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中国の株価支援策
■7月8日(水) ・中国人民銀行・・証券会社向け融資を手掛ける中国証券金融への流動性支援を発表 ・国有資産監督管理委員会・・中央企業に対して当面上場子会社の株式売却を禁止 ・中国保険監督管理委員会・・保険会社の株式投資規制の緩和を発表 ・中国証券監督管理委員会・・上場企業の大株主や経営陣による株式売却を6カ月間禁止 ・財政部・・保有株を売却しない方針を表明、国有金融機関に対して上場子会社株を売却しないよう指示 ■7月9日(木) ・中国銀行業監督管理委員会・・・返済期限を迎えた証券担保融資の期限延長を認める措置を発表 ・公安部・・・悪質な空売りに対して徹底調査する方針を発表 以上 実際に、中国公安部、「危険な空売10人超」を捜索 7月8日に株式、先物を空売った容疑と有言実行している。 悪意は計れない。恣意的になる。 公安が出てきて実際に捜索していることで、資本主義の株式市場と全く違うことが鮮明となった。 薄々分かっていたけど中国は、資本主義のしくみを利用していただけだった。 今回の中国株への支援策で投資家の認識を変えたのは、「上海&シンセン市場は各企業が自由に売買停止出来るので担保に使えない」こと。 売れないものに担保はつけられないので仮需が急減する方向になる。 国家の威信をかけているので短期的には反発するだろう。 しかし、そこが逃げ時でその後は資金が抜けてジリジリ下がりそうな気がする。 たとえ証券取引所が10年間閉鎖されることがあっても喜んで持ち続けたい銘柄だけを買いなさい,とバフェットが述べたが、別に売買できなくてもいいからインフラ系や医薬品、小売などのバリューで高配当が得られればそれでいい、と開き直っている私のような投資主体しか残らないような気がする。 最終的には、超割安になった薄商いの闇鍋マーケットになると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月12日 12時23分13秒
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