをつけるのが早すぎたのだ。
 トップ項目が終わった頃合いを見計らってつければイヤな思いをせずに済んだのにと、そう思ってのしまった(!)なのであった。

 画面を見ないでキッチンへ立ち、時間つぶしに食器を洗ったりしていた。
 それでもトーク番組で5人分を採り上げるとなるとけっこうな時間を費やすわけで、食器を洗い終わったあとでも当然ながらまだ続いている。
 仕方なく、見た。
 候補者5人がそろって記者会見したときの話を報じている。
 ほどなく場面がコメンテイターたちのトークに変わり、司会の関口宏さんが次期総理になることが決定づけられている民主党代表の選挙状況についてそれぞれの意見を求め始めた。

 見ていてよかったと思ったのは田中優子さんが「マスコミも責任がある」といい、26日に再生可能エネルギー法案が成立したのにマスコミにほとんど採り上げられず、第1面に大きく載ったのは代表選の記事ばかりだったと述べるのを聞いたときだ。

 ぼくは同じことをきのうからずうっと考えていた。
 どういうわけか、たとえばテレビでは民主党代表選に割く時間がものすごく多い、新聞では紙面の占有率を多く充てている。
 民主党の国会議員だけが投票する選挙なんぞは放っておけばいいのだ。

 いや、じっさいは放っておくわけにはいかないのだから記事にするのはいいが、こんなにでかでかと扱う必要はないだろ。
 だいたいこの候補者連中のなかでいったい誰が菅直人総理大臣がやった以上のことを成せるというのだ。
 誰ひとり、できないよ。

 5人のうち誰が、菅総理が浜岡原発を止めたように泊原発を止められるというのだ。
 誰が、もう一度あらためて「脱原発方針を表明する記者会見」を開けるというのだ。
 さらに、この5人のうちの誰が「再生可能エネルギー法案の深化発展」に総理の地位をかけることができるというのだ。

 だれもできない。
 したがって、ぼくはこの代表選にほとんど興味をもたないよ。

 新聞やテレビがふざけているのは菅総理を好きなように叩いておいて、辞任後にはその業績を無視するような態度でいる点だ。

 話は飛ぶが、福島県の大都市、福島市や二本松市や郡山市で放射線物質の内部被曝を受け、苦しんでいるひとたちがどのような暮らしをつづけているかを夜のETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図 3 子どもたちを被ばくから守るために』が伝えていた。
 このシリーズが追うふたりの人物、岡野眞治さんと木村真三さんが放射線量の測定をつづけながら、上記の都市で暮らしていたり避難生活をおくっていたりするひとたちの「内部被曝の実態」を調べる状態を取材していてみごとだった。

 ニュースにおける民主党代表選報道の10パーセントでも、キー・ステーションの報道番組で岡野さんと木村さんの、あるいはまた児玉龍彦さんの奮闘を伝えないのは、いったい全体どういう了見なのだ。

 サンデーモーニングを見終わったところでテレビを消した。
 午後、ちらりと世界陸上の実況を見たけれど、きょうは1日テレビはつけず、ラジオも日曜日の番組はつまらないと知っているのでつけず、ほとんどの時間を寝て過ごしていた。





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最終更新日  2011.08.29 02:44:25
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