テーマ:自然科学・技術・工学(683)
カテゴリ:科学
極小のブラックホールが、“宇宙の幽霊”のように日々地球を高速で通り抜けている可能性が明らかになった。なお、人体に影響はないという。(中略)
およそ乗用車1000台分の質量がある極小ブラックホールだが、サイズは原子よりも小さい。大量の物質をのみ込むことはない代わりに、多くの極小ブラックホールでは、原子やより大きな分子が捕らえられ、周囲を回っている可能性がある。原子核の陽子が電子を捕獲し結合するのとほぼ同じ現象である。 この現象にちなみ、周回する物質を持つこの極小ブラックホールは「Gravitational Equivalents of an Atom(GEA)」(原子の重力等価物質)と命名された。 (ニュース - 科学&宇宙 - 極小ブラックホール、地球を毎日通過?(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト#title) 果たして、このような物質が存在するのだろうか? もしかして、光学的には観測できないとされるダークマターの正体とか?? ブラックホールというなら天体の分類に入るのだろうが、ここまで来るともはや「物質」と言っても差し支えないような気がする。 原子より小さいブラックホールは、重力による相互作用によって引力が働き分子を引きつけるって言うのは解かるけど、それがブラックホール内に落ち込まないのはどういう理由なんだろうな? 重力が小さすぎて、分子間力や核力を上回ることがなく、原子や分子を崩壊させる距離まで近づけないからでしょうか? この辺、良く解りません。 それに、マイクロブラックホールは短時間で蒸発するといいますよ。 だから、宇宙誕生直後に発生したマイクロブラックホールが、現在まで存在している可能性は低いと聞いたことがあります。 もし生き残ったマイクロブラックホールが存在するとしたら、最初からある程度の大きさ(質量)をもっているか、継続的に物質を吸収できる環境にあるのではないかと思われます。 前者は限界が質量1.73億トン以上といいますから、GEAの条件となっている車1000台分であるとすれば小さすぎて寿命が尽きてることになる。 そうなると後者なわけですが、あまりに小さすぎて原子も分子も吸い込む可能性は少ないという。 他に、マイクロブラックホールが長生きする上巻があるのかも知れませんね。 なんにしても、SFの道具がまたひとつ増えたわけですよ。 いずれ、GEAを利用した動力炉が利用された宇宙船が出てくるSF作品が発表されるかもしれませんね。 【送料無料】[ミリタリーズ・オブ・スター・ウォーズ] 1/6ブラックホール・ストームトルーパー/STAR WARS【smtb-u】 人気ブログランキングへ 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 ・楽天ブログでは、トラックバックの受付機能が、運営により廃止されました。 当ブログにおいては、コメント欄に記事のURLを記入していただければ、トラックバックのお返しさせていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/05/29 09:19:57 PM
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