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2007.02.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「唐突だが、君たちはさだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか?
 歌詞だけでも読めば、君たちの反省の言葉がなぜ心を打たないのかわかるだろう」


2001年4月28日。
東京都世田谷区の三軒茶屋駅のホームで
銀行員の男性が18歳の少年2人に殴り殺される事件が起きた。
当時は新聞やテレビのニュースでも大きく取り上げられていたので
記憶に残っている方も多いと思う。

きっかけは電車内のトラブル。
三軒茶屋駅のホームに停車した時に
満員電車に乗車していた銀行員の男性と少年らがささいなことで口論になった。
少年らは銀行員の男性につかみかかり10分近くにわたって殴る蹴るの暴行を加えて逃走した。
銀行員の男性は意識不明の重体で病院に運ばれたが5日後に死亡。

翌年の2002年2月19日。
東京地裁でその2人の少年に懲役2年以上5年以下の不定期刑という実刑判決が下された。
少年らと弁護士は
「被害者の発言や行動にも犯罪を挑発する面があった」
と主張していたが、主張は退けられた。

少年2人は…
「一生をかけて償う」
「私という人間を根本から変えていきたい」
…と遺族への謝罪の言葉を述べたが少年らの言葉や表情から反省の色が薄いと感じたのか
山室恵裁判長は判決文を読み上げた直後に冒頭でも書いた次の言葉を語った。

「唐突だが、君たちはさだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか?
 歌詞だけでも読めば、君たちの反省の言葉がなぜ心を打たないのかわかるだろう」


法廷の説諭でポップスの歌詞が引用されたのは裁判史上初の出来事だったらしい。

さだまさし「償い」の歌詞とは …
さだ氏の知人の実話を元に作られたものである。

知人が交通事故でご主人を亡くした。
加害者の男性は真面目な人らしく毎月わずかずつではあるが賠償金を郵送してきていた。

彼女はその手書きの文字を見るたび亡きご主人を思い出しては辛い思いをしており
事件から7年後のある日
「ありがとう。
 あなたの優しい気持ちはとてもよくわかりましただからどうぞ送金はやめて下さい。
 あなたの文字を見る度に主人を思い出して辛いのです。
 あなたの気持ちはわかるけど
 それよりどうかもうあなたご自身の人生をもとに戻してあげて 欲しい」
…と加害者に手紙を書いた。
だが、翌月以降も加害者は送金を欠かさなかった。

ただし曲中では、作者は加害者である「ゆうちゃん」の同僚ということになっているが、
現実では被害者の奥さんの方が知人である。

さだ氏は新聞社の取材に対して、
「法律で心を裁くには限界がある。
 今回、実刑判決で決着がついたのではなく心の部分の反省を促したのではないでしょうか」
…とコメントしたうえで
「この歌の若者は命がけで謝罪したんです。
 人の命を奪ったことに対する誠実な謝罪こそ大切。
 裁判長はそのことを2人に訴えたかったのでは」…と述べたという。

事の大小は別として罪を犯さないで生きている人って少ないと思う。
法律に触れない罪だって相手にとってみれば大きな心の傷となる。

悲しいかな…人は過ちを犯す生き物だということは歴史が証明している。
自分自身を振り返っても過ちを犯さないで生きてきたと胸を張れる人は少ないと思う。

本当に大切なのは過ちを犯さないように生きるのではなく
過ちを犯した後に、その過ちを受け止めていかに生きていくか!
…そんなふうに思う。

最近、ニュースで見聞きする
いじめ、企業の不祥事、テレビ番組の捏造、政治家の失言…etc。。。
その都度、本人や責任者がマスコミを通じて謝罪のコメントを発表する。

でも…罪を償うということはそう簡単に出来ることではないのだろう。
確かに謝罪するということは大切。
でもその後にその罪を償うということはとても時間が掛かることなのだと思う。


※この曲は「YouTube」から聴くことも出来るので是非聴いてみて欲しい。。。
さだまさし「償い」

また歌詞だけでも読んでみて欲しい。

「償い」 作詩・作曲:さだまさし

 月末になると ゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに
 必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった
 仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと
 飲んだ勢いで嘲笑っても ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり

 僕だけが知っているのだ 彼はここへ来る前にたった一度だけ
 たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ
 配達帰りの雨の夜 横断歩道の人影に
 ブレーキが間にあわなかった 彼はその日とても疲れてた

  人殺し あんたを許さないと 彼をののしった
  被害者の奥さんの涙の足元で
  彼はひたすら大声で泣き乍ら
  ただ頭を床にこすりつけるだけだった
 
  それから彼は人が変わった 何もかも
  忘れて 働いて 働いて
  償いきれるはずもないが せめてもと
  毎月あの人に仕送りをしている


 今日ゆうちゃんが僕の部屋へ 泣き乍ら走り込んで来た
 しゃくりあげ乍ら 彼は一通の手紙を抱きしめていた
 それは事件から数えてようやく七年目に初めて
 あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り

 「ありがとう あなたの優しい気持ちは とてもよくわかりました
  だから どうぞ送金はやめて下さい あなたの文字を見る度に
  主人を思い出して辛いのです あなたの気持ちはわかるけど
  それよりどうかもう あなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」
 
  手紙の中身はどうでもよかった それよりも
  償いきれるはずもない あの人から
  返事が来たのが ありがたくて ありがたくて
  ありがたくて ありがたくて ありがたくて
 
  神様って 思わず僕は叫んでいた
  彼は許されたと思っていいのですか
  来月も郵便局へ通うはずの
  やさしい人を許してくれて ありがとう
 
  人間って哀しいね だってみんなやさしい
  それが傷つけあって かばいあって
  何だかもらい泣きの涙が とまらなくて
  とまらなくて とまらなくて とまらなくて



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Last updated  2007.02.15 12:15:45
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